こんにちは! フォーイット採用担当です。
フォーイットに新卒入社して「実際にどんな仕事をするの?」「やりがいってどんなところにあるの?」
そんな疑問を抱える就活生の皆様に向けて、今回は21卒のエンジニア2名と、24卒エンジニア1名による座談会インタビューをお届けします。
現場で活躍するエンジニアたちのリアルな声を通じて、フォーイットで働く魅力や、エンジニアとして経験できることをご紹介します!
今回インタビューに答えてくれたのはこちらの3名のエンジニアです。
Q.まずは簡単に自己紹介をお願いします!
Sさん(左):2021年新卒入社
【現在の業務内容】セブの開発チームとのブリッジエンジニアを経て、現在はafbの中核機能であるトラッキングシステムの刷新プロジェクトを担当
※トラッキング…Web上でのユーザーの行動(クリックや遷移など)を追跡・記録する機能のこと
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Nさん(中央):2021年新卒入社
【現在の業務内容】Webridgeの開発チームとして、セブのエンジニアと連携しながらシステムの開発・運用を担当
Mさん(右):2024年新卒入社
【現在の業務内容】Webridgeに所属し、トラッキングシステムの開発・運用に携わる
▽自社サービスafb(アフィビー)やWebridge(ウェブリッジ)についてはこちら
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Q.フォーイットに入社を決めたポイントはなんですか?
Sさん:自社でプロダクトを開発・運用している点に魅力を感じ、入社を決めました。いわゆる上流工程から下流工程まで、一貫して幅広くシステムに関われる点に惹かれました。
また、入社後により強く実感したのは、生成AIの進化が非常に速い今、エンジニアとしてAIとどう関わっていくかを考えるうえで、幅広い業務に携われる環境はとても大切だということです。こうした環境に身を置くことで、将来的なキャリアの選択肢も広がりやすくなると感じています。
Nさん:僕も「自社開発であること」は一つのポイントでしたが、それに加えて「英語を使うこと」や「グローバルな環境で働くこと」にも関心がありました。
大学では工学部に所属していて、どちらかというとハードウェアの設計を学ぶ学科でしたが、就職活動を通じてIT分野にも興味を持つようになりました。
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フォーイットを選んだのは、このような就活の軸が実現できそうだと感じたこと、そして「若手のうちからさまざまなことに挑戦できそうだ」と感じたからです。
Mさん:説明会や選考、社員インタビュー記事などを通じて、「心理的安全性の高い組織づくりを大切にしている」という印象を持ちました。若手でも意見やアイデアを自由に発信できて、安心して挑戦・成長できる環境だと感じたことが、入社の決め手です。
【①入社後すぐの業務】グローバルプロダクト機能開発・改善。徐々に設計、仕様作成などの上流工程も経験
Q.入社後にはどのような業務に取り組みましたか?
Nさん:最初の頃はSさんとペアを組んで、Webridgeの機能開発に取り組んでいました。具体的には、「CRUD操作」と呼ばれる基本的な処理(データの登録・検索・単一行の書き込み・画面作成)などを通じて、ひとつの機能ができるまでの一連の流れを実装していました。
また、少しずつオフショア開発先とのブリッジ業務にも携わり、設計や仕様作成といった上流工程にも関わるようになりました。
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Mさん:Nさんと同じくWebridgeの機能改善を担当しました。具体的には、表示に時間がかかるページの速度改善や、バリデーション機能の強化などを行っていました。
※CRUD操作…「Create(作成)」「Read(読み取り)」「Update(更新)」「Delete(削除)」の頭文字を取った、システムの基本機能のこと
※バリデーション機能…入力内容が正しいか、条件を満たしているかを確認するための機能のこと
【②半年後以降の業務】フルスタック開発、ブリッジ業務、Webridge社内機能開発、トラッキングシステム開発
Q.入社して半年後の業務はどんなものでしたか?
Sさん:基本的には、配属されたチームによって大きな違いはありませんでしたが、担当できる領域が徐々に広がっていったと感じています。
フロントエンドからバックエンド、さらに少しずつインフラ周りにも関わるようになりました。また、以前から話に出ているように、ブリッジエンジニアとして上流工程に携わる業務が徐々にメインになっていったと思います。
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Nさん:僕もほぼ同じような流れでしたが、ひとつ違う点は、自社エンタメ系メディアの開発にも関わっていたことです。その中では、スクレイパー(Webページから情報を取得するツール)を使ってデータを取得し、それを活用するスクリプトの開発を行っていました。
Mさん:僕は配属当初、ASP画面、つまりビジネスサイドが利用する機能の開発を担当していました。その後、トラッキングシステムの開発へと業務がシフトしていきました。
具体的には、外部APIとの通信処理の実装や、ワーキングシステムのテスト基盤の構築などを行っています。
【③1~2年後以降の業務】開発業務のほかに設計書、仕様書作成、プロジェクトマネジメントやチームビルディングなどの上流工程も
Q.1〜2年後の業務について教えてください
Sさん:引き続きWebridgeにて、ブリッジエンジニアとしてセブ拠点とのオフショア共同開発を行っていました。
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また、プロジェクトマネジメントやチームビルディングに加えて、設計書や仕様書の作成など、主に上流工程を担当していました。
入社後に一番驚いたことは「想像以上に任せてもらえる環境」
Q.入社前のイメージと比べて、実際に働いてみて「違い」を感じたことはありますか?
Sさん:一番感じたのは、「新卒でもここまで任せてもらえるんだ」という点です。
もちろん開発の方向性はチームで決まっていますが、進め方や実装方法は基本的に自分で考えて動きます。
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最初は不安もありましたが、自ら考えてもわからないことは意識的に相談することを心掛けていました。もちろん、先輩達も相談しやすい雰囲気作りをしてくれています。振り返ると主体的に行動する力が身につく経験だったのかなと思います。
Nさん:想像以上にコミュニケーションの機会が多かったことです。
入社前は、「エンジニアは黙々とコードを書く仕事」だと思っていましたが、実際は仕様のすり合わせや方針決定など、会話しながら進める場面が多いです。自分から積極的に話しかける必要はありますが、誰にでも相談しやすい空気があるので、安心してやり取りできています。
Q.入社してから今まで特に印象的だった出来事は?
Sさん:特に印象に残っているのは、afb(アフィビー)のリニューアルに伴い、新システムの設計や技術選定、性能検証を行ったことです。
「システムエンジニアって、こういうこともやるんだ」と実感しましたね。
自らアプリケーションの性能を測定し、ボトルネックを特定して、それを改善するといった一連のサイクルを経験することができました。
このような業務は、リニューアルや新規サービスの立ち上げといった機会がなければなかなか携わることができません。そのチャンスを得られたのが嬉しかったですし、実際に取り組んでみてとても良い経験になったと感じています。
Nさん:使用技術の大幅なアップデートやテストアーキテクチャの刷新などです。他社だとテックリードやシニアエンジニアが任される仕事だと聞きます。3年目の自分が任せてもらえる驚きもあって印象に残っています。
Mさん:印象的だったのは、研修として新卒メンバーで社内ツールをゼロから開発したことです。あくまでも研修カリキュラムではありましたが、周囲に相談しながら技術選定を新卒のメンバーで行いました。
この研修は、配属後と同じように、Jiraでタスク管理を行い、スプリントを設定して、開始時にはスプリントプランニング、終了時には振り返りを実施するというリアルな開発フローで取り組みました。
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また、仕様を確認しながら進めたり、実装中に「こうしたほうが良いのでは?」と提案したりと、主体的に動く機会が多かったです。おかげで、実際の業務にもスムーズに馴染むことができたと感じています。
【成長を実感する瞬間】技術の根幹を理解し、開発をリード。アウトプットからチーム貢献できるエンジニアへ
Q.どのようなことで「成長した」と感じますか?
Sさん:基本設計や基盤の実装をリードして、より便利で汎用的なシステムを作り上げられたときに成長を実感します。
以前は、目の前のユースケースに対して一直線に機能を実装することが多かったのですが、今では「将来的にこういうケースにも対応できるようにしたい」とか「この人が使うなら、このような設計の方が親切かも」と、多角的に考えられるようになりました。
また、「便利なものを世の中のために作る」という考え方を理解するようになってからは、既存のシステムやライブラリの構造にも興味を持つようになりました。
今では、世の中にある技術に触れたとき、「なぜこの構成なのか?」「どういう思想で作られているのか?」と考えるようになり、理解も早くなったと感じます。
自分の視野が広がったと思いますし、思想が分かると日々の実装やライブラリの解析がぐっと楽になりますね。
Nさん:自分が理解していることを、他の人にわかりやすく伝えられたときに「成長したな」「エンジニアとして着実にスキルアップできているな」と感じます。
教えるって、実はすごく難しくて、「わかっているつもり」では説明できないんですよね。逆にスムーズに伝えられたときは、「ちゃんと理解できるようになったんだ」と自信にもつながります。
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最近は、新しく入った新卒や中途のメンバーとペアで作業することも多く、そうした中で自分の知識を言葉にする機会が増えました。アウトプットを通じて、自分の成長を実感できるのが面白いですし、「自分もちゃんとチームに貢献できてるんだな」と思える瞬間でもあります。
Mさん:僕は「質問の仕方が変わってきたな」と感じたときに、成長を実感します。
入社当初は、ちょっとしたことでもすぐに質問してしまっていたんですが、最近は「一度教えてもらったことは自分で応用してみる」「まずは自分で調べてみる」といった姿勢が自然と身についてきました。
もちろん今でも質問はしますが、その内容が「やり方を聞く」から「なぜそうするのかを深掘る」ような質の高いものに変わってきたと思います。
そうやって自分の頭で考えて動けるようになってきたことから、少しずつ成長しているんだと実感します。
【やりがいを感じる瞬間】自分の成長がチームやプロダクトを進化させる
Q.どんな時にやりがいや、面白さを感じますか?
Sさん:人が「不便だな」と感じる部分や、同じ作業を何度も繰り返しているオペレーションを自動化できた時にやりがいを感じます。
業務の進捗は、同じことを繰り返していると一定のペースで進むものですが、工夫次第で短時間で終わらせられるようになる。その結果、会社としてのメリットも大きいですし、実際に使ってくれた方から「便利になった!」と反応をもらえた時は達成感があります。
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ちなみに、それはAIを活用しているんですか?
そうですね。会社方針として積極的にAI活用をすることを掲げているため、AIも活用しますが基本的にはもっと細かい粒度で、システム化を進めています。
例えば、人がやっていた作業をプログラムに任せることで、作業のばらつきが減ったり、ヒューマンエラーが起きにくくなったりします。そういった仕組みを意識して作ることが、今は特に面白いと感じています。
Nさん:僕はシニアエンジニアの方からもらったフィードバックや考え方を、自分自身で自然に実践できるようになったときにやりがいを感じます。
以前は指摘されてから対応していたことが、自分の中で習慣化されて、次からは指摘される前に気づいて直せるようになる。そうすると、自分がコントロールできる範囲が広がって、見える景色も変わってくるんですよね。そこに面白さを感じています。
今後は、個人的に受けた指摘をチームに共有し、より大きな範囲で還元していきたいと考えています。そうすることで、チーム全体のコンダクトが良くなれば、それもまたやりがいに繋がるのかなと思います。
具体的には、振り返り会や共有会などの場で積極的に発信していきたいですね。自分が学んだことはチームに共有し還元することでプロダクトや会社としてよくなっていくと思います。
Mさん:僕もSさんと少し似ているのですが、自分が開発した機能で面倒な作業が簡単になり、「便利になった!」と評価してもらえた時にやりがいを感じます。
たとえば、トラッキング方法の切り替え作業が以前は面倒で、ビジネスサイドと開発サイドが連携しながら何段階か手順を踏んで対応していました。そこで、ボタン一つで切り替えができる機能を開発しました。
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リリース時には「これは神機能!」といった声をいただいて、本当に嬉しかったです!
Q.「今後の抱負」を教えてください
Mさん:僕はまだ1-2年目なのでインフラ領域の理解を深めたいと考えています。というのも、障害対応やビジネスインパクトの大きい課題の解決には、インフラの知識が欠かせないからです。今後エンジニアとして成長していくためにも、重点的に学んでいきたいと思っています。
Sさん:少し尖った考え方かもしれませんが、僕は「脱プログラマー」を目指しています。今後さらにAIや自動化が進んでいく中で、コードを書くこと自体の価値は相対的に下がっていくと思っています。
ただ、だからこそ「AIに適切な指示を出す」「生成されたコードの良し悪しを見極める」といった上流の役割が重要になってくる。そういった部分で価値を出せる人材になりたいと思っています。今後も技術を学びながら、より上のレイヤーに挑戦していきたいです。
実は今、AIを活用した開発はエンジニア組織の責任者が自ら旗を振り、強力に推し進めています。新しい技術や変化に前向きな文化があるフォーイットだからこそ、先々を見据えた抱負や目標を描けていると感じています。
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Nさん:僕もSさんと少し似ていて、AIが進化する中で「コードを書かなくてもいい場面」は今後もっと増えていくと思います。だからこそ、技術の本質を理解する力を伸ばしたいと思うようになりました。
これまでは「こうすれば画面が出る」「こうすれば保存できる」といった表面的な理解で済んでいたことも、徐々に「これは本当に最適か?」「もっと良い方法はあるのか?」と考えられるようになっています。今後も背景まで含めて技術を深く理解し、広い視野で判断できる力をつけていきたいです。
いかがでしたか?
新卒からフォーイットで働くエンジニアのやりがいや、成長のチャンスを感じていただけたのではないでしょうか。
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こんな想いを持った方とお会いしたいと考えています!
・年次関係なく、若いうちから主体的に取り組み成長したい
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一緒に学び合い、挑戦しながら成長していける仲間をお待ちしています。
少しでも気になった方は、ぜひエントリーしてみてください!