INTERVIEW｜俳優業と両立しながら人事＆マネジメントに挑戦（人事部長 / 丹野 裕文）

━━フリービットに入社した経緯をお聞かせください。

これまでも人事として経験を積んできて、前職でお世話になっていた企業にもなんの不満もなく仕事に取り組んでいたのですが、コロナ禍に入ったことをきっかけに転職を考えるようになりました。というのも、実は以前から会社員としての人事の仕事と、芸能のお仕事を両立していたんです。しかしコロナ禍にはいり、舞台など俳優としての仕事が中止になることが続きました。そこで、もう一つの軸である人事の仕事にもさらに本腰を入れて取り組もうと考えるようになりました。

転職活動をしていくなかで複数の企業から内定をもらいましたが、フリービットに決めた理由は大きく二つあります。一つ目は、新卒採用と中途採用の両方を担当できること。以前から業務の幅を広げていきたいと考えていたので、フリービットが私のこれまでの経験を買ってくれ、採用業務全般を担当させてくれることは大きな魅力でした。二つ目は、俳優の仕事を応援してくれたことです。面接の際にCEOの石田さんから、「芸能の仕事も続けなよ。挑戦すればいいじゃん！」と背中を押してもらえたんです。副業を許してくれる会社はほかにもありますが、代表自らが笑顔で背中を押して応援してくれる会社はなかなかありません。その言葉をもらえたことが、とても大きなきっかけになりました。

━━人事目線で見て、フリービットはどんな会社だと感じますか。

フリービットで働き始めて数か月ですが、「フラットなコミュニケーション」ができる点が魅力だと感じています。私自身は30代ですが、年上の社員と話す際もみなさん対等な目線で話をしてくれますね。だからこそ、若い社員も積極的に先輩社員とコミュニケーションをとれていますし、風通しの良さはバツグンです。それに、若い社員にも優秀な子が多いんですよ。日々の業務のなかでのキャッチアップ能力の高さには、いつも驚かされています。教えられるのを待つのではなく、自主的に学ぶ姿勢をもつ社員が多いので、その姿に刺激をもらっています。そういった風土があるのも、年齢や社歴に関わらずにフラットなコミュニケーションをとれるからこそだと思います。

フリービットでは、新規事業のチームに新卒の社員をジョインさせることが多いのですが、みんな柔軟なアイデアを出して新たなサービスを作り上げることに一役買っています。チームの様子を見ていても、「若い社員の意見だから」と言って聞き入れないのではなく、新しい意見をどんどん取り入れて前に進んでいる姿が印象的です。だからこそ、開発のクオリティも高いですし、いつも良い意味で驚かされることばかりなんです。

━━主な業務内容はなんですか。

主に中途と新卒の採用業務を行なっています。あとは人事責任者としてのチームマネジメントや、新たな人事制度の構築、オンボーディングの見直しなども担当しています。現在、人事チームは4名。それぞれが得意なことを活かしながら働けるよう、チームメイクをしています。

たとえば、メンターとしてのスキルが高いメンバーには中途社員の入社後のサポートを担当してもらっています。入社から3カ月間、メンターとして相談にのったり、入社後の不安を払拭する役割を担ってくれています。人事チームとして意識しているのは、人事と一般社員の「接点」を多くつくること。話しやすいカルチャーをつくりあげて、気軽に相談ができる風土をさらに強くしていきたいですね。

━━やりがいを感じる瞬間は？

やはり採用担当として、新たな人材を採用することで事業が軌道にのったり、既存の社員の負担を少しでも減らせたときにやりがいを感じます。それぞれの部署にとって必要な人材を、各部署と二人三脚で採用できたと感じられたときは、ものすごくうれしいですね。自分の仕事が事業の達成に直結していると感じられる瞬間が、なによりもの喜びです。

もう一つは、「人事が明るくなった」「しゃべりやすくなった」と言ってもらえることです。もともとコミュニケーションが取りやすい会社ではありましたが、自分がジョインしたことで人事として話しやすい風土をつくりあげたいと考えているので、そこに対してうれしい言葉をもらえると、やりがいを感じます。今後も、そこは大切にしていきたいです。

━━人事として社員と接する際に心がけていることはありますか。

「自分の心をオープンにすること」です。これは、社員と話すときはもちろん、選考の際に候補者と接する際にも心がけています。相手のことを知るために、まずは自分が心を開き、自分のことをオープンにする。簡単に言えば、正直でいることですかね。たとえば面接の際に質問をされたとして、そこでも会社や自分自身を取り繕うようなことは言いません。自分が話せる限りのことを真摯に説明し、嘘のない心で向き合うようにしています。

━━今後の目標を教えてください。

短期的には、もちろんまずは「採用の成功」です。新卒も中途も問わず、会社にフィットする人材を採用していくことが使命なので、そこに注力していきたいです。コーポレートメッセージとして会社のロゴにも表示している「毎日、発明する会社」という言葉の通り、日々新たな発明をして、世の中のためになることを続けていけば社会はもっと良くなるし、なにかを変えられると思うんです。だからこそ、同じ思いや志を持った人を一人でも多く採用して、一丸となって歩んでいける組織をつくりたいです。

中長期的には、「フリービットの事業が社会には必要だ」と思ってもらえる会社になることです。会社として世の中への貢献度を高めていけるよう、自分もその一翼を担えるように努力をつづけたいと思います。

━━入社を希望する方へ、メッセージをお願いします。

フリービットは現在、「ここからつくりあげる」というタイミングだと思っています。若く経験が浅い社員でも挑戦できるカルチャーがありますし、チャレンジ精神をもっている方であれば、ぜひ一緒に働きたいです。フリービットは東証プライム上場企業ですが、その規模の会社で新規事業にいきなり携われるという環境はなかなかレアだと思います。「経験が浅いから」と尻込みしなくても大丈夫。前向きな気持ちでエントリーしてほしいですし、少しでも興味をもってもらえたら、ぜひ思い切って飛び込んできてください！