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FICCが考える目標を達成し、成果を出すために必要なスキルとは?

FICC人事・広報太田です。

今年も4月に新たな新卒メンバーがジョインし、入社後すぐにFICCのトレーニングプログラムに取り組んでいます。トレーニングの内容は、基本的なビジネススキルから、ポジション毎に必要とされる専門的なトレーニングまで様々ですが、どのポジションにも共通して、情報を収集し、提案し、プロジェクトを管理し、改善するスキルが求められます。一緒に働くチームのためにも、このスキルの習得は非常に重要となります。今回はそのスキルの一部をお伝えできればと思います。

「本来の目的」を理解する

目的が理解されていない行動の多くは無駄だと言えます。

何のために、どれだけのリソースを費やし、何を得ようとしているのか?目的を正しく理解することができなければ、全ての業務において重要である「投資」対「効果」の関係を見ることができません。

明確な目的は、戦略的な行動を可能にし、チームの意識を1つの方向にまとめます。結果、全員が効率的な達成方法を意識し始め、リソースの配分の最適化が行われます。

もし目的を正しく理解することができておらず、資金や時間など資源の配分が戦略的にできていないような状況にいる場合は、必ず「本来の目的」を確認するようにしましょう。

また、目的はできるだけ具体的に(数値目標を含むなど)異なる解釈の余地がないよう設定しましょう。そして目標は複数ではなく、必ず1つに集中しましょう。複数の目的は判断に迷いを生じるだけでなく、貴重な資源の効果を薄めてしまいます。

数値目標は過去の実績から推計を行うのではなく、今ある資源の最適な配分を行った際に得られる理想の結果を定義し、設定しましょう。

「根拠となるデータや情報」を基に判断する

今や大掛かりな調査を行わなくても、インターネット上で市場、ターゲット、競合などの情報は簡単に入手することができます。

Googleアラートに自社や競合のブランド名を設定すれば常に最新情報を得ることができ、Yahooリアルタイムでは消費者の声を聞け、AdWordsのキーワードプランナーやGoogleトレンドではニーズや動向を知ることできます。また少し費用をかければSurveyMonkeyでアンケートを実施できたり(Google Driveなら無料)、SimilarWebで競合サイトのトラフィックを分析することもできます。

ビジネスにおける判断の大半は感覚的なものですが、正しい判断の裏には必ず根拠となるデータや情報があるはずです。情報収集に必要な労力を惜しみ、活用できる情報を収集せずに判断を急げば、高い確率で失敗を招くでしょう。

「情報を整理し、相手に正しく伝え、説得」をする

自分のアイディアを実現し、成果を得るためには、権限を持った人物の説得が不可欠です。

客観的な事実を述べ、相手に自らの意思でその行動を変えてもらいます。そのためには、たくさんの情報を集め、簡潔に、順序立ててその情報をまとめ上げ、相手の心が動くように伝えます。この中で最も重要なのは、情報を正しく「順序立てる」ことです。情報を正しく整理することができるようになれば、どんな相手でも説得できるでしょう。

成功の可能性が高く、経済的利益につながり、相手の戦略に合致するよう作られた提案は、それが最善の選択肢であると思わせることができれば却下されることはありません。

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上記以外にも、「時間を正しく管理するためのタスクの分解」や「高頻度な効果測定を通じた数値目標の設定と効果測定」、「レビューを通じた正しい成功(又は失敗)要因の理解」などがありますので、ご興味ある方は FICC BLOG を読んでいただければと思います!


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