学生時代にユーザーインターフェースを研究し未踏ユースに採択。研究テーマと合致していたサービスを持つチームラボへ入社。
学生時代は、明治大学の理工学部情報科学科に在籍していました。元々、プログラミングが好きで趣味でもやっていたのですが、学問として更に学びたくなったからです。その中で宮下芳明専任教員(現在は教授)の研究室に入り、デジタルコンテンツ系の研究について学びました。この頃に「未踏ユースプロジェクトに応募しないか?」と誘われ、当時研究しようとしていたテーマである「物理法則を用いた作曲インターフェース」で応募したところ、採択されました。
これをきっかけに研究というものが面白くなり、色んな学会や研究会に参加するようになりました。そこでの活動でチームラボという会社を知り興味を持ちました。当時のチームラボはユーザーインターフェースを重視していたものを多数開発しており、自分の研究テーマと重なっていた部分もあったので、新卒として入社しました。
対話型インターフェースの開発に取り組むFiNCに魅力を感じてジョイン。
チームラボに在籍していた頃は、3ヶ月ほどで開発してリリースするといった短期間での開発が多く長期的にプロジェクトを見る機会は少なかったんです。
元々、ユーザーインターフェースというのはユーザーの動向を見て、改善・改良していくものという認識が自分の中ではあったので、チームラボではその経験が体制的にも難しく自分の中で葛藤がありました。
そういったタイミングの時に、FiNCのエンジニアの方にお誘いを受け、長期的にアプリの成長を見届けることができるチャンスがありそうだと思ったので、面接を受けることにしました。また、対話型インターフェースに可能性を感じていたので、それを採用したFiNCアプリに魅力を感じて入社することに決めました。
入社後、メインで取り組んだのは、歩数や睡眠を入力するライフログ機能の開発です。多くのユーザーが使う機能なので、開発とその改善は思った以上に大変でした。
すでに多くの画面や機能が存在したため、現状の機能維持と整理しつつ新たな機能を追加するのは難しいのですが、他のエンジニアやデザイナー、プロダクトマネージャーと常に議論できる環境があるのでそこは助かっています。また、リリースした機能によって使ってくれるユーザー数がどのように変化しているのかがチーム内で共有されていたので、それを元に議論できたのもより良い改善に繋がっていったと感じました。
FiNCの良さは、「心理的安全性を重視したチームワーク」にある。
FiNCで働いていて、良いなと思うのはお互いに言いたいことが言える環境があることです。
マネジメント側への提言や、チーム間での情報共有など、上下・横のコミュニケーションがとりやすいのは非常にありがたいです。
マネジメント側と開発メンバーの連携がスムーズなのは、VP of Engineeringを務めている清水の尽力があってこそだと思いますが、現場の意見が開発にスピーディに反映されるので、非常に仕事がしやすいです。隔週で1on1があるため、マネジメント側への提言がしやすいのも助かっています。
チームメンバーとは毎週のチーム定例やエンジニア定例MTGで、開発での悩みや最新技術の共有等を行っていて、そこで問題が解決したり、最新技術を開発に取り入れやすくなっています。
昨年末にAndroidチームは、Google Playベスト オブ2018で自己改善部門の大賞を受賞したのですが、これは、日々チームメンバーと試行錯誤しながら開発に取り組んできたことが、結果に繋がったので、非常に嬉しかったです。
Androidチームは、個々のバックグラウンドやエンジニアとして目指している方向性に多少の違いはあれど、「FiNCアプリをよくしていきたい」という向かっているベクトルはバッチリ足並みが揃っているので、議論がスムーズに進みますし、様々な観点からアプリをより改善していくという提案がお互いから出るのも、チームとしての強みかなと思います。なので、リモートワークでも問題ないですし、私も開発に集中したいときはリモートワークを良く活用しています。
600万超のFiNCアプリユーザーを抱えるハードウェア機能や自動分析の開発・改善に着手するタイミング。
現在のFiNCアプリは充分に使ってもらえるアプリになっていると思いますが、今後のサービスの発展を考えると、まだまだ大きいアプリになっていくと思います。
エンジニアチームも現状のアプリに満足しているわけではなく、更なるパフォーマンス改善や、ハードウェアとの連携、食事の画像解析などの新機能の開発などに着手しています。
更に新しい技術に対する勉強会等を開くことで、Androidの新機能に対しても積極的に取り込んでいこうと思っています。
現状に満足せず、今後も良いアプリを開発していける方と一緒に仕事が出来たらと考えています。
▼FiNCではAndroidエンジニアを積極採用中です。