こんにちは!株式会社ギャプライズ HR推進室の川満です!
今回は、ギャプライズの顧客体験分析プラットフォーム『Contentsquare(コンテントスクエア)』担当、Varlamov Daniil(ヴァーラモフ・ダニイル)さんのインタビューをお届けします。ギャプライズにジョインした経緯や現在の仕事、今後のキャリアビジョンについて語ってもらったほか、候補者の方に向けたメッセージもお伝えします!
■選んだ理由は「高レベルな経験ができること」、海外プロダクトを扱っているレベルの高さはものすごく感じたから
――さっそくですが、簡単に自己紹介をお願いします
Nice to meet you. I'm Daniil from Russia.
Is it ok if I start in English ?
――えっ?あっ?日本語は…?あ…あの……どなたか通訳できますか?
すみません、冗談です(笑)。日本語を含む4ヵ国語、あとは博多弁が話せます。
Varlamov Daniil(ヴァーラモフ・ダニイル)と申しまして、純粋なロシア人です。ロシアで生まれてから7歳の時に両親の仕事の関係で来日して、そのまま日本で育ちました。高校も大学も日本の学校を卒業して社会人になり、これまで投資用不動産業界とIT業界を経験しています。
――気を取りなおしまして(笑)ギャプライズにジョインする以前の経歴を教えてください
大学卒業後、まずは投資用不動産業界で4年ほど営業をしていました。1社目がワンルームマンション、2社目ではもっと規模の大きいものを扱いたいと思い、一棟マンションを主に扱う不動産会社を経験しています。社会人としてのファーストキャリアでは「営業力を圧倒的に鍛えたい」と考えていたので、営業が最も大変そうな不動産業界へ自らすすみ、せっかくやるならと業界の中でも特に過酷と言われていた企業へ入社しました。数億円規模の物件を売らなければいけない投資用不動産の営業は確かに過酷ではありましたが、営業力を鍛えたかった僕にとって最適な環境だと思いました。
その後、当時担当していたお客様から、高級バッグレンタルサービスをやっている会社のニューヨーク支社の立ち上げメンバーとしてお声がけいただいて、支社立ち上げという今までにない経験ができることに惹かれ転職しました。このときの転職で収入は下がりましたが、経験やスキルが得られる環境に身を置くことは将来への自己投資だと思ったので、そこまでは気にならなかったです(笑)。むしろ不動産とは全く違う世界だったので、ここで立ち上げの経験ができたことはすごく大きかったですね。ただ働いている中で、会社と自身のキャリアの方向性に変化が起こり、次のステップへ進もうと決意して転職。4社目では、大手ソーシャルゲームプラットフォーム提供会社の子会社で「インターネットやITに特化した広告」の企画営業をしていました。
――さまざまなご経験をされていますが、転職を重ねた理由はなんですか?
一言で言うと経験を積むためです。ひとつの会社で一定の期間を働いていると、得られる知識や経験に限界が来てしまうと思っていて、僕はそれを感じたときに転職を考えます。営業を経験してきた中で、対面営業に強い手ごたえを持っていましたが、飛び込みやテレアポなどの営業手法がずっと使える手段ではないと感じていまして…。これまで営業一筋だったからこそ、その前段階の「お客様と最初の接触をどう増やすか」という集客の部分を学びたかったんですよね。なので4社目への転職は「IT×集客」を軸にしています。様々な会社で働いた方が多くの知識やモノの考え方が身につきますし、営業としてもいろんな人の営業スタイルを吸収できますからね。転職回数だけ見れば多いかもしれませんが、僕にとっては全てポジティブな理由なので、ギャプライズの選考でもしっかり理解を示していただけました。
――なぜ、ギャプライズにジョインしたのですか?
転職はいつも知り合いの人材紹介エージェント経由でお願いしているのですが、いくつかある求人からギャプライズを紹介してもらった際に「この会社で経験すれば圧倒的に市場価値が高まると思うよ!」と強めに言われて。そんなこと言われたら興味が湧いちゃいますよね(笑)。ジョインした理由は、様々なポジティブ要素が重なって決め手となっているので一概には言えませんが、その中でも大きかったのはデジタルマーケティングの支援会社としてさまざまな知識がつくこと、海外プロダクトを代理店として扱っていることで「ギャプライズなら高いレベルの経験ができてまだまだ成長できる」と思ったからです。
広告に精通した尊敬する先輩からも「俺も人生で1度はギャプライズで働いてみたかった」と言ってもらえたので「これは間違いない」と思いました。
――ギャプライズを最終的に選んだ理由は何でしたか?
選考において、面接と面接の間に必ず採用担当の方が面談をしてくださって、本当に細かいところまで包み隠さずお互いのことを話すことができた印象がありました。面接以外で何回も会ってお話をしてくれる会社に悪いイメージなんて湧かないですよね。また、選考であそこまで深く自身のことを話せたのは初めての経験でしたし、選考の最後の方には「僕ってもう、入社しているようなもんですよね(笑)?」と採用担当の方と話すほど居心地の良さも感じていました。同時に選考を受けていた他の会社と比べてもかなり印象が良く、そういった細かい部分も意思決定に繋がり、2020年10月に入社しました。
■日々進化していく技術にずっとワクワクする
――現在の仕事内容を教えてください
『Contentsquare(コンテントスクエア)』という顧客体験分析プラットフォームの新規開拓営業をしています。Contentsquare(コンテントスクエア)はインターネットサイトに訪れたユーザーの動きが詳しく分析できるマーケティングツールで、僕のメイン業務はクライアントがツールを導入することで、どのような課題解決や効果が得られるのか、どんな価値を提供できるのかを提案資料に反映し、クライアントや業界ごとに合わせた提案をおこなうことです。僕ひとりだけでなく「いかに案件を獲得して商談率を上げるか、どうすれば課題解決ができるか、その上でどんな提案をするか」をチーム一丸で日々考えています。
参考情報:
Contentsquare:https://contentsquare.gaprise.jp/
――Contentsquareの担当になって、初受注したときのエピソードをお聞かせください!
前職の広告の企画営業時代に担当していた、ある美容系企業に営業のアプローチをしていたのですが、ギャプライズに入社してからも僕がその企業を担当することになりました。先方の担当の方も以前と同じ方で「ダニーさんどこに行っても現れますね」と言われてしまいましたね(笑)。ずっとアプローチをしてはいましたが、ギャプライズとしては1からの関係構築だったので、その企業が「実現していきたいことや課題、現状考えていること」などを改めて細かくヒアリングしなおし、提案のたびに出てくる先方の懸念を提案資料やデモでしっかりと解決案を示して、より深いところまで潜り込むことで受注に至りました。前職から繋がりがあった企業だったのですごく嬉しかったです!
――大変だなと感じることはありますか?
会社としていくつものプロダクトを抱えている中で、今はContentsquare(コンテントスクエア)を担当しているのですが、1つのプロダクトでこんなにも覚えることがあるのかと驚いています。日本のIT業界は海外に比べてまだまだ劣っている分、常に変化・進化し続けていくため、覚えていかなければいけないことがたくさんあります。全部のプロダクトをいつ完璧に覚え切れるのだろうと思うときもありますね(笑)。
今までの知識だけでは全然追いつけていないので、追いつく努力をし続けないと難しいなと感じていますし、大変ではありますが、これまでにない経験を積めているのでワクワクが止まらないですね。
――ギャプライズに入社して、働く環境はどう変化しましたか?
前職以前と比べた中で、ギャプライズは僕の理想とする働き方ができている環境だと思っています。僕が好きな働き方の1つとして「レールの上をただ走るだけではなく、自身で考えたことを行動に起こせること」というものがあります。ギャプライズでは実績を残すために自分でしっかり考えて提案すれば、その考えを尊重して任せてくれる環境なのでかなり働きやすいですね。 あとはビジネスフローが細かく分かれているため、各ポジションのプロフェッショナルがクライアントを支えていく体制ができていて、クライアントにとって良い循環で運用が回っていると思っています。
■変化を恐れずに営業として走り続ける今、ギャプライズで実現したいこととは
――今後ギャプライズで自己実現したいことは何ですか?
営業として実績を残すことはもちろんやっていきます。まだ入社して間もないので慣れていない部分は多いですが、ギャプライズをすごく好きになってしまったので、会社の成長につながる「何か」を残したいと思っています。1~2年後には自分のアイデアで会社をさらに良い方向に持っていけるように、そして10年後、20年後には「今のギャプライズがこうなっているのは、ダニーというロシア人がいてな……」と、みんなが新入社員に対して僕のことをお酒の場で話してもらえる、そんな風に語り継がれるのが1番の理想ですね(笑)。
――キャリアビジョンについて教えてください
今の心情的には、ギャプライズが最後のサラリーマン生活かなと考えています。35歳までには、周りを巻き込みながらも自分を育ててくれた会社や業界に対して、恩返しができるようなビジネスが確立できたら嬉しいですね。現状は学ぶべきことが大量にありますし、お世話になった皆さんに恩返しをしていくには、まだまだ力不足だと感じています。ギャプライズで学べることはとてつもなく多いので、ここで学べることは全て学んで、経験できることは全て経験して、将来的にはギャプライズにも恩返しができるように成長していきたいです。
――最後に、候補者の方にメッセージをお願いします
日系企業ではありますが外資系企業のような感じで、会社の人がフランクで居心地が良いです。「世界レベル」を体感しながら自身の市場価値を高めることができるので、そういった会社を他に見つけるのはなかなか難しいと思いますよ。これまで4社経験している僕が自信を持ってオススメできる会社です(笑)。
あとは、僕のチームの話になりますが、1日の半分はプロダクトの本社の方と英語でのミーティングや、メールのやり取りをしているので、英語を話せるメンバーも多く、英語のミーティングにふらっと参加してくる方もいるので最初は驚きました(笑)。そういった側面でもかなり成長できる環境だと感じています。日本のやり方だけに閉じこまらず、グローバルで何が起きているかを知るのは本当に良い経験になると思います。これからギャプライズに挑戦してみたいと思っている方はぜひ一緒に挑戦していきましょう!