皆さん、こんにちは。Freewill創設者のToshiです。
若いころ、私は約40ヵ国をこの足で渡り歩き、この目で途上国の実態を見てきました。その中には途上国で暮らす人たちのために行われる事業は数多くあれど、それが資本主義のためのツールに過ぎないものも残念ながら中にはあります。 この日本の先人たちが築いてきた日本の品質と信頼は、世界共通の認識の内にあります。日本で生まれ育った私たちは、“日本”というものの恩恵を当たり前のように享受し、甘んじてきました。
一億総グローバル化の時代で、何もせずに日々を浪費するなんてもったいない。
自分が学び得てきたものを世界へ還す時はすでに始まっている。
Freewill設立時から懇々と行ってきた草の根活動(グラス・ルーツ)では、現地の求めていないものは一切排除し、彼らが真に求めているものを知るところからスタートしています。なぜなら、信頼関係のない中で未来を作り上げることは出来ないから。 私たちは単純な支援を行いたいのではなく、ソーシャル・ビジネスへ繋ぎ、共に発展していきたいと考えています。
いま、アジアの中でも特にサッカーが盛んなタイで、多くの子どもたちがプロの選手になることを夢見ています。それは貧富の差に関係のないうつくしい夢です。しかし、最貧困地域では、夢を叶えるために十分なトレーニングを受けられず、また、世界というものについて教育を受けることの出来ない現実があります。
そんな現実と寄り添い、お互いの信頼を築いていくための手段として、今回は200人の子ども達へサッカーのコーチングを行うことが決定しました。 コーチとして立つのは、実際にプロのサッカー選手として活躍していた社員数名です。彼ら自身、培ってきた経験を元に子どもたちへサッカーを教えるとともに、様々な人間や世界があるということを知ってもらいたいと考えています。
言葉なんてなくたって、表情やしぐさで気持ちは必ず伝わる。
言葉がないからこそ、お互いの本当の気持ちを知ることが出来る。
そこに立ってようやく未来の話ができるのだと私たちは信じています。
☆今回のプロジェクトを行うに当たり、クラウドファンディングを行っています。 少しでも興味のある方、一読いただけましたら幸いです。