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1人1人の思いが叶えられる場所を作りたい。事業統括責任者が、大手広告代理店を経由して、エフ・コードに復帰した理由とは?

[平井隆仁 プロフィール]

大学院修士課程修了。政府系金融機関に新卒入社

エフ・コード、大手総合広告代理店を経て2020年4月エフ・コードに再入社

一度、エフ・コードに在籍し、大手広告代理店を経て、再度エフ・コードに参画した

Webコンサルティング事業部 事業統括の平井 隆仁。(左記は掲載開始時のポジションです。2021年4月に取締役経営企画室長に就任しました)

多彩な経歴を経て、改めてエフ・コードに戻ってきた理由と、今後の展望について語りました。

中小企業の力になりたい!でも…

私は母、祖父母、兄、そして叔父のそれぞれが経営者という、少し変わった環境で育ちました。

その中で、祖父母の会社が経営難により事業をたたむ姿が、とても強く印象に残っています。

尊敬する祖父母が事業で苦しむ姿を目の当たりにし「中小企業の力になりたい」と少しずつ思うようになりました。そのため、新卒で政府系金融機関へと入り、中小企業融資へ従事するようになったのは自分にとっては自然の流れだったと思います。

しかし、中小企業融資を通じ多くのお客様の支援をすることにやりがいを感じる一方で、より現場に近い場所で一歩踏み込んだ支援もしたいという思いも強まっていきました。

その後、事業によりインパクトを与えるためには、イノベーションによる強い製品の開発か、マーケティングにより抜本的に市場との関わり方を変えることが必要だと思い至りました。金融のキャリアをより活かせるのが、マーケティングの道だと思い、マーケターとしてのキャリアを選びました。


SaaSモデルの衝撃

マーケティングをやりたいと思ったきっかけは、金融時代のあるお客様のビジネスモデルでした。当時(2010年代初頭)、まだ「SaaS」や「デジタルマーケティング」という言葉が一般的でなかったにもかかわらず、デジタルの力をフル活用し、デジタル上で集客を行いながら、地方の工場稼働等の空きを活用して、高品質なサービスを低価格で提供するという画期的なビジネスモデルに遭遇しました。

銀行マンとして100社以上の顧客を支援していましたが、そのどれとも異なる新しいモデルだと衝撃を受けました。

しかも、このモデルであれば、地方の中小企業も救うことが出来るかも知れない。

「新しい時代が始まっている」と確信し、いち早くデジタルマーケティングのコンサルサービスを提供しているエフ・コード、に入社することにしました。

マーケティングのトップクラスへ

エフ・コードでは、デジタルマーケティングのコンサルタントとしては勿論、自社SaaSの立ち上げや、海外拠点開設等も任せていただき、デジタルマーケティング、更にデジタルを活用した事業展開を学ぶ上では非常に恵まれた環境でした。

しかし、一方で、マーケティング全般を担う上で、デジタルマーケティングだけを知っているだけではまだ足りないと感じました。

例えば、お客様の事業環境に合わせ、打つべきマーケティング施策は千差万別です。

市場環境やターゲットインサイトに合わせ、むしろテレビCMやラジオ広告を打つ、FAX やDMを送る、ポスティングを行う…などデジタルだけに依存しないマーケティングにも精通していないと、デジタルマーケティングの良さをお伝えすることは出来ません。

デジタルマーケティングのスペシャリストとしてのスキルはもちろんですが、マーケティング全般を俯瞰するゼネラリストとして、「一番学べるところはどこだ」と考えたときに、思い浮かんだのが総合代理店です。

ご縁をいただいた大手の総合代理店グループでは、誰もが知っている超大手のクライアント様を数多く担当させていただくなかで、知識と経験を積ませていただきました。デジタルだけに閉じない手法にも通じることにより、デジタルだからこそできること、デジタルとマスの組合せだからこそできることの理解も深まり、マーケティングという活動の奥深さに益々のめり込んでいきました。

本当にやりたいことは、埋もれた個々人の才覚を繋ぐこと

マーケティングへの理解が深まるにつれ、自分が本当にやりたいことも徐々に言語化されていきました。それは、「埋もれた個々人の才覚を繋ぐこと」。マーケティングの本質は、ヒトとヒト、ヒトとモノ・コトを最適な時につなぎ合わせること。その本質を活用すれば、素晴らしいものを持ちながら、未だ知られていない多くの中小企業の潜在力を発揮することも、埋もれた個々人の才覚を発掘することも、それによって社会がより素晴らしい場所になることもできると思うようになりました。そしてそれは、日本に限定した話ではなく、世界の誰もがつながる手段として、特にデジタルという手段は、それが実現できるはずだと考えています。

そうしたなかで、エフ・コードがSaaSプロダクトの拡販だけでなく、改めてプロダクトのあり方について考え直しているという話を聞き、エフ・コードへの愛もあって、「第二次エフ・コード時代」が始まります。

現在は、SaaSでプロダクトを活用して課題解決することもあれば、デジタルマーケティングの知見を活用した集客改善を行うことも、より上流の事業設計全体のデジタル化をお手伝いすることもあり、エフコードのケイパビリティの広さを活かしたデジタルコンサルティングを行っています。

私が思うエフ・コードのよさ

エフ・コードから転職し、再度エフ・コードに入るというキャリアは、なかなかいないと思うので(笑)、それほどまでに感じたエフ・コードの魅力もお話しできればと思います。

まずは基本となるカルチャー。「お客様の課題解決」へ向き合い続けるマインドセットが根付いており、変に騒いだり、ギラギラと自社の利益を追い求めるのではなく、顧客中心のマインドがあるということです。

15年続く中で、安定してきたと言い換えてもいいと思います。

また、元銀行マンの目で見ても、エフ・コードの事業バランスはよく、非常にバランス感覚に長けた経営スタンスであるといえます。安定させるべきところと、リスクを取って事業展開を仕掛けるべきところ。財務も含めた攻守のバランスが良く、中長期と短期の両面で事業を考え、メンバーのレイヤーに関係なく議論できる点は他社にはない特徴だと思います。

次に、自律と自立を両立した「大人同士」というところです。

個人の目指す方向性と、会社が目指す方向性の重なるところでの、ベストエフォートを目指します。

例えば、メンバーには、成長角度を重視した働き方か、労働時間を重視した働き方、どちらがいいかを確認し、タスクを割り振るようにしています。ワークライフバランスを最重視したい時や、より困難なミッションに挑戦して成長したい時。それは人によって様々なだけでなく、同じ人であってもライフステージに合わせ変化します。メンバーの1人1人としっかりと向き合い、最も望ましいキャリアを提供できるように努めています。

こんな人を待っています!

もし今の環境と、ご自身のやりたいことにギャップがあり、自分の能力や思いのままに挑戦されたい方がいらっしゃれば、是非一度、お話を聞かせてください。特に、今後益々ビジネスの中心となるデジタルの力を活用し、マーケティングのデジタル化は勿論、ビジネス全般のデジタル活用に挑戦されたい方は、非常にやりがいを感じやすいと思います。

私自身、先述した祖父母の一件もあり、望む環境に身を置けない時期や、自分自身の力不足・知識不足によって、上手く熱量の向け先を持てない時期もありました。

もっと良くするためにできることは、きっとたくさんあるのに!

そんな想いを持っている方と、ぜひ、一緒に働きたいと思っています。

最後に、読んでいただいているみなさんへ

私は、自分のキャリアがデジタルと出会うことで大きく開け、ますます楽しいビジネスが出来るようになったと感じています。そして、マスマーケティング等の手法とデジタルを組み合わせることで、更に旧来型のマーケティングやビジネスが、大きく変貌していく可能性を感じています。もし、既にデジタルを扱う業界にあって、その活用を広げたいとお思いの方、あるいはデジタルは未経験でも更にビジネスの中にデジタル活用の可能性を広げたい方がいれば、是非一緒に楽しい旅を出来ればと思います。

もし、一歩踏み出したいけど、ためらってしまうという方、ぜひ一度お話だけでも聞いてみませんか。

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