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『あなたがいるから続けたい』仕事への想いを和牛女子に聞いてみた

こんにちは。ファームノート編集部の秋山ウテです。

今回ご紹介するのは、2019年2月に入社した、和牛への愛がハンパじゃない鈴木思鶴(しづる)さん。

和牛との出会い、ヨーロッパで和牛肉の卸販売をやっている前職との出会い、ファームノートの出会いについて聞いてみました。

『この人がいるから続ける』、つながり軸で何かできないか

-- 入社してから約2ヶ月くらいですね。今は何をしているんですか?


遠方にいらっしゃるお客様のサポートとカスタマーサクセスのお仕事をしています。
ファームノートの製品がどうやったら永く愛してもらえるか試行錯誤しているところです。

もちろん、お客様にいい製品を提供することが、使い続けてもらえる理由になると思います。
一方で、個人的な想いとしては、『この人がいるから続ける』っていう人軸というか、つながり軸でも何かできないかなと模索中です。

-- なんで、人軸とかつながり軸を大事にしているんですか?

出会いとつながりが人生を変えるんだなって実感したからですかね〜。
畜産を学ぼう!って思ったのも、実際に和牛の流通に関われたのも、出会いがきっかけなので。

きっかけは、高2のとき食べた和牛

-- 畜産を勉強するきっかけになった出会いってどんなことですか?

高2の頃、お昼休みに友達とお弁当を食べていました。
友達の弁当箱に入っていた佐賀牛をたまたまもらったんです。

食べた瞬間、すっごく感動しました。
『やわらかい!甘みすごい!なんだこれは!』って。笑
お弁当ってこともあってお肉は冷めていたのに、びっくりするぐらい美味しかったんです。

これがきっかけで、『和牛すげー!』って興味を持ちました
和牛のことをもっと知りたいって思って、調べてみたら畜産学がいいんじゃないかと思いました。
で、畜産を勉強したいなってことで、宮崎大学農学部に入ったんです。

生産農家の想いも流通に乗せたい

-- その時食べた和牛が原体験になっているんですね。

そうですね。


大学時代では実際に牧場に行くことが多くて、”牛まみれ”な毎日を過ごしていました。
すごく幸せでしたね。

そんな時、ある生産農家の方がこう言ってたんですよね。
『自分が作ったお肉がどこで誰に食べられているか、わからないんだよね。』って。
生産農家の方々の想いとか情熱まで一緒に届けていければいいなって考えました。
私みたいに和牛で人生変わった人もいるのに、それが生産者に伝わっていないのはすごくもったいないことだと思ったんです。

そこで、お肉が出来てから食べられるまでの過程、”流通”に興味を持ちました。

その時にひらめいたのが、和牛含めて宮崎の食材を海外で楽しんでもらえないかっていうことでした。
ちょうど、私の大学がベルギーのリエージュ大学と交流があったんです。
で、リエージュ大のみなさんに実際に食べてもらおう!と企画を立ち上げたことがありました。

『もっとわぎゅうください』

-- すごい企画力ですね!

ただ、問題が発生して…
和牛を一個人が海外に持っていくことが検疫的に難しくて…

どうしようか悩んでいた時に、縁あってある方を紹介してもらいました。
それは、宮崎の生産農家さんが作っている牛肉を取り扱う会社さんでした。
実はこれが前職の社長さんとの出会いでもありました。
で、宮崎の食材と牛肉を持ってベルギーへ。


*『もっとわぎゅうください』とコメントしてくれた学生も

特に和牛がリエージュ大の方々に好評で、嬉しかったのを覚えてます。

リエージュ大学での経験もあって、海外で和牛を広める仕事できないかなって、思ったんですよね。

そのあと、前職の社長さんにお願いして、卒業後に働かせてもらうことになりました。
前職時代はすごくやりがいがあって充実していました。
お客様(生産者)へのコンサルティング、和牛のプロモーションなどなど、前職でも”牛まみれ”でした。笑

次は、いい出会い、いいつながりを提供したい

-- その後はどうしたんですか?

ヨーロッパを拠点にして生活するか、日本に戻るか、家庭の事情で決めないといけなくなりました。
自分の大好きな和牛に関わっていきたいっていう想いはあるものの、やっぱり家族は大事だなって。

で、自分の好きな領域で何か出来ないかって探しているときにファームノートに出会いました。

見つけた時、当時の転職エージェントさんに『ここ受けます!』って熱く語りましたね笑

-- そんな経緯で入社したんですね。

そうなんです。
出会いとかつながりって人を変える力がある気がしています


*社内勉強会に参加したときの鈴木さん*

まだまだ模索中なんですけど、私自身もいい出会いとか、いいつながりを提供できたらなって考えてます。

***

取材を終えてみて

出会いを軸に鈴木さんにお話を聞きました。


僕たちファームノートでは、Connected、Bold、Professionalという3つのバリューを大切にしています。

■ファームノートのバリューの1つ、Connected
”人との繋がりを大切にして、お互いを尊重し、感謝を忘れず、最高のチームワークで成果を求めていきます。”

出会いを大事にする鈴木さんは、Connectedだな〜と取材時に感じました。
また半年後、1年後にどんな出会いがあったかをもう一度インタビューしてみたいと思いました。

ちなみに、うちではカスタマーサクセスのメンバーを募集中です(2019年5月6日時点)。

カスタマーサクセス
農業のカスタマーサクセスをゼロベースから立ち上げるメンバーWANTED!
ファームノートは、牧場の生産分析をもとに、牛の遺伝改良サービスやIoT製品等を通じて生産者の利益創出を支援しています。 酪農DXのリーディングカンパニーとして、プロダクトの開発力と次世代牧場の生産技術や遺伝子解析の技術を組み合わせ、業界を根本から変革することにチャレンジし続けています。 ※グループ全体の技術を結集し、一般の牧場と比べて1人あたり3倍の労働生産を誇る牧場を可能にしました。(個体乳量は、日本平均1頭29kg/日に対し、40.7kg/日。) 【弊社の提供サービス】 ・牛の遺伝解析により理想的な牛群づくりを支援し、牧場の生産性を向上する「Farmnote Gene」 ー 牛の遺伝子情報を採取して解析することで、牛一頭一頭の乳量・乳質、生産寿命、繁殖能力、疾病リスク等を明らかにします。牧場にとってより良い牛を残していくことで、将来の収益力向上を実現し、人が働きやすい牛群をつくり、労働生産性の高い牧場を目指します。 ・牛の健康モニタリング(発情、分娩兆候、起立困難等)を実現するセンサー「Farmnote Color」 ー 毎日の牛の観察をセンサーが代替します。繁殖業務において重要な発情行動の観察業務は不要になります。また、牛の活動量を常時把握し、発情・分娩兆候・活動量低下などの異常値を発見し、即時対応できる業務を実現します。 発情の早期発見により数百〜千万円/年の売上UPに貢献した実績や、獣医が目で見ても発見できなかった牛の病気をセンサーがいちはやく検知できた事例があります。 ・牧場の生産管理を効率化するクラウドシステム「Farmnote Cloud」 ー 紙の台帳で管理することが一般的だった牛のデータ(健康状態、発情周期、乳量等)をスマホやタブレットですぐに記録/確認することを可能にし、牧場経営者の的確な判断の支援を可能にし、従業員間の情報共有を加速させます。 ・牧場の経営分析をサポートする「Farmnote Compass」 「Farmnote Cloud」などから抽出した情報やデータに基づいて課題を抽出し、最適なPDCA(計画・実行・検証・行動)を回せる環境づくりを支援します。 牛の疾病予防や繁殖成績向上など経営改善に必要な環境を低価格で構築できます。 Compassユーザーの中には、1年間で平均分娩間隔が25日間短縮できた事例もあります。 株式会社ファームノート http://farmnote.jp/ 【グループ会社】 株式会社ファームノートホールディングス https://farmnote-hd.com/ 株式会社ファームノートデーリィプラットフォーム https://farmnote-dp.jp/ 次世代型の牧場※の経営により、業界の課題や生産者の抱える課題とニーズがよりわかってきました。 ※次世代型自社牧場=牛や労働者の快適性を追求した牛舎設計、自動搾乳ロボット等を導入した牧場 【メディア掲載情報】 ▼日経クロストレンド|IT起業家が牧場をつくった理由 現場を知らないDXは掛け声倒れ https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/watch/00008/00121/ 当社が考える酪農DXについて紹介されています。 ▼HOWHERE|北海道から酪農・畜産を変える。人と技術の革新で社会課題に挑むファームノートホールディングス https://howhere.jp/articles/farmnote-holdings01 当社の事業や組織文化、働き方について紹介されています。
株式会社ファームノート

気になった方は、お話しましょ〜!

それでは、次回もお楽しみに!

プロフィール
鈴木 思鶴(すずき しづる)
和牛女子。高校時代に友人に食べさせてもらった佐賀牛に感動し、畜産の道を志す。その後宮崎大学農学部に入学。前職ではヨーロッパで和牛肉の卸販売会社にて”WAGYU”の普及に努める。2019年2月にサポート兼カスタマーサクセスとして入社。
取材・編集:秋山ウテ
取材日:2019年4月4日
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