こんにちは。イグジットフィルムの田村です。
遂に、noteにまで手を出し始めました。
「映像体験を通じた価値」を、みなさんに届け続けていくために、僕が普段考えていることや、やっていることの一端を、自分の言葉でお伝えしていこうと始めてみます。文章を一部抜粋したものを以下に掲載しております。
また、他のお知らせも色々と掲載しておりますので、是非一度、ご覧になっていただけると嬉しいです!!
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【noteはじめました。】
『映像表現と、その背景を語ること 』
映像のプロフェッショナル、脚本家、を目指してきた自分にとって、言葉だけで考えや想いを綴ることへの違和感。いやそれは言い訳かもしれなくて、僕は映像表現、ノンバーバルの曖昧さに甘えている部分がある。(もちろん映像を作る上ではそれは何ら問題無いのですが)
でも、そんな自分が、もっと発信しなければ。いや、発信をしたいと思うようになりました。制作の手を止めて時間を削ってでも発信力をもっと高めなければ、結局はやりたことができないのだと強く理解しました。
きっかけはNHKのドキュメンタリー番組に宮崎駿と庵野秀明という誰しもが知るアニメーション界の巨匠たちが相次いで出演していたことでした。彼らはすすんで番組に出たがるような人間じゃない。それを「プロモーションのためですよ」とテレビ番組の取材を受け、自分の言葉や行動を発信していました。
これを観て、僕は色んな意味で「いいな」と感じました。実はこういった日本のドキュメンタリーというのを僕は好きではないのですが、自分の生業と近い方々を観て、面白いなと、それは番組そのものがというより、彼らの日常や考えを知ることで自分の中で彼らの作品が変節していくのが面白いなと感じたのです。巨匠たちでさえ、従来の考えで言えば作品には関わりが無いはずの、制作の裏側や作り手の人間性を(それが完璧なものである必要は無いし、彼らのドキュメンタリーにもそことは程遠いダメな大人たちが描かれていましたが)伝えることが、今の時代の作品のために必要なことだと感じて行動している。
「時代と共にある」ことがそれほどにまで重要になったということだと突きつけられました。作品だけで勝負する「硬派な感じ」に憧れていたけど、今はその自分のためのカッコ良さよりも僕が何を思い何を感じて、こういう作品をこういう表現を作っているのか——を伝えることで拡充する作品の価値に注目したい、と感じたのです。
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【Media is Hope AWARD 2023 作品賞を受賞しました!!】
気候変動メディアシンポジウムにて、映画『Dance with the Issue:電力とわたしたちのダイアローグ』がMedia is Hope AWARD 2023 作品賞を受賞しました。
Media is Hope AWARDとは、気候変動やSDGsといった社会課題解決へ貢献するメディア / ジャーナリストの功績を讃えるために設けられた賞です。
私たちの作品が選ばれた理由の一つとして、“「相手のためのインタビュー」を心がけた田村監督の傾聴力が、この課題を紐解き、前進させてくれています。”とのコメントをいただきました。
作品賞をいただけて光栄です!ありがとうございました!!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!