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EVバッテリーの寿命予測

電子機器をしばらく使用していると、満充電でもバッテリー容量が100%にならなくなってしまう現象は、多くの方がスマホなどで経験されていることかと思います。

これは二次電池の充放電を重ねることで電極等の素材が変質することによるものです。EVでは満充電時のバッテリー容量が70%程度になったらバッテリー交換というのがひとつの目安になっており、各自動車メーカーともこれをもとに何らかの保証制度を提供しています。

今後日本でもEVの普及拡大が見込まれる中、このバッテリーの劣化を抑えより長く使用できるようにと日々研究が進められていますが、同時に、バッテリー寿命を正確に予測することの重要性の認識が高まってます。バッテリー寿命(余命)予測には、バッテリーのセル状態の正確な把握だけでなく、ドライバーの運転のし方や頻度、利用する充電器の種類(高速充電器か、普通充電器かなど) や充電し方や頻度が関わっており、セル計測の解析とAIを組み合わせたアルゴリズムが必要とされます。

弊社ではこの分野での最先端の技術を有する英国Eatron Technologies社に着目し、日本での市場開拓を始めています。

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