1
/
5

“ほったらかし”レシピで、暮らしをもっと豊かに。食のトータルサポートを目指すDELISH KITCHENが、調理家電を初プロデュースしました!

(写真左から)
DELISH KITCHEN メディア企画 中田博子
新卒でITアウトソーシングの会社に入社。デジタルマーケティングのディレクターとして、大手キャリアサービスや動画配信サービス、決済サービスへの常駐を経験。2018年6月エブリーに入社。

DELISH KITCHEN フードスタイリスト 荒谷未来
女子短期大学にて栄養学を専攻後、より豊かな食卓作りを発信したいという思いからフードコーディネーターの専門学校へ進学。現在はDELISH KITCHENのレシピ開発や動画制作のほか、フードスタイリングなどを担当。





DELISH KITCHENが、ブランド史上初となる”調理家電”をプロデュースしました。その名も「コトコト煮込みシェフ」。材料を入れてスイッチONすれば、あとは完成を待つだけ。プロ顔負けのお料理を、手軽にお作りいただけるプロダクトになりました。これまで2万件を超えるレシピ動画を配信してきたDELISH KITCHENが、なぜ調理家電をプロデュースしたのか。その理由を、開発担当の2名にインタビューしました。







―今日はよろしくお願いします。「DELISH KITCHENが家電を作った」と聞くと、きっと驚くユーザーも多いのかなと思います。なぜ調理家電を、そしてスロークッカーを作ったんですか?

中田:DELISH KITCHENは、食に関わる全てのユーザー、メーカー、リテール、パートナーの皆様をトータルでサポートしていくプロダクトになることをミッションとしています。そのため、今後も変わらずにレシピ動画の配信は行っていきますが、スーパー等小売店におけるリテール展開やキッチンツールの販売など、動画以外にも多くの分野でDELISH KITCHENのコンテンツを拡大していきたいと思っており、その1つとして絶対に欠かせないものが調理家電でした。調理家電といっても様々ありますが、今回スロークッカーを選んだ理由は、新しい調理の提案をしたかったからです。そもそもスロークッカーをご存知ではない方も多くいらっしゃると思いますが、スロークッカーとは、材料を入れて加熱時間をセットするだけで“ほったらかし”料理ができる調理家電で、欧米では一家に1台は完備されているほど定番のアイテムです。電気を使い低温でじっくり煮込むため、煮崩れしにくく、味の染みた美味しい料理を作ることができます。火を使わずに電気で調理できるため安全性も高いほか、調理している間に他の家事ができるなど、時間の有効活用も可能になります。そんなスロークッカーをプロデュースすることで、ユーザーさんのライフスタイルをもっと良くする提案ができるのではないかと思い、今回の開発に至りました。


―私もスロークッカーという調理器具は初めて知りました…。普段からフードスタイリストとしてDELISH KITCHENを支える荒谷さんは、今回の企画にはどのような思いで取り組んでいましたか?

荒谷:私はフードスタイリストとして、日本の家庭にもっと豊かな食卓が増えるように、食の楽しさを伝えていくことをミッションとしています。普段料理をしない人や、料理が苦手という方は、過去に失敗してしまった経験から作ることに億劫になってしまうというケースがかなり多いと聞きます。そのため料理に抵抗感を抱く方から少しでも苦手意識を取り除き、キッチンに立つことを楽しんでいただけるようになってほしいという思いから、普段よりDELISH KITCHENのレシピ開発を行っています。今回コトコト煮込みシェフを開発するにあたっても、その根本の思いは変わっていません。買っていただいた方が、作った手料理のおいしさを誰かに褒めてもらえて、料理をすることの楽しさをどんどん実感してもらえるようになればいいなと思っています。基本的に料理って工程が増えるほど失敗する可能性が増えてしまうものですが、スロークッカーは火加減に左右されることもないので、料理を失敗する機会を減らしてくれる優秀な料理のパートナーになる存在だと思います。私自身も毎日仕事をしていますが、お仕事をしながらでも毎日料理がしたくなるような商品になっているので、その点も自信を持ってお届けできます。本当に使い勝手がよくて、完成した料理も美味しいものばかりなので、日々の食卓のサポートができればいいなと思い開発に携わりました。





手間をかけずに、手間のかかった料理を作る。食材がとろけるようにやわらかくなるスロークッカーの魅力とは

荒谷:スロークッカーは圧力鍋とどう違うの?と思われるユーザーさんも多いと思います。圧力鍋は高圧・高熱で短時間に調理ができて、スロークッカーは一定の温度を保ち4〜8時間の長時間かけて調理ができるものです。そのため2つの調理家電は全く正反対の性質を持っています。日本では圧力鍋というと比較的広く知られており、お持ちの方もたくさんいいらっしゃいますが、急激に熱と圧力をかけて調理を行うため出来上がりの際にものすごい音を立てて空気が抜けたりするんですよね。それが怖いとおっしゃる方がいたり、時短になるとはいえど火加減の様子は見ないといけないこともあり、手を出しにくい方も多いようです。一方スロークッカーは、火を使わないことから安全性も高い上、簡単に使える調理器具です。出来上がる料理のクオリティにも違いがあり、スロークッカーは”手間をかけずに手間のかかった料理を作れる”のが最大の魅力です。時間をかけて煮込むからこそ、食材がとろけるように柔らかくなりますし、出汁や調味料の旨味が食材に染み込んでいくので、美味しさが倍増します。調理時間自体は平均4〜8時間と長時間かかるため、調理にかかる時間そのものが時短になるわけではありませんが、調理工程が簡単になるので相対的に時短に貢献してくれる商品です。スロークッカーに調理を任せておけば、待っている間の時間が有効利用できます。お使いいただくうちに、その便利さをきっと体感していただけるのではないかと思います。

中田:本当にスロークッカーは多くの人のライフスタイルに合う調理家電だといえます。例えば仕事をしながらも忙しい合間を縫って毎日料理をするビジネスパーソンにはぴったりです。朝簡単に具材を仕込み、セットしておけば、夜帰ってきた時にできたての料理をお召し上がりいただくことができるんです。それ以外にも空いた時間を使って他の家事を済ませたり、お稽古に行ったり…。忙しい人にこそ使っていただきたいなと思います。




―そもそも調理家電というプロダクトをつくるのは、これまでのキャリアでも初めてのことだったと思います。製作過程を振り返ってみて意識した部分はありますか?

中田:そうですね。とにかく常にユーザー目線になることを意識して、毎日使ってもらう調理家電にすべく、細かい箇所を調整していきました。現状、各社メーカーさんから販売されているスロークッカーは、とにかくサイズが大きいものが多いんです。アメリカで主流の製品なので、日本の家庭にフィットするように小さくしました。いくつかサンプルを作ってみてテストしたのですが、持ち手のサイズが少し変わるだけで、持ちやすさや熱伝導が変わってくることに驚きました。男性スタッフと女性スタッフとで実際に使ってみて、細部までこだわりを持って微調整しています。改良を重ねた結果、多くの方に使いやすいような設計になったのではないかなと思います。



―今回はスロークッカーに加えて、レシピ本も同封されていると聞きました!これも中田さんのチームで制作したんですか?

中田:はい!調理家電だけを売るのではなく、DELISH KITCHENらしさをお客様にお届けするために、50種類以上のレシピを掲載したレシピ本も制作しました。各レシピは大まかな手順を載せていて、レシピ本だけでもお使いいただけますが、より詳しい調理工程を動画でご覧いただけるようにQRコードをつけています。レシピ本には材料/煮込み時間が一覧でわかるページなどを入れているので、献立選びにレシピ本をご活用いただき、調理自体は動画を見ながら行っていただくことを想定しています。その他にもレシピ開発秘話や、フードスタイリストからの料理のワンポイントアドバイスのようなコラムページもつけました。もっとDELISH KITCHENを身近に感じてもらえたらいいなと思って、私たち開発チームのストーリーが少しでも伝わればいいなという願いを込めています。



DELISH KITCHENだからこそできる、手軽で簡単・飽きの来ないレシピ開発を

―50ものレシピが楽しめると、バリエーションがあって飽きが来なくていいですね。開発にあたっては、どんなことを意識されましたか?

荒谷:気をつけたことは大きく2点あります。1つはDELISH KITCHENらしく、手軽に簡単で美味しく作れるレシピにすることです。全体の調理時間がどうしても長くなってしまうので、作業自体はできるだけ手早く、簡単にできるように調整しています。そして2つ目は、コトコト煮込みシェフをたくさん活用し続けてもらえるようにすることです。こういった調理器具って、買ったけど使いこなせなくて、数回利用したらキッチンの奥に閉まってしまう…みたいなケースも多いと思うんです。キッチンの中でホコリを被ったりせずに、ずっと使い続けてもらうためにも、バリエーション豊かなレシピ構成にしました。




荒谷:例えば今回、パンのレシピ開発もできたんです!温度が一定に保てるということは、もしかしたら生地の発酵もできるのでは?という仮説から、テストで作ってみたら美味しくできました。開発者ながら、自分でもびっくりしたレシピです。従来通りのパン作りよりも工程が減って、ボタン1つで簡単にできるのでイチオシです。調理器具も少ないので、洗い物なども少なくなって後片付けも楽チンになると思います。他にも、ケーキなどのスイーツメニューも開発しました。個人的にスイーツが大好きなので、低温でじっくり作るからこそ美味しいレシピを考えました。思い返せば普段のユーザーさんからのフィードバックで、ケーキを作りたくてもケーキ型が家になくて作れない、という声も多かったんです。でもこれなら混ぜて入れるだけでケーキが出来上がります。「コトコト煮込みシェフ」という名前を聞くと、おかず料理を想起される方が多いと思いますが、”ケーキもパンも作れる”となるともっと多くの方に興味を持っていただけるのかなと考えています。DELISH KITCHENらしい、あっと驚くようなレシピ開発ができるよう、頭をひねって試行錯誤を重ねました。





―最後になりますが、「コトコト煮込みシェフ」の名前の由来が気になります。DELISH KITCHENがもつ温かい雰囲気がにじみ出たネーミングだなと思いました!

中田:ネーミングはかなり悩みました。商品名を聞いただけでどんな料理ができるのか想像できるようなものにしたかったので、レシピから様々なワードを連想して決めていきました。スロークッカーはじっくり煮込むのが特徴の調理家電です。その状態が連想できる、ちょうどいい言葉はないかな?と思った時に、コトコトという擬態語を取り入れることを思いつきました。シェフという言葉をつけたのは、今回のプロダクト自体が、美味しくてちょっと豪華な料理を作ってくれるお助け料理人のような存在になれたらいいなという願いを込めています。キッチンに立つ全ての方を助けてくれるようなプロダクトになっているので、ぜひお試しいただきたいです。

荒谷:多くの方に使っていただけるようにレシピも工夫しているので、料理初心者の方はもちろん、料理を普段からするという方にもこの商品を届けたいなと思います。スロークッカーでこんな料理ができるんだ、といった驚きを体験していただきたいです。火を使わないからこそ安全性が高いので、お子様と一緒に料理をしたらご家族で楽しんでいただけそうですよね。幅広いターゲットに合う商品だなと自負しているので、この商品を通して多くの方にDELISH KITCHENのブランドの良さを発信できたらなと思います。





▶︎ご購入はこちらから
テレビ東京ショッピング公式サイト「てれとマート」
https://tv-tokyoshop.jp/item/index.php?no=4681

▶︎プレスリリースはこちらから
https://corp.every.tv/news/525

株式会社エブリーでは一緒に働く仲間を募集しています
9 いいね!
9 いいね!

同じタグの記事

今週のランキング

every HRさんにいいねを伝えよう
every HRさんや会社があなたに興味を持つかも