地域が多様性を享受できるように【2022卒社員インタビュー】

林 由眞（はやし ゆうま）
愛知大学 経営学部 会計ファイナンス学科卒
2022年 新卒入社
公共ソリューション部 営業グループ

どんな就職活動をしてFLNに辿り着きましたか？

選考を受けた数は15社いかないくらいだと思います。選考を受ける企業は、主に就活サイトを利用して探していました。メンターがつき手厚いサポートをしてくださる就活サイトであり、FLNもそこで紹介をしてもらいました。私が就活をする中で大切にしていたことは、「事業の意義を感じるか否か」でした。これから仕事をする上で、私にとって会社の事業の社会的意義を感じられるかは欠かせないと考えていました。私の就活の中で最も大変だったのは「自分がどんな仕事をしたいかを見極めること」でした。これを考えることは本当に難しいことだと思いますし、言ってしまえば答えが出ません。これは目の前にあるタスクに無心に取り組むこととは異質な難しさを持っていて、私は就活時にその点にとても悩みました。最終的にはFLNに幸運にも出会え、今は意義を感じて仕事に取り組めています。

入社理由や決め手は何でしたか？

私の育った土地はある程度のレベルの過疎地域で、出身小学校の1学年は現在10人を切ることもあります。そんな土地で育った一人の人間として、大学在学中には現在の都市一極集中的過ぎる社会構造は経済的、また文化的に正しいのかと考える機会が多くありました。また、資本主義にもとても疑念を持っていました。多様化多様化と今日、よく言われていると思いますが多様化なんて言うのはそこに普遍的にあるはずのものであるのではないかと思います。戦火によって焼失された神社仏閣などの損失などを除けば、地域の多様性は失われていくことのほうが不自然です。私は、人為的に均質化された社会形成が行われてきたのだと考えています。それには主に経済的な面で社会にアドバンテージをもたらす半面、本来あるはずのネイティブな面白みをかき消します。それらをすくい上げて地域が自分の地域の多様性を当たり前のように享受しながら大切にする、そんな社会が素敵だと思っています。このような想いをもって持続可能な循環経済をつくることを目指し、将来は自らの手で地元の地域活性に取り組みたいと考えています。

入社してやってみたいことや今後のビジョンを教えてください！

自社理解がまだまだ足りないので、今はとことんインプットしています。ミッションやビジョンなどもとても明確にインプットをさせていただけているので、それらを反芻していくことが大事だと思っています。また、ビジネスとは何かということがまだまだ理解が足りず、抜けていてはできる仕事が限られてしまうと考えているので、会社でインプット以外にも自分から積極的に取り組みたいと思っています。
私の目標は、自分で一から提案できる価値を作り上げることです。なんでも話せば真剣に向き合ってくれる社員さんが多いので勝手に制御をせずに挑戦するための下地を作っていくことが当面の目標です。