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【BLOG#8】紅葉と焚火と語らいと ‐「ふもとっぱらキャンプ」体験記

「ふもとっぱらキャンプ」体験記

秋の澄んだ空気が気持ちいい10月。

街路樹も少しずつ色を変え始めたころ、私は東京を離れ、山々に囲まれた紅葉が見事なキャンプ場「ふもとっぱら」へやって来た。

一緒に行くのは株式会社建助のメンバー11名。建助では、社内イベントが積極的に行われており、社員同士が互いに理解を深め、絆を育む場がたくさんある。

今回は自然の中でリフレッシュしながら、普段は話しきれないような仲間の一面に触れることを目的としたチームビルディングのイベント。キャンプ経験が豊富な先輩方が、初心者の若手社員も楽しめるようにと工夫を凝らし企画したものでした。参加者は20代から40代までとさまざま。社歴や役職は関係なく、仲間としての新たな絆を築くためのひと時が、ここから始まろうとしていたのです。

幕開け‐広大な富士と広がるキャンプ場

車を降りた瞬間、広大なキャンプ場に広がる富士山の美しい姿が目に飛び込んできた。ほんの少し赤や黄色、オレンジに染まった木々が風に揺れ、日差しを浴びてキラキラと輝いている。晴れ渡る青空の下、その雄大さに私は息を飲みます。

キャンプ場「ふもとっぱら」は静岡県富士宮市に位置し、富士山を正面に望む広大な敷地が特徴のキャンプ場です。気候条件が良い日には、朝焼けや夕焼けに染まる富士山の幻想的な光景を楽しめます。また、炊事場やトイレ、シャワーの設備も整備されているため、初心者の私も安心。

いつもはPCに向かっている私たちも、この瞬間は完全に仕事を忘れて自然に心を委ねました。

自然に囲まれ、心が解放されていくのを感じながら、まず始めに先に到着した東京オフィスメンバーは、テントの設営を開始。キャンプの経験が少ない若手たちは、初めての作業に戸惑いながらも、先輩社員のサポートを受け、次第にテントが形作られていく。

実は、建助にはキャンプ好きな社員が多く、アウトドア愛好家が集まる風土があります。キャンプ道具にも詳しい社員が多く、それぞれが愛用している道具を持ち寄り、自慢のギアについて語り合うことも。一流のキャンプ道具に、若手社員は興奮しながら準備を進めます。

因みに女性陣3名はコロッケというログハウスで寝泊まりをします。とても居心地がよく断熱材が使用されていて暖かい…!

テントの設営をしたあとは・・・

夜まで特にやることなし。

「シンプルで自分らしい時間」を楽しむチャンス。各々好きなことをします。お気に入りの本を読んだり、自然の音を聴きながらリラックスしたり。私とSさんは散歩をしにいきます。キャンプ場内の売店に立ち寄ると、地元の特産品である「あさぎり高原牛乳」を使用したプリンや牛乳が販売されており、思わず購入。

自然の中で食べるスイーツの美味しさは別格で満足感もひとしおです。

焚き火と料理で生まれる、仲間の絆

日が沈み、キャンプの醍醐味である焚き火を囲む時間がやってきました。Aさんが持参した火起こしセットで炎を起こすと、みんなで拍手。プライベート用のSNSに写真をアップするため、撮影会を実施。若手社員が撮影のコツを先輩方に教えます。

焚き火の暖かさが心地よく、肌寒い夜に火のぬくもりが嬉しく感じられます。焚き火を囲みながら、それぞれの仕事への想いやこれからの目標について語り合う時間は、親近感や信頼関係を育む良い機会となりました。

焚き火の温かい光に包まれると、本音がこぼれ出る。空気が綺麗な秋の夜、そこには言葉にできないほどの安らぎがありました。

さぁ暖かい火を囲んで、持参した食材でのキャンプ料理が始まります。

焼きそば、おでん、シチュー、焼肉・・・そして巨大マシュマロ!

鍋で作った温かい料理は、体を芯から温めてくれ、都会ではなかなか味わえない贅沢な時間です。食事を楽しみながらちょっとしたゲームや、富士山をバックにした記念撮影、星空を観察したりと、みんながリラックスした雰囲気の中で楽しみました。

朝日に照らされた紅葉と仲間の笑顔

翌朝、早起きしてテントから外に出ると、山間から顔を出した太陽が、冷たい空気を温かく包み込み、木々が再びその色を鮮やかに見せてくれます。富士山がほんのりとオレンジ色に染まっていく様子に、メンバーはしばし言葉を失います。自然の壮大さを目の当たりにすると、普段の生活で気づかなかった小さな感謝や仲間の温かさが胸に響いてくるようでした。

仲間たちと軽くコーヒーを飲みながら、朝の静かな時間を共有しました。Nさんが「こういう時間、都会ではなかなか取れないから貴重だよね」と呟きます。心地よい静けさと、木々が語りかけてくれるような不思議な感覚に、みんなが深く頷いていました。

昨夜のディナーに負けないくらい豪華な朝食が並んでいます。大阪オフィスのWさんが自慢のたこ焼きを振る舞います。「朝からこんな豪華なキャンプ飯が食べられるなんて…!」と皆のテンションも一気に上がりました。

自然の力が教えてくれるチームワークの大切さ

自然に触れると、ふだん何気なく見逃してしまうような仲間の思いやりや配慮が見えてきます。キャンプでは、天候が予測できなかったり、火加減を調整するのが難しかったりと、自然の中だからこそ学べる経験がたくさんあります。こうした困難に対して、どう連携し、柔軟に対応するかが問われるのです。キャンプの場でも、日々の仕事と同じように、各自の役割を意識しながら協力して進めることで、一体感が生まれる瞬間を何度も感じました。

キャンプ経験が豊富で頼りがいのあるメンバーもいれば、料理に精を出してみんなのために美味しい食事を作ってくれる人もいました。何気ない会話の中で、仕事外での趣味や家族の話など、普段は聞く機会がないような話も聞くことができ、ますます仲間への理解が深まったように感じます。

最後に、株式会社建助 専務取締役の三浦さんから・・・

(嬉泣)

キャンプという自然の中でのひとときを共有し、仲間としての絆がさらに強まった今回の体験。若手社員も先輩社員も、共に学び、共に笑い合った時間は、これからの株式会社建助にとって大切な財産となりました。今回のキャンプ体験は、それぞれの強みを活かしながら先輩から後輩へ受け継がれていくものも多くあり、ただ楽しいだけでなく、会社としての価値観やチームワークの大切さを改めて感じさせてくれるものでした。私たちは共に働く仲間でありながら、仕事の枠を超えた「人と人」としての関係も大切にしています。これからも、こうした経験を積み重ね、柔軟で信頼できるチームとして成長していきたいと感じています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。それではまた次回のストーリーでお会いしましょう!






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