今回は船井総研の新規事業である「つぐなび」の事業責任者を行っている矢田さんにインタビューさせていただきました!
自己紹介と新規事業立ち上げに至った経緯
皆さまはじめまして。
つぐなびの事業責任者をしております、矢田琢朗と申します。
私は2011年に船井総研に入社し、歯科コンサルタントとして現場でコンサルティングを行っていました。現在は継続して数件の歯科コンサルティングを担当しつつ、事業開発を行うビジネスデベロップメントコースでシニアエキスパートとして働いています。
「つぐなび」というサービスを立ち上げた経緯としては、コンサルティング業は「こういうサービスを提供してほしい」という商品のところを提案できる強みがある一方で、それを広げていくには限界があると感じたことです。
“広げる”ということを考えたときに、メディアサービス、ポータルサイトサービスなどは物事を変えられる数が多いという力を持っています。多様な業界のコンサルティングノウハウを持つ船井総研が、“広げる”ということに取り組むことで、多業界に大きな影響を与えられると考えました。
「つぐなび」とはどのようなサービスですか?
つぐなびとは、相続を扱っている士業をマッチングさせるポータルサイトです。
To Bとしては士業事務所の掲載を、To Cとしては相続で困っている人をマッチングさせる事業です。相続の分野は家庭の状況や財産の大きさ・種類がバラバラなので、相続の経験が豊富でないと適切な対応ができません。そこで、相続に強みを持っている弁護士事務所とマッチングできるようにしています。
コンサルティング業務に従事していた時とは「時間の使い方」が変わりました。
コンサルティング業は顧客のために時間を使うのに対し、
現在は、より自分自身や自分の身の回りのために、また直接的に世の中のために時間を使っています。
自分のペースで働ける一方で自律精神が求められる仕事でもあります。
長期インターン生の業務内容について
つぐなびに配属した学生さんには主に記事の構成をお願いしています。
相続に困っている人がどういうことを検索しているのか、どういう情報を求めているのか、
評価されている記事はどのようなものかなどを調べ、記事に活かします。
世の中で求められているもの(ニーズ)は何か、どういう形にしていけば良いのかを学ぶことができるので、Webマーケティングの基礎が身に付きます。
インターン生の働き方について
インターン生は、12:30~17:30に就業してもらいます。
まず業務開始時にミーティングを行います。ミーティングではその日の業務内容や、困ったことなどがないかを確認します。私は主に大阪で働いていますが、SEO業務が東京で行われているので適宜オンラインで繋いでミーティングを行います。
ミーティングが終わり次第、通常業務に入ります。通常業務中は、分からないことをその場で社員にすぐに聞くことができ、インターン生と社員のやりとりが頻繁に行われています。
最後に終礼で業務内容の確認をして終業します。
インターン生に求めること
大前提として、事業やビジネス、コンサルティングに興味のある人に来てほしいと考えています。
そのうえで、働き方や顧客とのMTGの様子、社員同士の会話などから空気感を感じ取ってもらいたいですね。
また、どういうコンサルティングをしているか、どういう事業を提案しているか理解を深めてほしいです。昔は今ほどインターンシップはなかったので、ただ業務に従事したり、インターンに参加したという経歴を重視したりするのではなく、積極的に社員に質問するなどこのオープンな環境を活かしてもらいたいです。活かそうとすればするほど返ってくるものは大きいと思います。
インターン生の成長を感じた瞬間は?
記事のイラスト作成をお願いした際に、当初は自分で一から作ろうとするインターン生が多かったのですが、仕事は短時間で高クオリティのものを作らなければならないので、全て自分でつくろうとするのは難しく、世の中にあるものをサンプルにするのが重要だと伝えました。そしてその後すぐに、社員からのアドバイスをモデルに業務に取り組むことができるようになっていました。成長を感じましたね。
船井総研のインターンを検討している学生に一言ください!
インターンシップというのは、リアルに社会人になる第一歩だと思います。
「ただ業務をこなす」のではなく、どんな人がどのように働いているのか、どういう思いで働いているのか、考え方や姿勢などを深く知ってほしいです。