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心理テスト公務員判定の学生が、起業した理由、起業できた理由。

こんにちは!Flamersの設楽広太(だーら)です。
今日は、「心理テスト公務員判定の学生が、起業した理由、起業できた理由。」というタイトルで記事を書いていこうと思います。

ゆるく本音で、個人ブログと同じテンションで、徒然なるままにまとめていこうと思っています。


今回主に話すことは

1. 僕のパーソナリティ
2. 僕が起業したいと思った理由
3. 僕が実際に起業できた理由

です。
個人的な話は1,2で書かれています。3では、普遍的に大きな決断をするときにこういうふうに考えれば公務員人間でも起業できるよ、と再現性のあるようにまとめるので、忙しい人はそちらだけ読んでもらえれば!

最終的には、「日本全国誰でも起業できるようになるレシピ」を完成させてクックパッドに投稿しておこうと思います。


1. 僕のパーソナリティ

公務員型人間

どんな心理テストをやっても、毎回出されるこの判定。(ISTJと呼ばれる型です)



ルールを大切にしており、現実的に問題解決することが得意。
例えば警察官や公務員など、ルールや規則の整っている組織に求められる資質を持っています。

自分のルールに限らずルールを確実に守ることができる誠実さは他のタイプの中でも光るものがあります。


僕自身その通りだと感じておりまして、おかげで義務教育時代は完全なる日本教育のルールに乗っかり、なかなかにこれ以上ない成績を収めておりました。


それにしても、僕の持ってる「光るもの」が「ルールを確実に守ることができる誠実さ」とは笑ってしまいますね 笑

ここはルールを作る側でした。




さらに、適性な仕事判定ではこのようにも出ています。

仕事におけるモチベーションは、経済的に満たされることと日常の幸福になります。具体的な報酬を得られず、空想にも近いアイデアのために働くことはしないことでしょう。


これはやばい!!!盛大な矛盾!!
一般企業に就職した同期とは比べられない給与をちびちびもらいながら、空想でしかないアイデアを日々実現するためにせかせか働いています。


さて、起業とは程遠いパーソナリティを持って生まれた僕ですが、執筆時点で8ヶ月の創業者生活を送ってきております。本題、

2. 僕が起業したいと思った理由
3. 僕が実際に起業できた理由

に入ります!


2. 僕が起業したいと思った理由

結論から言うと、

  1. 楽しそうだったから
  2. 自分事で、小さな革命を起こすプロダクトを創れると思ったから

です!
時系列的なストーリーが一番伝わりやすいだろうと思うので、サクッとまとめて上記2点の説明に入ります。


スタートアップ、ビジネス合宿、休学、起業断り、友人を紹介、ジョイン

大学1・2年生のときは、E.S.S.というサークルで英語スピーチ活動に取り組んでいました。ここでFlamersの代表、佐藤航智(こーち)と出会うことになります。



当時の僕には、ワクワクする将来の夢はなく、一応「国際開発に関わりたいですね。」などと壮大な話をしては、心のどこかでそこまで熱量高くなっていない自分を認識し続けていました。

そんな自分を、こーちは永遠と共同創業者に誘ってきます。永遠とw
彼は、「めちゃめちゃ起業したいマン」でした。僕は、「まーね〜〜」と流していました。



長期インターンはじめました(2017/12、大学2年冬)
大学2年の冬、こーちがインターンしていたスタートアップに誘われて、長期インターンを始めました。
ここで徐々に、関わる人・入る情報がスタートアップ寄りに変化していきました。



ビジネス合宿(2018/9、大学3年夏)
大学3年の夏、こーちに誘われて草津に1泊2日のオリジナル合宿に行きました。ビジネスアイデアを考えようぜーー!!と。草津から帰る車の運転中、めちゃめちゃ作りたいアプリのアイデアを着想してしまいます。ほんとにワクワクしていました。神が降りたかのように。



休学決意(2019/1、大学3年終了時)
一旦そのアプリを作るかーと動き出した僕とこーちですが、現実味の無いほど突飛なC to Cプラットフォーム(メルカリ的な)であることや、そのアプリが解決する課題感がこーちに薄かったことなどから、中止を決意。
「わーーーこのアプリおれがやらなかったら一生世の中でないじゃん!でもおれものづくり出来なから、人に頼むか自分で勉強するしかないじゃん!!」
と、エンジニアの修行を積むために大学3年終了後、1年の休学を決意しました。



起業断り、友人紹介(2019/4、休学中春)
こーちがついに、僕を本気で起業に誘ってきます。どのくらい本気かと言うと、僕の口座に決意表明金30万円を振り込んでいるほどでした。
あまりの本気度に、「OK!」と返した僕ですが、「まだエンジニアをやりたい」という思いから一度OKした返事を覆してしまいます。
起業しない理由を、A4用紙に裏表書き出してこーちにプレゼンww
共同創業者を3年誘われて断った僕は、友人の中から柴田展大(Flamers COO、ヒロト)をこーちに紹介するとともに、30万円を返金しました。



ジョイン(2019/8、休学中夏)
こーちとヒロトは初対面から意気投合し、2019/8の起業を決めていました。
もともと2人で計画されていた起業キックオフ合宿に、結果的に僕も参加することになります。
原因は、合宿前の6月7月で、僕とこーちの2人で(今思えばお遊びの)小さなプロダクトを作っており、その時に一緒に働いて楽しかったからだと思います。

僕の中では「質問箱みたいに売却できるだろーー!1億で売ろうぜ!」と考えていたその小さなプロダクトは、全くユーザーが伸びないサービス作りの厳しさと、一度決別した仲間の最集合を僕たちに残した末、heroku上で誰からもアクセスされずにゾンビとして生き続けています。



僕が起業したいと思った理由

こんな時系列的経緯で起業まで至った僕ですが、起業したいと思った理由は2点あります。

1つめは、2人と一緒にいるのが楽しそうだったから。

  • 圧倒的自信を持っていて、大風呂敷を広げるこーち
  • 大人すぎる人間性と思慮深さを持ち、課題に対してのエモも強いヒロト

2人とも共通して、僕が苦手な人に踏み込む力を持っています。
8月の合宿の5日間だけでも、自分が成長し、思考が磨かれていることを感じました。そんな2人とこれからも一緒にいたいとシンプルに思いました。


(↓起業キックオフ合宿)



2つめは、自分ごとで、小さな革命を起こすプロダクトを作りたかったから。
僕まじでLINE Payに感動していまして、送金便利すぎぃぃ!!って。かつてLINE Payが実施したキャンペーンで、友人にLINE Payの招待みたいなのを送るやつ、368人に送ってます。
そのほか、

  • オンラインで楽しくプログラミングを学べたProgate
  • 毎日の隙間時間で手軽な音声コンテンツを楽しめるVoicy
  • たくさんのアドバイスを貰える社会人とマッチングできたyenta
  • ちょっとした感謝をギフトで贈れるgiftee

魅了されたサービスを挙げればきりがありません。
ちょっとした便利で、UXが変わる体験を自分自身も作り出したい!身の回りの課題を解決するプロダクトを作りたい!iPhoneほどでかい革命はイメージできないけど、一つのドメインの仕組みを変えちゃうような小さな革命を起こしたい!と思いました。
そしてそれは、「自分ごと」で取り組みたい。熱量を傾けて、日々夢中に働きたい。
そんな僕に、意外にも起業はピッタリでした。


3. なぜ僕が実際に起業できたのか

上述の通り、僕は心の底からポジティブに起業したい!と思っていたことが分かりました。
もともとはそんなの全く興味がなくて、「国際開発に関わりたい(≒ 大きな機関に入る)」と思っていた人間だったのにです。

そこでここでは、そんな人間が、心の底から起業したいと思い、さらに実際に起業するに至る方法をまとめていこうと思います。


・環境を変える

長期インターンを始めたことは、思考に大きな影響を与えた転機でした。

自分たちの作ったプロダクトを磨くために熱量高く働くインターン先の人たち。本気で燃えている働き方を知り、僕もそうありたいと思うようになりました。
入る情報もスタートアップ関連のことが増え、ピッチを聞いたりする中で、おれもこれやりたい!と感じるようになっていきました。

自分に合った職種という文脈でも、資料作成や広報、広告運用、エンジニアリングなど様々やらせてもらう中で、自分が楽しさを感じるものに出会うことが出来ました。僕は何かを作っている時が楽しかったので、資料作成やエンジニアリングは結構楽しいと実感しました。

Flamersのミッション「やりたいことを育てる」がまさに実現されるための土台が出来たと感じています。ここでは起業に至る下地が形成されました。


もし何も他のことを考えないでいいなら、おれは何がしたい?

とある記事 の冒頭部分を読み終えた時、僕にはこんな問が生まれました。

もし今、他のことをなんにも考えないでいいとしたら、おれは何がしたんだろう?

3人で合宿に行って、さあおれもメンバーに加わるのか?と考えていた時期です。
大学、就活、親への相談、 色々あるけれど、一旦全部忘れて、何もない自分が今素直にやりたいと思っていることはなんだろう?

その答えが起業でした。ここでは認知。僕自身が心の底で起業したがっていることを認知できました。


・大きな人生の時間軸で見てみる

ポジティブな起業したい理由が見つかっている時、起業までの残りタスクはネガティブはマインドを消していくことです。そのための方法の一つとして、大きな人生の時間軸で見てみる、という方法は有効でした。

100年間生きるとすると、起業にかかる時間(ここでは失敗するというネガティブケースを想定しているので2年とおきます)、小さくない??w

そうか、目の前では一大決心の様に思えるけど、人生的に見たらそんなにめちゃめちゃ大きな話をしているわけではないんだな。

そしてどうだろう?40歳のパパだーらが子どもに自分の過去を話す時、どっちがかっこいいだろうか?80歳の自分が21歳を振り返った時、どちらの決断なら後悔しないだろうか?

大きな時間軸で見つめることで、選択が少し軽くなるとともに、少し上の視点から決断を迫られている自分を見つめる事ができました。


・正解にするというパラダイムシフト

起業するかしないかという決断を、メリット・デメリットから考える中で、当然どっちの決断にも良し悪しが出てきます。

起業するメリットとしては、プロダクトづくりができる、楽しそう、好きな人達と働ける、うまく行けば経済的リターンがある、市場価値が高まる可能性がある、人間的にも成長できそう、などがありそうです。

逆にデメリットとしては、リソース少なくて出来ることが小さい、初期は経済的に苦しい、上司がいないので効率的な学び(フィードバック等)は少ない、専門的スキルを身に着けにくい、大学卒業が遅れる、親に心配をかける、などがありそうです。

これだけ色々上げると、これだけの変数の中から正解の選択肢を「選ぶ」のは厳しみが深いです。

これを解決するのが、Flamersのvalueの1つ「正解を選ぶのではなく正解にしよう」。どっちの決断をしても、結局その中で頑張ってそれを正解にしていけばいいじゃんというパラダイムシフトを起こしました。これを以て、起業という選択肢に踏み込むことができました。


- 環境を変える
- もし何も他のことを考えないでいいなら、おれは何がしたい?を問う
- 大きな人生の時間軸で見てみる
- 正解にするというパラダイムシフト

以上が起業レシピになります。


終わりに

長々と書かれた文章を一読いただきありがとうございました。

創業してはや8ヶ月、悶々とサービスや人間関係などについて思い悩みながらも、楽しく働いています!
偉そうに上で書いておきながら、「正解にするマインド」はまだまだ必要だったりしますが、意外と公務員体質の利点もあるみたいで(自分たちで決めたルールを守る意識が高かったり)、またこれも一興だと思って活動しております。

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ではまた!!

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