某アートテクノロジー企業にいた3年半で20個以上のアプリ開発を経験。
私は元々、音楽業界で働いていて、30歳からエンジニアとしてのキャリアがスタートしました。エンジニアキャリアとしてはFiNCは2社目になります。
前職でエンジニアとしてキャリアをスタートし、最初に経験した仕事は、某アートテクノロジー企業で複数のアプリ開発を手掛けることでした。
クライアントがつくりたいものに対して、実現可能性の可否調査から入り込んで、開発が可能になれば、要件定義、設計、実装、保守対応、機能追加リリースなど上流から下流まで一貫して対応していました。
複数のプロジェクトが同時に走っていくため、上記を並行的に取り組んでいました。
在籍期間は3年半ほどだったのですが、20個以上のアプリ開発に携われたので、短期間で非常に濃い経験を積むことができました。
ただ、あくまでも前職の仕事はクライアント企業の受託開発がメインでした。
自分の中で一定の経験が積めたタイミングで、「一つのアプリを継続して深く育てていきたい」という想いが日に日に強くなり、自社サービスを持つ会社への転職を検討しました。
1社目で経験できなかった「一つのアプリを育てる」をテーマに600万DL突破。
上記の様な想いを抱えていた中、偶然にもWantedlyでFiNCの存在を知り、代表取締役CTOの南野とカジュアル面談をさせていただきました。
実はその面談の時は、技術の話は最初の10分くらいしか話さず、エンジニアになる前のキャリアの話や趣味の料理の話でとても盛り上がりました。
逆にちゃんと技術面の話が伝わっているか不安になったくらいです(笑
当時、実は既に他の会社から何社か転職のお誘いをもらっていたのですが、その中でも最もメンバーとの相性や会社の雰囲気が良いと感じたのがFiNCだったので、入社を決めました。
FiNCに入社した時期が、ちょうどアプリの一般公開前だったので、今後のベースとなる機能開発やグロースのプランニングの話なども活発に行われていました。変動要素が多いものに対して「どうメンテナンス性を意識していくか」、大規模なアプリ開発における「チームの作り方」など、開発だけでなく、チームを大きくするといった点でも非常に貴重な経験・知見も積むことができました。
アプリを正式にリリースしてから2年が経過して、現在600万DLを突破しました。FiNCに入社するときに求めていた「一つのアプリを継続して深く育てる」という経験を求めていた通りの良い形で積めているのではないかなと思います。
お互いの役割を全うできる信頼関係。プライベートでも一緒に過ごせる仲間が沢山いるのがFiNCのよさ。
FiNC開発チームの良さは不要な遠慮がいらないことです。
仕事の議論と個々の関係性は別物として切り分けて話せる環境がいいなと思います。
例えば、意見が対立して議論が白熱したあと、自然と一緒に「じゃぁ飯でも行くか」みたいな流れになることがよくあります。エンジニア全体のランチや、有志のメンバーで集まって部活的な活動をしていたり、仕事以外でも良い関係性を作れていると思います。
メンバーそれぞれの価値観はもちろん多様ですが、「どういうユーザに価値提供するか」、「エンジニアとして、開発チームとして、どう成長して行くべきか」など、仕事においては考えていることや目線が揃っているので、非常に仕事しやすいです。
もちろん、細かい意見で食い違うことはあるんですが、そういう信頼関係があり、向かう先は擦り合っているのでポジティブに考えを伝えあい良い議論することができています。
仕事の進め方においては、リリースしているアプリは一個ですが、複数のドメインごとのチームにわかれ、それぞれがお互いに協力しつつも独立的にサイクルを回していて、一個のチームに対して、企画やデザインの調整から開発Fixまで一貫して納得のいくものを作っていける環境があるのも魅力の一つだと思います。
IoTデバイスとの連携を含め新しいチャレンジも継続的に行いながら、今後は長期的なメンテナンスを意識した設計の最適化や、古いコードのリファクタにも着手。
基本的な機能は出揃ったものの、今後は個々の機能の細かい最適化やさらなるサービス展開のための開発など、まだチャレンジすることが多数あります。
また、特に初期からある機能はコードも古く見直す必要があり、長期メンテ性も踏まえて最適化するための計画も部署全体で行われています。
このように様々な課題に対して、どういうアプローチを行うべきか、どうしたら良くなるか一緒に考えて改善(サービス面・技術的観点共に)することに喜びを感じる方と一緒に働いて行きたいと思っています。