いずれともに働くであろうまだ見ぬエンジニアの仲間に伝えたいこと。

こんにちは、プラットフォーム開発事業部 執行役員の西川です。
タイトルの通り、いずれともに働くであろうまだ見ぬエンジニアの仲間に伝えたいことを書かせていただきます。

コアバリューと働く目的

私の所属するEXIDEAは、メンバー間の相互信頼・相互尊敬を共通価値観とし、それを体現するために、
THE SHAREという、Thanks(感謝)、Happy(幸せ)、Enjoy(楽しむ)、Sincere(誠実)、Humble(謙虚)、Altruistic(利他的)、Responsible(責任)、Enthusiasm(情熱)、の8つからなる行動指針を持っています。

これは私たちソフトウェアエンジニアも、能力を高め、価値を提供できるようになるための必要条件は同じだと考えており、技術力以上に大切にしています。

これを見て、以下のような思いを抱かれた方がいらっしゃるかもしれません。

「毎日こんなことを考えていて、仕事が進むのだろうか？」
「道徳的な振る舞いばかり要求されるような職場は、なんだか息苦しそう」
「EXIDEA の社員は聖人君子のような人間ばかりなのか？」

上記はもちろん誤解で、私たちも、プロダクトの開発・運用の中で日々発生する様々な課題と向き合い、膨大なタスクを地道に消化しています。

仕事内容は、ソフトウェア開発・運用の現場を経験された方なら想像がつくようなことがほとんどで、どちらかというと地味な仕事の方が多いです。

「コアバリュー自体ではなく、結局は成果を上げていくことが重要なのでは？」と考える方もいらっしゃると思います。

もちろん成果は重要で、コアバリューを大切にすることは長期的な視点で大きな成果につながると考えていますが、私はさらにもう一歩踏み込んで考えています。

それは、働く目的を達成するために外せない要素だと考えているからです。

私が働く目的は「まず私が幸せになること。次に、仲間を幸せにすること。そしてその次に、社会を幸せにすること。」

そのためにコアバリューは外せないし、コアバリューを大切にする EXIDEA で働くことを選んでいます。

ところで、自分の幸せをまず最初に持ってきていることについて、コアバリューの「利他的」に反していると感じられたかもしれません。

それはある意味で正しいと思います。

ただ、上記の順序を逆転させることは不可能で、自分が幸せでないのに、他人を幸せにすることは絶対にできないと考えています。もし逆転しているとしたら、それは偽物だと断言できます。

一方、自己中心で打算的に生きていれば幸せになれるというのも間違いで、幸福度は自分の心がどれだけ成熟し、豊かになっているか次第で決まると考えているので、Sincere(誠実)、Humble(謙虚)、Altruistic(利他的)、Responsible(責任)、Enthusiasm(情熱) を日々追究しています。

そして、それらを体得できれば、無理なく自然に感謝(thanks)でき、楽しむ(enjoy)ことができ、幸せ(happy)を感じられるようになる。そのように考えています。

きれいごとを言っているだけだと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

世の中はそんなに甘くなく、うまく利用されたり騙されたりすることのないように賢く生きていかなければならない、という考え方もあると思います。

一般的にはそうかもしれませんが、EXIDEA の社員は全員コアバリューを大切にしています。そのような環境だからこそ、上記のような心配は不要で、それぞれが安心して心の鍛錬に励むことができるのではないでしょうか。

EXIDEAのメンバーたち。私は会議で写りそびれてしまいました...

さて、私たちが開発している EmmaTools™ は、SaaS 事業としてはまだ新規事業になります。

環境的に整っていない部分も多いです。
データドリブンな意思決定をしたくても、仕組みを構築してデータが溜まるのを待っている時間もないため手探り状態で判断せざるを得ない等、課題を挙げればキリがありません。

開発サイドとビジネスサイドで優先順位や意見がぶつかることもあります。

外に目を向けると、業界をリードしている企業や著名なエンジニアから、日々たくさんの情報が発信されていて、ノウハウや勝ちパターン的なものもたくさん公開されています。

もちろん私たちもありがたく参考にさせていただいております。
ソフトウェア開発組織として駆け出し段階の私たちにとって、それらは魅力的に映るし、「我々も早く取り入れなければ」と、はやる気持ちも出てきます。

しかし、いくら事業の勝ちパターンであったとしても、働く目的を歪めてまで取り入れるつもりはありません。取り入れることで私たちが SHARE の体現により近づけると思えば取り入れるし、そう思えなければ取り入れない。

先駆者が確立した勝ちパターンを取り入れて市場で勝ち残ることも大切かもしれませんが、それよりも、私たちらしいやり方を追求し、自分たちも幸せになって、社会も幸せにする。それが実現できるとしたら、とても素敵なことだと思いませんか？

EXIDEA らしい幸せなプロダクト開発チーム作りに加わってみたいというあなたに、お会いできることを楽しみにしています。

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