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なにをやっているのか

世界に向いて仕事もしています!
もったいない!販売不適合品の回収作業
ゴミをダイヤモンドに換えている会社です。 廃棄みかんを活用して食品素材として販売しています。 これは、7年前に社長が偶然思いついたことで生まれた新規事業の一つ。 わたしたちフードランドは、食品卸しを中心に、浜松市で80年以上存続してきた老舗企業です。 この新規事業は、平成20年に経済産業省の中小企業支援ではトップランクの「地域資源活用事業」に認定。それ以来、急拡大を続けています。 もともと当社は、日本でも有数な「みかんの産地」に所在していました。年間出荷量は約3万5千トン。市町村単位では、日本一の生産量を誇っている地域です。 日本には数多くのみかん産地がありますが、その一方で、販売不適合みかんも多く生まれています。台風や大風で表面の皮に傷の付いたもの、日当たりの関係で半分しか色付かないもの、形の歪なものなど。その数、年間ざっと10万トン。 この10万トンは、日本人が一年間に消費する鰻の量に匹敵します。 出荷されず消費されず、結果として「販売不適合」のレッテルを貼られるB級品。当然、正規品もB級品もどちらも同じ生産コストがかかっています。つまり、B級品ミカンの製造コストも、そのまま正規品に上乗せされて、消費者に購入してもらっているのが実状です。 こうした状況に疑問を抱いたところから、新規事業はスタートしました。 主幹ビジネスであった食肉加工の技術を応用して、ミカンを丸ごと皮ごとまるまる「液化」する方法を生み出しました。単にジュースにしたのでは、搾りカス(=搾汁残渣)が多く出てしまい、加工の段階で更なるゴミを発生させることになり、得策ではありません。 わたしたちは、搾りカスを出さす、省エネで、液状化しメーカーに販売するするビジネスを始めています。大手食品メーカーや飲料メーカーを初め、コンビニチェーンにも、その商材は広まっている段階です。最近では、ミカンのみならず、メロンやイチゴ、柿や玉ねぎ、ジャガイモなど、様々な野菜や果物にも、弊社のビジネスモデルが応用され急激な拡大を続けています。 これらの活動を行なうことで、様々な評価も得ることができました。 ・内閣府から「地域活性化伝道師」を拝命。 ・日本貿易振興機構(JETRO)から海外展開モデル企業に選出。 ・国際協力機構(JICA)からは中南米日系農業者会への啓蒙活動として専門家派遣の依頼。 ・経済産業省より「元気な地域の中小企業300選」認定 ・「地域課題を解決する企業100選」にも認定(予定)。 小さく無名な会社ですが、田舎の農業から、アマゾンの広大なジャングルが生み出すフルーツまで、挑戦すべきターゲットは、どこまでも広がっています。 弊社の利潤が地域の「農業」や「経済」に直接的に再投資され、限界集落や消滅可能性都市として疲弊する日本の地方の活性に貢献できるということを確信しています。 よって、文字通り「ゴミをダイヤモンドに換える会社」として広く皆さんに訴えかけたいと思います。

なぜやるのか

企業の存在と地域が密接に関連することが大事だと考えています。
三ヶ日(みっかび)の地元企業として貢献したい。
地域の再生と創造に貢献する企業 であるため! 捨てているものが、想いもよらぬ価値を秘めていることもあります! 常に常識を疑いながら、未来資源を掘り起こす活動を行なっていきます!

どうやっているのか

ちっちゃな会社ですが・・・
「シュークリームのヒロタ」の苺も原料供給しています。
企業は、地域の為。企業はその利益を地域に再投資してリーディングカンパーとして、地域を盛り上げる責務を負っていると考えます。 このようにミッションは明確ながら、新規事業はまだまだ伸びしろが多く残っています。事業としては7年目を迎えたものの、基本的には社長が1人で手がけており、固まっていないことも多いのが実状です。 今後、仲間になってくれる新しいメンバーと、やり方を含めて試行錯誤していければと思っています。