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採用フィルターってなに?

こんにちは。
FilterBankの大宗(@omunejun)です。

はじめて個人noteで発信して、はや1ヶ月。
前回「これから定期的に書いていきたいと思います」と宣言したとおり、今回は私たちのメイン事業である採用フィルターに関連する内容を書こうと思います。

世の中には採用選考をしている時に候補者をチェックするサービスとして、

・ コンプライアンスチェック
・ バックグラウンドチェック
・ リファレンスチェック

などがあります。

ほとんどの人が「なんとなく聞いたことがある」とか「何が違うのかわからない」って反応だと思います。

ぜひ、そういった方に読んでもらいたいです!

各チェックの私なりの分類だったり、採用フィルターにできることも綴っていますので、最後までご一読いただければ幸いです。

候補者チェックの分類

そもそも「〇〇チェック」ってあくまで俗称だと思っているので、人によって手法・範囲のイメージが違う気がしますが、私目線で3つのチェックを分類すると下記になります。あくまで個人見解です。

コンプライアンスチェック

手法
① 各種データベース、ネット検索などを行う
② 候補者の情報であるかを見極める
 (同姓同名じゃないか など)
③ 情報がポジティブか、ネガティブかを見極める

※ あからさまに本人!ポジティブの塊!なら見極めるのは簡単。ただ、思い込みが厳禁な仕事なので、情報に含まれるニュアンスを読み取るのが大変な時が多い

わかること
・ 企業の信頼性や評判が損なわれる可能性の情報
・ 学歴や職歴の(候補者の発信じゃない)情報
・ SNSなどで社会的に問題と思われる情報

バックグラウンドチェック

手法
① 候補者に第三者から情報を取得する同意を得る
② 過去職場に連絡して候補者を知ってる人を探す
③ 候補者の申告内容に沿ってインタビューを行う

わかること
・ 在籍期間や役職などの経歴照会
・ 職務能力、勤務態度や協調性などのリアルな評価

リファレンスチェック

手法
① 過去職場の上司、同僚に推薦者になってもらう
② 推薦者への連絡の方法や日時などを連携する
③ 準備した質問項目に沿ってインタビューを行う

※ 従来は電話やメール、ビデオ通話などで実施されることが一般的だけど、今はオンライン上で回答を得るサービスが多いので、②の手間は不要になってきてる

わかること
・ 推薦者を引き受けてくれる人がいるという人間性
・ 職務能力、勤務態度や協調性などの推薦者の評価

補足:メリットの補完性

各チェックの特徴を私なりにまとめてはみましたが、正直いうとメリットを分類するのが難しいです。

なぜかというと、いずれかのチェックを実施することで連動して他のメリットも附帯されるからです。

例であげると、バックグラウンドチェックでインタビューして回答が得られなかったけど、コンプライアンスチェックで経歴確認ができた!とか。意図してないところで、情報の確認ができたりするからです。

なので、各チェックのメリットに関しては分類するのではなく、同時利用することで補完できるって関係性だと思います。

補足:私が推すメリット

ちなみに、個人的に推している間接的に影響を及ぼすメリットは企業文化の維持に繋がることです!

正直なところ、書類選考や面接中において先入観や経験則で「この候補者、大丈夫かな?」と疑ったりすることありますよね。リスク回避の意識は当然のことだし、直観を信じることも大事だとも思います。

ただ、そういった疑う気持ちから出る質問をする時間を省いて、純粋に組織文化(働くメンバー)との相性を確認するために、全ての時間を注いだ方が絶対いいと思ってます。面接時間も限られてますし。

なので、カルチャーマッチを間接的に補助する効果、それが私の推しメリットです!

採用フィルターを簡単にいうと

ここまでの説明をふまえて「採用フィルター」がどういったものか簡単に説明すると「コンプライアンス+バックグラウンド」が選択可能なサービスです。

ポイントとしては調査力が必要不可欠な範囲をカバーしているので、チェックする項目もプロの情報精査がないと、簡易スクリーニングで終わってしまうという部分を対象としている感じです!

≪サービス資料から抜粋≫

リファレンスチェック対応について

ちなみに「リファレンスチェックはやらないの?」という質問・要望をいただくことは多いですが、仕組みで解決するリファレンスチェックの提供予定は現段階ではありません。例外として、電話での熱量があるリファレンスインタビューを希望される場合、実施することはあります。

「熱量があるリファレンスインタビュー」の解釈
推薦者から「彼は真面目でした」という回答に対して、「その真面目さが際立つエピソードも聞かせてください。」と反応して深堀をすること。

ちなみに、
仕組みで解決するリファレンスチェックをしない理由としては2つです。

理由① 調査力を磨くことに情熱を注いでいるから
理由② 提供プロセスの改善に情熱を注いでいるから

まぁ、私たちのような調査力に自信をもっている会社がリファレンスチェックを出しても、トレンドに乗っているだけ感が否めないと思いますし。

すでにたくさんの素晴らしいサービスが浸透しているので、出る幕ないんじゃないかと思います 笑。

なので、私たちはその素晴らしいリファレンスチェックサービスを提供している各社と業務提携しているというわけです。

コレはもう間違いなく、自分たちでやらないだけで完全に素晴らしい会社に乗かってる精神です 笑!


提携しているリファレンスチェックサービス
※ サービス名称・五十音順

ASHIATO | エン・ジャパン株式会社
TASKEL | 株式会社HRRT
ネンタメ | 株式会社KUROKO
back check | 株式会社ROXX
HERP Trust | 株式会社HERP

海外人材の各チェックについて

あと質問・要望が多いのが、
「外国人のチェックはできますか?」
「英語のレジュメでも依頼できますか?」
「日本人の海外での勤務実績は調べられる?」

これ、最近は結構な頻度で聞かれるので、
ここでハッキリさせておきますが、対応できます!

理由は大きく2つあります。

理由①
ロンドン証券取引所グループの傘下の企業であり、金融情報やリスク管理などのサービスを提供する「LSEG データ&アナリティクス(旧:Refinitiv)」のデータベースの使用・配信許諾の契約をしているからです。具体的には、世界のマネーロンダリング・制裁リスト・贈収賄・コンプライアンスリスクに関連する情報を包括的で効率的に取得することができます。
(プロファイル数 : 約550万件 - 2023年9月時点)

LSEG データ&アナリティクス | ファイナンシャル・テクノロジー&データ
LSEGデータ&アナリティクス 世界中の40,000人以上の顧客、400,000人以上のユーザーと提携し、データとテクノロジーを通じて財務に関する洞察力を強化。
https://www.lseg.com/ja/data-analytics


理由②
20以上の海外バックグラウンド調査を効率化し、人事担当者が候補者内の潜在的なリスクを特定するのを支援する「CheckMinistry」を提供する「Accel Screening HK Limited」との業務提携をしているからです。徹底した海外のバックグラウンド調査が可能となり、具体的に「学歴・職歴・評価」を地理的な場所に関係なく、包括的で効率的に取得することができます。

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https://www.checkministry.com/

最後に

いかがでしたか?
こういったチェックサービスを初めて知った!って方に届いたり、「なんとなく聞いたことがある」とか「何が違うのかわからない」って方が、少しでも整理してもらえたのであれば幸いです。

これから調査力を磨き続け、提供フローを改善することで候補者チェックのスタンダードを一新し、企業の意思決定プロセスをより安全で確実にサポートできるように事業を進めていきます!!


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