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祈りを明日の糧にして。激動奏でるビルマを訪ねる。

皆さんこんにちは!  広報担当のKanaです(*^-^*)

ところで皆さん、豊かに生きるために必要なものって何だと思いますか? 

それぞれで色々なものが挙げられるかと思いますが、私たちFreewillは、 “旅”という、特別な物語に触れることを大切にしています。

日本を含む世界各国の未知を求める “ Explores ✈ Once in a Lifetime 🌴 ” 。

これまでも様々なExplorersの様子をお伝えしてきましたが、今回はミャンマー編をお届けします!



「一億総グローバル・パーソン時代」を駆け抜けるため、グローバル・パーソンを創出することをミッションとしている私たち。 社員の多くが海外経験豊かな日本人で構成されていますが、その他にも多くの外国籍社員が毎日活躍してくれています!

その中に、ミャンマー人の女性社員がいるのですが、まだ若い彼女はとってもスマートで、今年はアメリカでの研修にも参加し、着々とキャリアを築いていっています。

頑張り屋さんな彼女ですが、なんと12月に母国のミャンマーで結婚式を挙げるとの知らせが入りました!

ミャンマー流の結婚式に参加できる機会なんてそうそうない、行きたい・・・と唸っていると、東京オフィス創設者のToshiさんからお誘い頂き、「ついでに “ Explores ✈ ” しちゃおう!」と、ミャンマー冒険が決まりました☆



2011年にようやく民政移管が行われたミャンマー。

これまで閉鎖的だったこともあり、他の東南アジアからも後れを取っていた国ですが、着いてみれば想像以上に都会でびっくり!

大手外資系企業によるミャンマー進出も盛んとなったため、ビジネス環境の整備も急速に進んでいるそう。今や引く手あまたの人材は、自分の望む環境を自ら選択することも出来るようになっており、今後ますますミャンマー人の働き方は変化していくことでしょう。

空は大気汚染で白くかすみ、行き交うものすごい数の車からは絶えずクラクションが鳴らされている。ヤンゴンの中心地は屋台やイギリス植民地時代の名残のあるビルが所狭しと立ち並び、熱帯地域独特の熱気に満ちていました。


その中でも一際目を引くのは、金色にピカピカと眩しい寺院(パゴダ/パヤー)。

ミャンマーでは裸足になって境内に入るというルールがあるのですが、ちょっと歩いただけで足の裏は真っ黒に。これは多くの人々が寺院に訪れ、毎日繰り返し祈りを捧げてきた証なのだと思います。



スーレー・パゴダやシュエダゴン・パゴダ、チャイティーヨー・パヤー。まだ人の手が入っていない遺跡はありのままの姿を私たちに見せてくれていたけれど、いつかはアンコールワットのように多くの観光客でひしめき合うようになるのかも知れません。

夜の帳が落ち、ライトが照らし出すシュエダゴン・パゴダを前に、祈る人々の横顔はとても美しく、彼らの生活が壊されることのないよう願ってしまいます。



信仰を心の宝物にして、毎日を大切に暮らすミャンマーの人たちはとても親切で、タクシーに乗ったり夜道を歩いたりしても、危険を感じることは一度もありませんでした。

彼らの活気と成長を見ていると、かつての日本の面影をほうふつとさせましたが、「ミャンマーのために何かしたい!」と努力するミャンマー人の力でものすごいスピードで成長している様には、日本なんてあっという間に抜かされてしまうだろうという危機感も覚えてしまいました……。

さて、旅の目的である結婚式。

ミャンマーの式は至ってシンプルで、親族や友人知人がそれぞれのタイミングで会場に訪れる。食事をとりつつ新郎新婦と会話を交わしたり写真を撮影したりして時間を過ごし、またそれぞれのタイミングで去っていく。



司会進行により分単位で会が進むのも悪くはありませんが、こちらの式はとってもアットホームでゆったりしていて、穏やかな気持ちで二人を祝福することが出来ました。



式に参列して驚いたのは形式ばかりでなく、参列者の日本語話者の多さでした。ミャンマーでは小学生の頃から英語に親しんでいるため、大学を出れば当たり前に話せるレベルになるそうです。ミャンマー語と文法が似ている日本語も習得率がとても高いそう! 英語も日本語も話せて、確固たる想いでミャンマーから飛び出し、日本で働く彼らの姿には心底頭が下がる思いです。

10年後、ミャンマーはどれだけの成長を遂げているのでしょう。

そのとき日本は、Japan Qualityを誇っていられるのでしょうか。

刻一刻と成長を遂げている発展途上国。

日本が追い抜かれる時はすぐそこに迫っています。

グローバルな激動の時代を生き残るため、多くの国や隣人から学び、毎日を大切に過ごすことが明日への成長の第一歩であることを、このミャンマーExplorersを通して真摯に学び取る旅となりました。

本年も引き続きExplorersが開催され、ますます盛り上がるFreewill。

私Kanaからもまたレポートをお届けしたいと思います(*^^*)

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