こんにちは!
株式会社フューチャーリンクネットワーク(以下、FLN)採用チームの永井です。
今回はMVPシリーズ第2弾! 2021年に中途入社後、2023年12月のMVPに輝いた池田さんにインタビューを行いました。パートナー企業との現地体制を活かしながら取り組むふるさと納税業務についてや、元ホテルマンの池田さんが働くうえで大事にしている価値観についてもフォーカスしています。
「FLNでどんな人が活躍しているか知りたい」「官民協働の取り組みに興味がある」そんな方にぜひ読んでいただけると嬉しいです!
今回の話し手
池田 健太(いけだ けんた)
公共ソリューション部 ふるさと納税CRグループ リーダー
2021年中途入社
本日はよろしくお願いします。まず、今の仕事内容を教えてください!
現在は、公共ソリューション部でふるさと納税を推進するCRグループに所属しています。主に自治体の課題や悩みを解決するための戦略や施策を様々なチームと連携しながら運用しています。
そもそもふるさと納税支援業務って何?なぜ自治体はふるさと納税に力をいれているのか?という点についても順番にお話ししますね。
ふるさと納税業務支援で行っている業務|
まず、ふるさと納税支援事業に関わる業務は幅広いです!事務関係だと、事業者に返礼品の発注・精算をしたり、寄附者に書類を送付したり、寄附者からの問い合わせに対応したりなどの業務が生まれます。主幹となるのは寄附者対応ですが、そのほかにもコールセンターに指示出しをしたり、自治体からの要望を社内に落とし込んだり…。
自治体がふるさと納税に力を入れる理由|
自治体がそもそもなぜ寄附額を伸ばしたいかというと、その財源を利用して地域に還元するという目的があるからです。ふるさと納税によって認知度が上がりシティプロモーションや関係人口増加に繋がったり、地域事業者の販路拡大や繋がりの強化によって産業の振興が見込めたり…。そういった地域貢献という結果につなげるためにも、まずは寄附額を伸ばすことが重要です。
>そのうえでFLNの強みはどういう点なのでしょうか?
ふるさと納税業務を自治体から委託してもらうには、ただ事務処理などを代行するだけでは不十分なんです。なので、FLNでは「提案」と「現地体制」を大事にしています。
まず寄附額を伸ばすという点では、それに向けてどういう施策を打つかを考えていきます。例えば、申込の多い返礼品をその自治体の核となる返礼品にできるように育てたり、事業者と一緒に商品開発をしたり、打ち出し方を考えたり…。そのほかだと、ふるさと納税制度がなくなった後も地域事業者が成長している状態をつくりたいと考えているので、ふるさと納税に関わる地域事業者や自治体職員の皆様などを集めた関係者会議の企画であったり、事業者と一緒にふるさと納税を通した販路拡大のサポートまで、細々とした業務から大きなプロジェクトの提案まで本当に幅広く行っています。
そのため、まずは目の前の寄附を適切に対応することと並行して、その先の未来を見据えた取り組みなどについても自治体に対してどんどん提案をさせていただくことが、官民協働のお付き合いを続けていく秘訣です。
また、FLNはパートナー企業がいることによる現地体制が強みでもあるので、より価値を生み出すためにその体制も活かしています。パートナーエリアに関しては、その土地に足回りがあるパートナー企業が地元の事業者の窓口となっています。
今はFLNとパートナー企業で約40の自治体をお手伝いしているので、これからもたくさんの自治体に色々な提案をしていきたいです!
▼パートナー体制についてはこちら
>なるほど、ありがとうございます。そんな日々の活動が評価されて25期1QのMVP受賞に至ったと思いますがご自身としてどんな点が受賞につながったと感じていますか?
そうですね、これは僕の前職がホテルマンで、その時の経験がルーツでもあるのですが…。自分だけで全ての仕事をやりきろうとはそもそも思っていなくて、周りの人がいてこそ自分が活きている感覚で仕事をしているので、そのスタンスが結果に繋がったのではないかと思います。
例えば、自分のアイデアを別の人に具体化してもらうとか、自分の話を体系化してもらって、論理的に組み立ててもらうとか。一人ですべてこなすのではなく、自分が苦手なことはそれが得意な人に思いきってお願いしちゃうというか、良い意味で周りをうまく頼っています笑
あとは、日頃から自分がやりたいことを言葉に出す意識。それをしていると、周りの人がチャンスをくれたり、思いがけないところで助けてくれたりします。前職も含め、人に助けてもらった経験が多すぎるので、それを少しずつ返していく意味もこめて、チーム内でもなるべく相手のことを助けるようにしています。相手のことも助けてあげたいから、色々話を聞くし、聞くためには自分も開示しないといけない…すると、気づいたら信頼関係を構築出来ている、という関わり方を大切に仕事をしています!
それでは、ここからは池田さんご自身について聞いていきたいと思います。前職ではどのような仕事をされていましたか?
海外の人が集まるラグジュアリーホテルを2社経験した後、3社目でFLNに入社しました。1社目ではフロントやコンシェルジュなどあらゆるポジションにアサインされながら、オールマイティに経験を積んでいました。
2社目は、フロントではなく裏側で仕組みづくりをする業務につきたいという思いからホテルの営業の仕事をしていました。「ホテルの営業」ってなかなかイメージつかないと思うんですけど、業務としては企業や旅行会社など法人向けに宿泊や宴会プランの提案が主になります。僕は宿泊提案と、成約後のお客様お迎えの手配を行っていました。
>ホテル業界ってなかなかイメージがつかないのですが…どんなことがやりがいでしたか?
どちらもラグジュアリーホテルだったので、VIPがたくさん宿泊していて、毎日が非日常空間でした笑 そのぶん様々な学びを深めることができましたし、特に1社目はお客様とのコミュニケーションも密にとっていく形だったのでそれが楽しかったですね。
一方で難しかったのは、初めから基本会話が全部英語だったこと。僕は最初英語が話せなかったので、いきなり大きな壁にぶつかりました。その中で、自分ができることとできないことを見極めるというか、自分ができることは自分がひたむきにやり、自分にできないことはある程度吸収した上でできる人に頼るというスタイルを身に着けました。それが今の仕事の仕方のルーツでもあるかな。
ホテルマンとして活躍する中で、転職を考えたきっかけやFLNを選んだ理由はなんでしたか?
もともと、常にキャリアステップの意識は強く持っていました。近年「クロスオーバースキル」という様々なスキルを絡めていくことが重視されている中で、ホテルに特化したキャリアだけでいいんだろうか?と悩むことも多くて。そのタイミングでちょうどコロナウイルスの流行が始まって、お給料は入るけどホテルの休業によって仕事をしていない期間があったんです。そこで、常にチャレンジしていたいタイプだったのもあり、自然と転職を考えるようになりました。
転職で実現したかった…というか、軸にしていたのは、地元に貢献して家族を喜ばせることです。
僕の母は難病で、当初は経済的に家族を支援したい、という想いがありました。なので、お給料自体を上げていける状態を目指したいと思っていて、その意味でステップアップができる仕事を探していました。ただ同時に家族が喜ぶことって何だろうと考えたとき、地元に貢献する仕事をすることで自分の活躍が家族の目にとまり、喜んでもらえるのではないかと思ったからです。
>ということは、初めは地元で仕事を探していたのですか?
いえ、地元に直接的に貢献するというのももちろん重要ですが、地元に入り込むだけだと自らが介在できる余地がピンポイントになるので、日本全国で事例を持つようなスケールの大きい仕事をしたいと思っていました。なので、はじめから関東付近で探していました。
>FLNに決めた理由も、全国に事例を持つ点からですか?
それもありますが、正直、転職活動を始めてからは様々な企業を見ていく中で、「地域活性化の仕事って利益が伴っているのかな?」と感じていました笑 そんな中でFLNに出会い、社長の石井さんや役員の岡田さんと話してみて、「この会社面白そう!」と思って入社を決断しました。結局決めたのは人と環境です。人で選ぶ、というのはホテル時代から変わっていないですね笑
>「スキルアップ」という観点では、FLNでどんなスキルを伸ばすことができましたか?
FLNは、周りから吸収しつつ自分自身の知識量を増やせる環境なので、幅広く成長ができると思います。創業から20年以上経っていることもあり、運用ノウハウや事業の知識が多く貯まっています。その圧倒的な知識量をもつ周囲の人たちがサポートをしてくれるので、とても勉強しやすい環境だと思います。どうしても知識量を増やすときって、自分の興味のあることを中心に学んでとがらせていく…ということになりやすいですが、FLNでは満遍なく多様な考え・知識を取りに行くことができるので、めちゃくちゃ贅沢な環境だと思ってます!
最後に、これを読んでいる方に向けてメッセージをお願いします!
「自分が勝てるフィールドを自分で作る」のが大事、と伝えたいです笑
人によって必ず得手不得手があると思うのですが、どんな環境であっても自分が主役になれるステージを自分でつくって、そこで勝っていくことができれば自ずと結果に繋がると思います。
これを読んでいるあなたと仕事ができる日を楽しみにしています!
>ありがとうございました!
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