■取締役 COO 中栄進
大手メーカー系のSI企業でエンジニアとして勤務。2004年に代表の金子らと共にフォーミックスを立ち上げた後は、開発部長や取締役を務める。
ワンストップって言葉、ピンときますか?
フォーミックスはWebサイトのデザイン・設計から構築、運用まで手掛けています。運用にはサーバやネットワークなどのインフラ構築部隊から、24時間365日対応可能の監視体制、ヘルプデスクやCSを担当するコールセンターなど、インターネットビジネスにおける必要な体制が一通り揃っています。
わたしたちの規模くらいの会社であれば、開発やデザイン、インフラなどメインの事業をどれか一つに絞って、事業を行うのが一般的ですが、フォーミックスはお客様が安心してインターネットビジネスを行っていただけるために、必要な体制とサービスを整備し、どのような会社になるべきかを考え続けて今の形になりました。それを一言で表すと「ワンストップ」という言葉に集約されます。
例えば、運営しているECサイトが真っ白になって何もページに表示されなくなったとします。いわゆるトラブルってやつですね。そのような時、開発はA会社、インフラはB会社、運用はC会社に分かれていたりすると、現象を伝えるにも3社に伝えなければならず、それぞれ上がってくる報告も整理しなければならず、トラブルが解決しない場合は次の対策に向けてのイニシアチブも取っていかなければなりません。
「ワンストップ」とは一つの場所ですべての用が足りることを、意味します。インターネットはさまざまな技術やサービスの集合体で成り立っています。トラブルのときはもちろんのこと、機能の開発などにおいても開発、インフラなどさまざまなメンバーが携わります。それぞれのレイヤーを別な会社やグループにお願いすると、コミュニケーションのコストが増大します。そこをフォーミックスは解消するためにそれぞれのレイヤーに対応できるチームを作り、それが部門になり、そしてひとつの事業として提供できるようになりました。
フォーミックスに一言いえば、あとは大丈夫。
そう思ってもらえるよう、開発、制作、運用のチームが一丸となってお客様のビジネスの成功に向けてともに歩んでいきたいと願っています。