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なにをやっているのか

ファーストリテイリングが展開する「ユニクロ」の店舗
新拠点「UNIQLO CITY TOKYO」
株式会社ファーストリテイリングはUNIQLO、GUをはじめとする8つのアパレルブランドを抱えるホールディングスカンパニーです。1984年、UNIQLO1号店を広島にオープンして以来、現在では20カ国以上に展開する日本発のグローバルカンパニーとして成長を続けています。 アパレル業界の中では、ZARAを運営しているInditex、H&Mに続いてグローバルで業界3位のアパレルグループです。 今回、更に大きな成長を目指し、業態をSPA(製造小売業)から、ISPA(情報製造小売業)へと進化させることを意思決定し、デジタル化、グローバル化を推進しております。

なぜやるのか

ファーストリテイリングには、「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」というコーポレートスローガンがあります。 これは、アパレルブランドとして単に服を製造・販売するだけではなく、本当にお客様が求める服を提供することによって、お客様の日常を少しでもより良い、より豊かなものにし、それを通じて世界を良くしていきたいという思いがこめられています。 ファーストリテイリングの主幹事業であるユニクロは自社で製造から販売まで一貫して行う製造小売業という事業モデルとなっておりますが、ヒートテック、ウルトラライトダウン、エアリズムといった商品を繊維・素材から開発することによって、夏冬の装いを大きく変えてきたと思っています。 今後はこの製造小売業から、デジタル技術を駆使しお客様が求める商品をよりリアルタイムに作り届けていく情報製造小売業に変貌を遂げていきたいと思っています。

どうやっているのか

ファーストリテイリングは小売業という枠組みとその常識を超えて、"情報製造小売業"へと業態を変革し、新しいデジタルコマースサービスをお客様に提供していきます。そのために、オフライン・オンラインをシームレスにつながったお客様体験を提供するとともに、さまざまなエリアに大胆に最先端のテクノロジーを活用・自己変革を推進していきます。 具体的には、需要予測の高度化から、倉庫自動化、生産リードタイム短縮、在庫配置の最適化、更にはマーケティング・オートメーション、異常値の可視化等の実現に向けて尽力しております。