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新たな待機児童問題「3歳の壁」を作らない!シチズンシップを体現する認可保育園「みんなのみらいをつくる保育園」を江東区に開園します

かねてよりお知らせしているように、フローレンスはこの春、新たな挑戦を始めます。
それは、フローレンスとして初めて0-5歳児までをお預かりする「みんなのみらいをつくる保育園東雲」の開園です。
「みんなのみらいをつくる保育園」ではフローレンスが取り組んできた「待機児童問題」の解決のほかに、新たな「シチズンシップ保育」に挑戦します。
今回は改めて「みんなのみらいをつくる保育園東雲」の特長をまとめてお伝えします!

新たな待機児童問題「3歳の壁」の解消に向けて
フローレンスは2010年、待機児童問題が特に深刻な0-2歳児をお預かりする小規模保育所「おうち保育園」を江東区・東雲に開園しました。
現在は都内で13園の小規模保育所を運営しています。
一方で、現行の「おうち保育園」では0-2歳児のみしかお預かりすることができず、3歳児以降に保護者が再び「保活」をする必要がある「3歳の壁」がありました。
「みんなのみらいをつくる保育園」では、「おうち保育園しののめ」「おうち保育園とよす」の連携園として3歳児以降の受け入れを行います。

シチズンシップ保育とは?
「みんなのみらいをつくる保育園」は「親子の笑顔をさまたげる社会問題の解決」をミッションに掲げるフローレンスが初めて3歳児以降もお預かりする「認可保育園」です。
フローレンスが幼児期の保育をするにあたり、超少子高齢社会を迎えたこれからの日本で必要とされる人を考えました。
それは、「あるべき社会を構想し、その社会の創造に向かって貢献する人」です。言い換えれば「みんなのみらいをつくる」人なのです。

4つの特長的な保育内容

●感情カード

園児は登園するとまず、その日の気持を「感情カード」で表現します。「みらい」は自分だけのものではありません。「みんなのみらい」をつくるためには、まず自分の気持ちを知り、それが相手とは違うと気づくことが必要です。「みんなのみらい」のために一人ひとりの「違い」を大切にできるよう感情カードを使って学びます。


●「子どもミーティング」

「みんなのみらいをつくる保育園」では、子どもの主体性を大切にします。「今日やりたい遊びは?」「遠足はどこに行く?」など子どもたちだけで話し合い、自分たちで「みらい」を決めることを学びます。保育者は質問のシャワーによって、そんな子ども達の意見を引き出すファシリテーターです。


●「ピースフルスクールプログラム」

いじめや問題行動が多発した1990年代のオランダで開発された「ピースフルスクールプログラム」を認可保育園で初めて導入。
「対立とけんかの違い」「いやなときは『いや』といおう」など、子どもの目線に合わせたレッスンでシチズンシップに必要な力を養います。(プログラム提供:クマヒラセキュリティ財団様)

●インクルーシブな環境

同建物内には重症心身障害児を長時間保育する「障害児保育園ヘレン」(2017年6月開園予定)を併設しており、交流保育を進めていく予定です。
シチズンシップを養う上でも大切な「障害の有無などにかかわらず子どもが子ども同士で育つ」インクルーシブな環境となります。

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今まで「あたらしいあたりまえ」を作ってきたフローレンスにとっても挑戦が盛りだくさんな「みんなのみらいをつくる保育園」。
4月の入園に向けて、スタッフ一同準備に追われる毎日です。
認可保育園のため、江東区への申請が必要となりますが、4歳・5歳児についてはまだ定員に空きがあります。
保育方針や施設概要は「みんなのみらいをつくる保育園」ホームページをご覧ください。
4月、新しいフローレンスの保育園に園児たちが登園してくるのをスタッフ一同、楽しみにしています!

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