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グループビジョンとFLINTERSビジョンの重なり

「梅雨にも負けないブログ祭り!」が社内企画されており、自分のチームとしては、半年の振り返りを元にブログを書こう。となりました。このテーマで書いていきたいと思います。

このテーマを選んだ背景

先日、セプテーニグループの理念浸透プロジェクトのメンバーからお声がけいただき、セプテーニグループの企業理念とFLINTERSの企業理念について意見交換する機会がありました。

セプテーニグループは多くの事業会社から構成されており、各社の理念とグループの理念の重なりを考えることで、それぞれの企業理念をより意味あるものとして捉え、理解できることを目指す。という意図でした。

前回の起稿で今年の抱負について書いており、その中の一つに「グループとの融合」も記しており、ちょうど、社内のブログ企画とグループのプロジェクトとのタイミングも良く、中でもビジョンの重なりについて話す時間も多かったので、こちらのテーマで書いていきたいと思います。

セプテーニグループのビジョン

セプテーニグループのビジョンが2022年10月に刷新され、グループメンバーに向けて発表されました。

「新しい時代をつくる⼈が育つ場となる

クリエイティビティとテクノロジーによって、なめらかな未来へつながるドアを広げる

複雑化した世の中を、デジタルの⼒で明るくシンプルに」

※セプテーニグループの企業理念

セプテーニグループのHP内には、このビジョンについて以下のように説明されてます。

3つの文節で構成されるビジョンは、どのような人材が育つ環境(場)をつくるのか、その人たちがどのようなコアコンピタンスをもって、どのような価値を創出するのか、そして、社会全体にどのような好影響をもたらし、「世界を元気に」していくのかを表しています。



1文節目:「新しい時代をつくる⼈が育つ場となる」との重なり

セプテーニグループは今期から経営体制が刷新され、第三創業期を迎えています。その中で、FLINTERSも今期、転換期であります。元々はセプテーニの開発部門から成り立ち、電通グループとの協業を経て、今期以降は、更なる協業の拡張と、その知見等を活かしてより幅広いマーケットへのサービス提供にトライ中です。

グループとしてもFLINTERSとしても、まさに新しい時代に突入している実感が高まっております。

「育つ場」というフレーズに着目し、育つ場を、業界>組織>チームとすると、そもそもこの業界、グループの変化に適応し続けなければ、FLINTERSも、FLINTERSの各PJチームも育つ場として成立しないと考えます。

どうしても人によっては、環境に慣れてきたりすると、コンフォートゾーンから抜け出したくない感情を持つ人も多いと思います。ただし、コンフォートゾーンから抜け出す、はみ出ることが、変化への適応には必要であり、セプテーニグループにいる限りは多少なりとも、全員に求められているんだと思います。またその変化への適用力も高い人が多いと思います。

2文節目:

「クリエイティビティとテクノロジーによって、なめらかな未来へつながるドアを広げる」との重なり

続いて、2文節目との重なりを考えます。

FLINTERSのエンジニアリング指針の冒頭には、「ユーザー価値の高いシステムを素早く提供し続けることで、今までにない未来を作り出す。」と宣言されてます。

また、FLINTERSのミッションは「未来につながる火を灯そう」です。

セプテーニグループのビジョンが刷新されてから、エンジニアリング指針とミッションを策定したわけではなく、それ以前に策定されているのです。後半の文章を重ねてみると、「今までにない、なめらかな未来」となりますし、根底にあるアイデンティティの共鳴を感じずにはいられません。

3文節目:「複雑化した世の中を、デジタルの⼒で明るくシンプルに」との重なり

最後に、3文節目との重なりを考えます。

FLINTERSはビジョンを以下に掲げてます。

「データ活用でユーザー体験を豊かにする」

※FLINTERSの企業理念

このビジョンはMGRなどと関わりながら、3年半前に策定しました。そして、1年ほど経過したタイミングで、ビジョンに向けて進んでいると言える状態を具言化しておきたいね、ということになりました。

ビジョンというのは抽象度が高く、成果を計測し辛いものなので、そのビジョンに向かって進めているかどうか?それを確認し合える状態として具言化しました。

言語化された文章は、

「社会に良い影響を与えるマーケティングDXの好事例を創出している」状態です。

FLのビジョンを設定して3年経過して、その事例をみんなから集めたところ、なんと28事例もでてきました。自動化したり、データを整理したり、データを可視化したり、ユーザビリティを向上させたり、新規事業サービスに関わったり、無駄を省いたり、などなど多岐に渡りました。

これらは、まさに、

「複雑化した世の中を、デジタルの⼒で明るくシンプルに」

していると言えると思います。マーケティング、広告配信の例においても、データ収集→整理→活用までの流れを複雑な状況からシンプルにしているとも言えると思います。生活者や消費者に、より役に立つ広告が接触するために必須です。

まとめ

今回は、セプテーニグループの企業理念とFLINTERSの企業理念の重なりについて考えてみました。改めて、グループという環の中で、ビジョン、ミッションに繋がる活動ができていることを実感できた良い機会になりました。

今期のグループのスローガンは「ONE SEPTENI」。今年の抱負の通りに、FLINTERS各社の、そしてグループの垣根を超えて融合する。そんな下半期にしていきたいと思います。

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