こんにちは!株式会社ギャプライズ HR推進室の川満です!
今回は、ビジネス推進部 UGC&D2Cテクノロジーグループ カスタマーサクセス担当、豊浦 敬司(とようら けいじ)さんのインタビューをお届けします。10年前にギャプライズにジョインした理由やこれまで在籍し続けている理由、これからのギャプライズについて語ってもらったほか、ギャプライズがどんな人にフィットする会社なのかもお伝えします!
■求人を見ていたら「着ぐるみ」が目に飛び込んできた
ーーこれまでの経歴を教えてください
新卒で入社した会社では、3年間システムエンジニアをしていました。ただ、途中で「絵を描くことを仕事にしたい」という気持ちが強くなったため、思い切って会社を退職して専門学校に通い始めたんです。その後、アルバイトを探していたときにギャプライズと出会い入社。入社後は、アフィリエイトサイトを構築したり、Webサイトに設置した入力フォームをユーザーが入力しやすいように最適化する為のフォームを作ったり、様々なことを経験してきました。ABテスト作成でJavaScriptをひたすら書いていたときもありましたね。
現在は、ビジネス推進部 UGC&D2Cテクノロジーグループにて『YOTPO(ヨットポ)』というツールを主軸としたカスタマーサクセスを担当しています。このツールは、UGC(ユーザー生成コンテンツ)をさまざなマーケティング施策へ活用するもので、レビュー・画像コンテンツの収集、表示から Google 広告への連携などをおこなうことができます。私は、システムエンジニアとしての経験があるのでお客様の技術的な相談に乗ることが多いですね。
参考情報:
YOTPO:https://www.yotpo.jp/
ーーどんなきっかけでギャプライズとは出会ったのでしょうか?
今考えると、当時の採用戦略にまんまとハマってしまいまして…実は「着ぐるみ」が出会いのきっかけなんですよね(笑)。前述のとおり、アルバイトを探しているなかで、求人サイトの画面をスクロールしていると、急に着ぐるみの写真が出てきたのを今でも鮮明に覚えています。変わった会社があるなぁ…と思いながらも詳細を見てみたら「いつも心にエンタテインメント」という当時の経営理念が書いてあって。この時点でだいぶ興味が湧いてきていましたが、さらに調べてみると、どうやら着ぐるみは、「オフィスに置いてある着ぐるみを着ながら仕事ができる」という当時の福利厚生だったんです。業務内容や待遇についてよりも、単純に『この会社絶対おもしろいだろう』と思って…すぐ応募しちゃいましたね(笑)。
※下記、当時のHP画像
ーー実際に入社してみてエンタテインメントにあふれていましたか?
そうですね、楽しみながらも仕事やお客様に向き合う姿勢がベンチャーって感じで…まさにエンタテインメントにあふれてましたね(笑)。これまで様々なトライアルアンドエラーを繰り返してきているので、入社当時から現在まで残っている取り組みやサービスは少ないですが、過去にEC関連の事業をやっていたときの、「流行しているものを実際に自分たちで注文して食べてみよう!」という取り組みは強く印象に残っています。他にも、オフィスの壁にポップなイラストが描かれていたり、卓球台をデスク代わりにして仕事をしたりなんてこともありました。
■組織として成長し続けていることへの実感
ーー10年も経つと様々な変化があったのではないですか?
振り返ってみると色々変わりましたね。誤解を恐れずに言うと、より会社らしくなったのかなと思います。当たり前ですが、当時もプロフェッショナルとして真剣にお客様に向き合い仕事をしていました。ただ、絵に描いたようなベンチャー企業でもあったので、働く時間は今より長かったですし、ノリと勢いみたいなところもあったと思います…それはそれで楽しかったですが(笑)。今では、メンバーとお客様、そして組織として実現できることが増えたことで、会社が成長し続けていることを強く実感しています。
ーー会社の成長に伴ってビジョンに変化はありましたか?
これは大きく変わりましたね。当時は"私たちがどうありたいか"を"いつも心にエンタテインメント"という理念として掲げてきましたが、今は"私たちの目指す最高の未来像"と再定義し、"日本のデジタルマーケティングを世界標準へ"というビジョンを掲げてサービスを提供しています。
あ、ちなみにエンタテインメントを忘れたわけじゃないですよ(笑)。
ーー入社した当時の理念が変わってちょっと寂しかったりしませんか?
正直、少しだけ寂しいです…(笑)。でも、会社が着実に成長している証拠でもありますし、私はギャプライズの人たちと仕事ができていることがすごく楽しいので、"何をするかより誰とするかが大事"なんですよね。それに、現在のビジョンを掲げられるのも過去に様々なチャレンジをした結果だと思うので、寂しい気持ちもありながらも、すごく良いことだと思っています。
ーー逆に変わっていない部分はどんなところですか?
風通しの良さだと思います。私のギャプライズでのキャリアもそうですけど、本気でやりたいことがあって、その姿勢が伝われば大抵のことはやらせてもらえますし、経営陣はいまも変わらずメンバーにフランクに接してくれています。だからこそ人数が増えてもこの社風が保たれているのかもしれませんね。
■染み込んでいるギャプライズDNA
ーー全社表彰の「バリュー体現者」にて最終ノミネートされましたが、どんなことを意識していますか?
四半期に一度の全体報告会およびMVP表彰におけるバリュー体現部門にて最終ノミネートをしていただけました。ギャプライズには、"リーダー or フォロワー"、"昨日を超える"、"変化を楽しむ"という3つのバリューがあって、これを強く体現している人がノミネートをされるんですが、正直…ノミネートされたときに「意識的に体現している」という実感があまり無かったんです。強いて言うなら…"リーダー or フォロワー"の部分で、ミーティングのときにチームメンバー個々に合わせて理解ができるように発言をしたり、ファシリテーションをすることは心がけていました。また、誰かの特定の価値観に引っ張られないようにフェアに話を聞くということは常に意識しているかもしれません。ただ、実際は無意識でおこなっているところがほとんどなので、ギャプライズに10年もいるとDNAが染み込んでしまうのでしょうか(笑)。
ーー仕事をするうえで特に気をつけていることなどはありますか?
これは否定的な意味ではないのですが、常に物事すべてを鵜呑みにしないということを意識しています。本質的なところを見極めるためにも、前提条件やメンバーが言っていること、お客様が言っていることに「本当ですか?」という確認をしているんですよね。すべてをそのまま鵜呑みにしてしまうと、そこに私が介在する価値が下がってしまうと思っています。これはエンジニアとしての経験が「何度も確認をする」ということを後押ししているかもしれません。エンジニアだと、コードを書いている途中で仕様変更になったり、ミスが発覚したりするとそこからカバーをするのがすごく大変なんですよね。なので、事前にしっかりと確認をおこなったうえで、仕事に取り掛かり、メンバーにもお客様にも常に最適解を提案するようにしています。
■変わった人が多いギャプライズのこれから
ーーこれまで10年を共にしたギャプライズは、これからどうなっていくと思いますか?
私たちはビジョンとして、日本のデジタルマーケティングを世界標準にしたいと思っています。これまでも組織としてできることがどんどん増えている実感はありましたが、これからさらにできることを増やしていく必要があると思っています。そのためには、取り扱うツールの数を増やすことはもちろん、現在もギャプライズが力を入れている採用活動でフィットする人材にご入社いただくこともとても大切だと思っていて、ギャプライズが世の中に提供できる価値の幅を広げることでビジョンを実現していきたいです。私としては、複数社を経験するキャリアが当たり前になっているこの時代に、ギャプライズで10年20年と働き続けるメンバーがもっとたくさん出てきたら嬉しいですね。
私自身は、引き続き技術的なことを得意な領域として、新しいことにチャレンジし続けたいです。そのチャレンジが「ギャプライズが世の中に提供できる価値の幅を広げること」に繋がると信じています!
ーー10年という月日で後輩のメンバーも増えたと思いますが、関わるときに気をつけていることはありますか?
これまで以上に、伝えたいことが相手に伝わっているかどうかを意識するようになりました。特に私の場合は、技術的な話をすることがあるので、相手の前提条件などを確認しながらコミュニケーションをとるようにしています。あと、後輩メンバーとの日常的な会話でギャップを感じるようになってきました…最近は「ググる」のではなくて「タグる」らしいじゃないですか(笑)。そんな絶妙な変化も楽しみながらついていけるように自分をアップデートするように心がけています。
ーーギャプライズはどんな人が多い会社ですか?
良い意味で「変わった人」が多いと思います(笑)。奇妙とか変人とかそういうことじゃなくて、いわゆる"オタク気質なプロフェッショナル"と言ったら良いでしょうか?仕事に対してとにかく情熱的で、一度やると言ったことはやりきるような強いプロ意識を持っている人が多いですね。そんな頼れる仲間がたくさんいるので、"何をやるかより誰とやるか"という価値観の私にとっては恵まれた環境です。
ーー未来のメンバーへメッセージをお願いします
なんでも良いので、"ギャプライズでこれがやりたい"という想いがある人がフィットすると思います。ギャプライズの環境をうまく利用しながらも、能動的に動いて、どんどん自分のやりたいことを実現していくような人もしくは、そうなりたい人でも良いかもしれません。
厳しい言い方になりますが、言われたことだけをただやっているだけの人だとフィットしないと思います。業界的にも非常に変化が多くて速いので、それを自らキャッチアップし、周囲を巻き込みながら社内外へのアウトプットができる人がフィットすると思います。もちろん最初から全部できる必要はないので、気持ちがあればぜひ応募してください!もう着ぐるみはありませんが(笑)、最高の仲間ができる会社だということは保証します!