まいぷれのご当地ギフト|地域ネタの詰まったカタログギフト
千葉県で地域情報サイト「まいぷれ」を運営するまいぷれ編集部(株式会社フューチャーリンクネットワーク)です。2000年に船橋市で立ち上がった私たちは、地域の魅力を発掘し、編集し、発信することで、地域愛や地域への誇りを生み出して「地域活性化」を目指してきました。 ...
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※こちらのインタビューは2023年3月29日時点のものとなります。
2023年3月20日に私たちフューチャーリンクネットワーク(以下 FLN)の新規事業「まいぷれのご当地ギフト」がリリースされました。この新規事業の立ち上げを担当していた佐宗に、経緯や新規事業開発担当として重要視にしていることについてインタビューを行いました。
佐宗 勇志(さそう ゆうし)
愛知県新城市出身
2013年 新卒入社
新規事業開発担当
2013年4月 新卒でFLNに入社、公共ソリューション部配属
まだ40人程度のFLNに入社。イベント出展プロジェクトマネージャーを担当し、ブースのレイアウトや販促物制作、社長のプレゼン資料を作成。1年目最後の四半期で社内MVPを受賞。
2014年12月 地域マーケティング部に異動。2015年3月 マネージャー就任、部長へ
5人のチームから50人の組織に成長。
FLNの根幹事業の責任者を務め、マネジメントや事業・組織戦略の策定と実行を経験。
2022年12月 新規事業開発担当に異動
50人の組織長から1人に配置転換。FLNが取り組むべき、新規事業立ち上げがミッション!
私が部長を担っていた地域マーケティング部は、FLNの中で最もトラディショナルな部署で、会社の根幹に携わる部署になっています。2015年に部長として就任以降、部署や組織を成長させるために変化を起こし、ブレずに貫く部分は引き続き守っていくことを意識しました。この経験を新規事業開発で活かしてほしいと、社長の石井さんも判断したのだと思います。
新規事業に着手していくべきだと話が上がった時期に、地域マーケティング部は新しい部長を迎えて新しい血を循環させ、組織としてさらにパワーアップさせていました。
FLNは役職が全てではなく、個人の能力をしっかり評価する会社でありたいですし、役職がある・なしに関わらず大きなことにチャレンジしていくべきだと考えています。入社して10年目の自分にとっても、新しい分野にチャレンジするベストな時期だったと思います。
「既存事業だけでは届かない、3年後のビジョンの実現」をミッションとしています。
全国で地域活性化を達成するためにも売上を上げていく必要がありますし、会社として成長速度を上げていかないといけません。
既存事業だけでは、目指すビジョンの半分くらいまでしかたどり着けないのです。このビジョンを実現するために、まだチャレンジしたことのない領域に新規事業で広げていこうとしています。
新規事業を考えるときに必ず初めに考えるのは「地域活性に繋がるかどうか」です。
「この事業が地域の課題をどう解決するか」から始まり、そこから利益になるかどうかを考えています。逆に言えば、利益が見込まれるかの判断から始まり、後付けで地域活性の文脈に当てはめることはしてきませんでした。着手できていなかった解決方法に取り組み、その売上でまた新しい事業に着手していくことで、別の角度から地域課題の解決に着手する。このサイクルで地域活性化に取り組んでいます。
結論から言うと、0から考えたアイデアよりも、既存事業との掛け算が多いです。
例えば、今回リリースした「まいぷれのご当地ギフト」がスピード感を持って動けたのは、FLNがふるさと納税事業に取り組んでいたことが大きいです。
カタログギフト事業のアイデア自体は珍しくはないと思います。一方で、全国各地の地域事業者との繋がりを活かし、商品の魅力やエピソードを知っているFLNならではの付加価値を、この事業では加えることができたと思います。また、カタログギフト事業のノウハウを持っている企業と提携したことも、事業を具体的かつ加速度的に進められた要因でもあります。
FLNが目指している「3年後のビジョン」を達成するためにも、新規事業を全国へスケールさせることも必要となります。昨年スタートした「地域事業者への補助金・助成金・事業承継のサポート」はカスタマーサクセスグループが役割を担って動いています。この動きに自分はサポートとして参加していますが、次の新規事業のアイデアやきっかけに繋がっている感覚があり、学びが多いです。
まいぷれのご当地ギフト ホームページ
【IRTV 9241】カタログギフト「まいぷれのご当地ギフト」のインタビュー
アイデアは社内に溢れているので、日々の情報収集や社内のメンバーから受ける相談をどう形に出来るかを常に考えています。様々な人が持つアイデアを、経営的な観点や勝ち筋にフォーカスしながらビジネスとして成立する形で整えていくことの両立が、何よりも難しくて面白い点です。今も様々な部署の人とコミュニケーションを取りながら、常に次の新規事業や構想を考えています。新しい取り組みを、スピード感を持って始めることが今のFLNには大事だと思います。
まいぷれのご当地ギフトで言うと「どうしたら必要な人や事業者に届けられるのか」「そのコストはどれぐらいかかるのか」など、検証をしていくのが次のフェーズだと考えています。立ち上げたばかりの事業をいかに軌道に乗せ、継続性のある事業にしていくかが重要です。事業として動かしていくために、細かい部分まで調整しながら進めています。
新規事業開発担当としては、0からアイデアを考えて提案するスキルを今後はさらに身に付けたいです。
一方で「既存事業」と「新しい何か」を掛け算していくことで地域活性化のアイデアが生まれたり、再現性の高いビジネスモデルを立てやすいと感じています。 既にFLNが持っているノウハウを活かせますし、社内を巻き込むパワーも生みやすく、事業のイメージもしやすいといったメリットがあります。新規事業開発担当となって改めて、20年以上発展させてきた既存事業の武器が、今のFLNにはたくさんあると感じています。
FLNとしては0からのアイデアにウェルカムですし、そのアイデアの実現のためにチャレンジする土壌が整っている会社です。新規事業を始めることはFLNとして特段珍しいことではないので、今後も社内・社外問わずにFLNだからできることの幅を広げていきたいと思っています。