【社員インタビュー 】セキュリティのことなら私 そんな頼られる存在になりたい-モギ 明結/セキュリティオペレーター 2020年入社
-入社のきっかけ-
未経験からでも活躍できる環境がエンライズソリューションにあると感じた
美術大学に通っていたため、ほとんどのクラスメイトはデザイン関係の会社への就職を希望していましたが、好きなデザインを仕事にしていくと考えたとき、私の中に違和感がありました。別の業界に就職しても、学んできたことやデザイン的な視点を活かして働いていくことができるのではないかと考えるようになり、まずは業界を絞らず、さまざまな企業が集まる合同企業説明会へ参加してみた際に出会ったのが、エンライズソリューションでした。
もともと趣味でブログを運営していた時にアクセス解析を行っていたり、美大時代にプログラミング言語やソフトウェアに関する授業を少し経験していたので、IT業界への大きな不安はありませんでした。未経験から活躍している先輩も多く、そのための研修やフォロー体制に関する説明を聞くこともできたので、あとは自分の直感を信じて志望しました。
入社してからの2ヶ月間の研修で、今まで知らなかったITインフラの業界や仕事についての感覚を掴むことができ、実際に業務に携わることになった際も大きな不安やギャップが無かったことを覚えています。
-これまでと現在の仕事内容-
疑問に感じたことに興味を持って楽しみながら取り組む姿勢が大切
私は2020年にエンライズソリューションに入社してから、常駐先の通信会社でセキュリティオペレーターとして仕事をしています。セキュリティオペレーターの仕事内容は、通信会社に対してサイバー攻撃を仕掛けている可能性のあるログや、会社のサーバーやパソコンがウイルスに感染している可能性のあるログを確認し、それが悪意のあるサイバー攻撃なのか誤検知なのかを分析することなどが主な業務です。
最初の1年目は、まず手順書をしっかりと理解し、業務内容を把握することから始めました。手順書を読み込む際には、どうしてこのような手順書が作られたのか、なぜこの手順で進める必要があるのかといった疑問を常に抱き、空いている時間に調べることなどを意識していました。
サイバー攻撃を見逃してしまうと、会社のサーバーがウイルス感染して他社に対して攻撃を行ってしまったり、会社が持っている個人情報が漏洩し、重大なセキュリティインシデントを引き起こしてしまったりする可能性があるため、大きな責任と緊張感のある仕事を担当していると感じます。
-やりがいや魅力に感じていること-
まるで「謎解き」のようにサイバー攻撃に対処する
他の業界ではまず目にする機会がない、テレビやネットのニュースで取り上げられているようなサイバー攻撃を実際にセキュリティエンジニアとして目の当たりにできる点が興味深く、貴重な経験だと感じます。
攻撃者が悪用しようとしているソフトウェアやアプリケーションの脆弱性を調査・分析し、最終的な結論を書き出すといった一連の流れが、私の中ではいわゆる「謎解き」のような感覚に近く、魅力を感じています。
エンライズソリューションの魅力は、新入社員でもしっかりとアウトプットの機会を得られることだと思います。特に新入社員や若手のうちは、どうしてもインプットすることがすべてになりがちなのですが、スキルアップ研修を主催するなど、本人のやる気次第でそこをしっかりと実現出来る環境が整っているところが魅力の1つだと思っています。
-成長を感じる瞬間-
一連のプロセスをこなせるようになって初めてサイバー攻撃の意図が理解できる
入社して間もない頃はサイバー攻撃の中身が理解できませんでしたが、経験を重ねるうちに、どのような形式の通信なのかを理解し、詳細についての調査方法を見極め、攻撃成功の可能性やウイルス感染の可能性を分析するというプロセスが行えるようになり、攻撃者の意図がだんだんと分かるようになっていきました。
また、私はもともと興味の湧いたことについて調べることが好きなため、業務で疑問に思ったことを普段から調べているうちに、スキルや知識が身に付いていくということも多いです。
社内に向けて私の得たスキルや知識を還元できないかと考え、スキルアップ研修を開催した際には、その研修に参加した社員から良い反響をもらうことができ、成長しているなと感じました。
-休日の過ごし方-
子供の頃から大好きな絵を描いて過ごす時間がいちばんの癒し
パソコンで絵を描いて過ごす時間が大好きです。小学生の頃から、休み時間の度にノートを広げてペンを走らせている子どもでしたが、大人になった今でもオリジナルのキャラクターや二次創作のキャラクターを描いて、子どもの頃にはできなかったアニメーションスキルも習得して休日を楽しんでいます。実は、社内コミュニケーションツールで使用しているアカウントのアイコンにも、自分が描いたキャラクターをひっそりと忍ばせています。
普段はセキュリティという良い意味で緊張感のある領域の業務を担当しているので、無心でのめり込むことが出来る絵を描く時間は、私にとって癒しの瞬間でもあります。
-今後の展開-
社内で唯一無二の存在になりたい
私は今、上位職種であるセキュリティアナリストの補佐を行うセキュリティオペレーターという立場で業務を行っているのですが、近い将来にセキュリティアナリストとして活躍することが私の目標です。セキュリティアナリストは、サイバー攻撃によって発生してしまった企業のセキュリティインシデントに対して、その攻撃によってどういった影響がもたらされるか、別の場所への攻撃が行われていないかといった分析を、攻撃の対象となっている機器やサーバの過去ログの参照などを通じて実施し、対処する仕事です。
これまで社内にはセキュリティアナリストとして専門的に業務を行っている社員がいなかったので、この目標が達成出来れば社内で唯一無二の存在になれるため、とてもワクワクしています。
また、社内においては新入社員の方々をはじめ、まだセキュリティについてあまり知らない人に向けて、セキュリティの面白さを伝えられるような活動を行っていきたいと考えています。初心者向けのわかりやすい最初の一歩のようなところからスキルアップ研修を開催していき、少しでもセキュリティに興味を持ってくださる方が増えたら良いなと思っています。