FoundX Review 今週の公開記事一覧 (2019/05/20 ～ 05/25)

スタートアップの CEO の二つ目の仕事とは何か？ (Y Combinator)
製品を作った後のCEOの第二の創造物は「会社」です。会社づくりのフェーズに入ってからは委任をしていかなければなりませんが、CEO しかできない重要な仕事はいくつか残ります。その仕事は何なのかをこの記事では3つにまとめて解説しています。そしてその3つのうちの一つは「企業文化」です。

機能する企業文化を作り上げるために (a16z)
企業文化を作り上げるうえで重要なCEOの資質として、自己認識の重要性について語っています。企業文化を良くしていきたいと考えているすべての人におすすめの記事です。

機能する企業文化を作り上げるために (Peter Levine) - FoundX Review - スタートアップのノウハウ情報

文化の震源としての CEO 元 CEO であり上級管理職であった者として、かつての私は CEO が会社の文化に及ぼす大きな影響についてきちんと理解していませんでした。文化が重要だということだけは、ずっと以前から知っていたのですが。会社の組織は CEO ...

https://review.foundx.jp/entry/building_a_culture_that_works

どうやってリーダーシップを測るのか？ (Y Combinator)
リーダーの行動が企業文化を作ります。偉大なリーダーとして行動できているかどうか、この記事の質問集に答えることである程度測ることができるかもしれません。

どうやってCEOのリーダーシップを測るのか？ - FoundX Review - スタートアップのノウハウ情報

偉大なリーダーの根本を成す3つの特徴 1. クリアな思考とクリアなコミュニケーション 2. 人に関する判断力 3. 人としての誠実さとコミットメント全ては信頼に帰結する追記リーダー評価のための調査質問 1. クリアな思考とコミュニケーション 2. 人に関する判断力 3. 人としての品格とコミットメントあなたは優れたリーダーですか？どうやってそれを知ることができますか？メトリクスによる経営に強迫的なまでにこだわるスタートアップの文化では、多くの創業者が自身に関するこの重要な質問に答えるのに苦労して

https://review.foundx.jp/entry/how_do_you_measure_leadership

企業文化を具体的なメトリクスにする (Y Combinator)
それでは実際に企業文化を良くしていくために、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか？この記事ではいくつかの具体的な質問を取り上げています。

企業文化を具体的なメトリクスにする - FoundX Review - スタートアップのノウハウ情報

スタートアップは自分の会社に成長と成功をもたらす1つか2つの重要な物事に極力集中し、他の全てに優先してそれらのメトリクスを最大限に高めるよう教えられます。しかしながらこの教えは矛盾を引き起こします。スタートアップにおける文化を構築するという問題が起こった時にです。それは定義するのは勿論、まして実行するには曖昧かつ漠然としていることで悪名高いものです。 ...

https://review.foundx.jp/entry/making_culture_a_tangible_metric

従業員向けストックオプションガイド (Y Combinator)
従業員向けにストックオプションの説明をすることは大変です。そのため、Gusto では従業員向けのガイドブックを作成しました。その経緯について語られています。

従業員向けストックオプションガイド - FoundX Review - スタートアップのノウハウ情報

Gusto (YC W12) でCEOを務めるJoshua Reeves氏が従業員のエクイティに関するGustoの新しいガイドについて説明します。 Gustoの従業員エクイティ・ガイドをダウンロードする Craig : あなた方がこれを作成した理由は何ですか? Josh : ...

https://review.foundx.jp/entry/a_guide_to_employee_equity

共同創業者間での株式の分け方 (Y Combinator)
Y Combinator では共同創業者間で、極力同じ割合で株を分けるようにお勧めされています。その背景にある考え方について語っている記事です。

共同創業者間での株式の分け方 (Michael Seibel) - FoundX Review - スタートアップのノウハウ情報

私がこのトピックについてウェブサイトを検索すると、ひどいアドバイスをよく見かけます。典型的なのは、創業者チームのメンバー間での著しい不平等を主張するものです。このトレンドは、毎年Y Combinatorで我々がレビューする数千にのぼるアプリケーションに反映されています。不平等なエクイティの分割の理由としてよく挙げられるのは次のようなものです：この会社のアイデアを思い付いたのは私だ。 ...

https://review.foundx.jp/entry/how_to_split_equity_among_founders

東京大学 FoundXでは一緒に働く仲間を募集しています

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馬田隆明

東京大学 FoundX / その他

起業スタートアップスタートアップ支援起業家支援東京大学発

東京大学 FoundX

東京大学 FoundX は 2019 年に新設された、スタートアップ向けのプログラムと施設です。本郷三丁目付近にいくつもの FoundX 施設を作る予定です。私たちは Y Combinator のような「スタートアップのアクセラレーター」のような組織です。ただし、アイデアがまだ定まっていない状態から、アイデアを固め、チームを作り、最初の資金調達を行うまでのフェーズを支援する、超初期に特化したプログラムです。そのため、スタートアップ向けのインセプションプログラムと呼んでいます。後払いのビジネススクールとも比喩できるでしょう。私たちは超初期の起業家のフェーズに合わせて様々なプログラムを用意しています。具体的な支援内容は各プログラムのページをご確認ください。ここではどのような方針でプログラムを設計しているのかについて紹介します。 ※各プログラムの比較 https://foundx.jp/news-events/program-comparison/ ==================== ■■Programs ▶Founders Program Founders Program は既にアイデアがあるチームが、次の資金調達を行うまでの支援をします。個室の無償提供などを行っています。 https://foundx.jp/founders/ ---------- ▶Pre-Founders Program Pre-Founders Program では、アイデアを決めてから次のステップへ向かうまでの助走期間を支援します。コワーキングスペースの無償提供などを行っています。 https://foundx.jp/pre-founders/ ---------- ▶Fellows Program Fellows Program では主にアイデアの発見をお手伝いします。コワーキングスペースの無償提供なども行っています。 https://foundx.jp/fellows/ ============= ■従来のプログラムとの違い FoundX はこれまでのアクセラレーターよりも以下のような点を重視して運営しています。 ▶コミュニティを重視します起業家同士の学びを促すコミュニティを作るほか、起業家をサポートする東大卒業生サポーターのコミュニティを作ることで、起業家の最初期の顧客インタビューなどが簡単に行える環境を育てます。 ▶エビデンスを重視します私たちの活動の多くを、過去のエビデンスを活用しながら行っていきます。そのため論文を読んだり、他分野の文献を読むことも日常的に行います。 ▶エンジニアリングを重視します私たちの活動をスケールさせていくために、初期からITを中心としたエンジニアリングを行っていきます。そのためエンジニアリングスキルがある程度ある方が望ましいです。 ▶英語でのコミュニケーションを行いますグローバルに出ていくスタートアップを育てるため、コミュニケーションを英語で行います。 ■■What We Don’t 私たちは従来とは異なるやり方でスタートアップを支援します。そのため、以下のようなことは行いません。 ▶Event: 私たちは定例を除き、イベントやミートアップを積極的には行いません。そうしたイベントは別組織の皆さんが行っているからです。そのため共同イベントなどについても基本的にお断りさせていただきます。代わりにオンラインでの情報提供などを行います。 ※例：FoundX Review( https://review.foundx.jp/ ) や Resources ( https://foundx.jp/resources/ ) など ▶Mentoring Program: 私たちは外部の方を招いたメンタリングを行いません。代わりにピア起業家同士のピアメンタリングや、サポーターからのオフィスアワーを行います。 ▶WIP: 私たちは多数の活動を行いません。逆に私たちはWIPの制限を行い、インパクトのある作業にのみフォーカスをします。 ▶個人としての力よりも集団としての力私たちスタッフ個人個人に優れたアドバイザーとしての能力を求めません。代わりにスタッフや、その周りの人たちが集団として支援の力を出せるような環境づくりに注力します。

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