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独立系ベンチャーキャピタル「ANRI」×子育て支援NPO「フローレンス」 起業家が安心して仕事と育児を両立できる社会を目指し提携

スタートアップ企業への投資を行う独立系ベンチャーキャピタルANRI(本社​​:東京渋谷区、代表パートナー:佐俣アンリ、以下ANRI)と、国内親子領域の社会課題解決を推進するフローレンスは、このたび提携し、ANRIが投資する起業家に向け、投資先支援の一環として、訪問型病児保育サービスを提供してまいります

20代、30代の起業家も多いスタートアップ業界において、男女を問わず「仕事と子育ての両立の難しさ」は重要な課題です。ANRIは、子どもが病気をした際、「周囲に家族のサポートがないため、仕事を休まなければいけない」という起業家からの声に応え、フローレンスと共に起業家へのサポートを決定いたしました。

フローレンスは、2005年から病児保育問題に取り組み、首都圏を中心に業界最多約90,000件を超える病児保育を提供してきました。

ANRI社内での病児保育法人プラン※導入を皮切りに、2021年11月1日よりANRIが一部費用負担をして、投資先起業家にフローレンスの訪問型病児保育サービスを提供いたします

※病児保育法人プラン:従業員が急な子どもの病気に直面したときの選択肢として利用ができるように、勤務先の法人が病児保育費用の一部(入会金・月会費)を補助する仕組み

【投資先導入企業例】
・株式会社LayerX:https://layerx.co.jp

・Craif株式会社:https://craif.com

・株式会社カンム:https://kanmu.co.jp/

・株式会社ジャパンヘルスケア:https://jp-hc.com/

・mish株式会社

現在、企業による男性社員の育休義務化や男性の家庭進出が加速し、各分野で女性リーダーを積極的に登用する動きも活発化しています。

ANRIはダイバーシティとインクルージョンを推進しており、現在、総額250億円にて運用中のANRI4号投資事業有限責任組合員(以下、ANRI4号ファンド)において、投資先のうち女性が代表を務める企業の比率を最低でも20%に引き上げる投資方針を発表しています。

また、投資先支援として、起業家が自分のライフステージの変化をポジティブなパワーに変えられるよう、結婚・出産に対する「お祝い金制度」を導入するなど、スタートアップ業界での社会課題に取り組んでまいりました。

今後も社会に必要な新規事業を生み出していく起業家が、ライフステージによってハンディを負わないよう、資金提供を超えたサポートが必要だと考えます。その中で、仕事と子育ての両立をあたりまえに選択できる業界を目指し、このたびの支援を決定しました。


親子の困ったに寄り添い続けるフローレンスの病児保育

起業家も含め、共働きの子育て家庭が直面する困難のひとつは、子どもが病気になった際、37.5℃以上の熱がある子どもの預け先が極端に少ないという「病児保育問題」です。

子どもが病気をするのはあたりまえのことであるにも関わらず、仕事と育児の両立における大きな不安要素であるという課題を解決するため、フローレンスは2005年に日本初の「訪問型病児保育事業」をスタートしました。

フローレンスは、親子の「困った!」「つらい」を「良かった!」に変えたいという思いで16年運営し、このたび2021年5月に業界最多の累計病児保育件数90,000件を達成しました

近年はコロナ禍において、登園自粛、お子さんの授業がオンラインに切り替わったり、勤め先から在宅勤務を推奨されたりと仕事と子育てをとりまく環境はより一層不安定になっていますが、社会情勢を鑑みながらその都度最善の運営に努めています。


ANRIでの病児保育法人プランの導入を皮切りに、今後はANRIの投資先起業家へも病児保育のサポートを広げていきます。ベンチャー、スタートアップ業界でも育児の頼り先の選択肢を広げ、ANRIと共に起業家の挑戦を支援します

「未来を創ろう、圧倒的な未来を」をビジョンに、多様な挑戦者が在るべき未来を実現できるよう投資事業を行うANRIと、「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」をビジョンに、親子領域で新しいあたりまえをつくるフローレンスは、人々がそれぞれの環境やライフステージに関わらず新しい挑戦ができる社会を共に目指します

フローレンス代表 駒崎弘樹のコメント
起業は全人格、全人生かけて臨むものでした。
それがいまの起業家は、自然に自分たちが望む形で、望む選択ができるようになってきているのはとてもいいことだと思います。
それでも育児で壁にぶつかることがある中で、フローレンスの病児保育をANRIだけでなく、ANRIの投資先の起業家の皆さんにも提供していくことはとても意義があることだと思います。
起業家も仕事か子育ての二択ではなく、仕事も子育てもしていきながら、社会に対してインパクトを生み出していく。そのためのサポートを届けて、様々な課題解決への取り組みへのアクションをANRIさんとともに後押ししていきたいと思います。

ANRI代表パートナー 佐俣アンリのコメント
ANRIではD&Iの取り組みとして、多様な社会課題を解決する多様な起業家を支援しております。私自身共働きで3人の子育て中ですが、こどもが風邪を引いた時に対応が本当に難しいことに何度も直面してきました。
今回、尊敬するフローレンスさんと提携することで、子育てと起業を同時に挑戦し、良い家族と社会を作りにいくための取り組みをスタートできることをとても嬉しく思っています。

フローレンスの病児保育についてはこちら

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