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コロナ禍の海外出張~タイ編~

タイで「世界で最も倫理的な企業」World’s most Ethical Companies に2019年、2020年連続で選出された
タイ大手DTGOグループのThe Estate社との業務提携調印のため、年の瀬も迫り、オミクロン株の脅威も拡大する12月初旬、タイ・バンコクへ出張することに。

タイ水際対策
タイでは11月からワクチン接種を2回完了している、最低限必要な旅行保険の保証を持っているなどいくつかの条件を満たす渡航者は事前の申請により「Test & Go」という1泊隔離で入国できる制度を開始。
何とか渡航前に無事申請が間に合い、到着時にPCRテストを受け、政府指定のホテルで一泊している間に「陰性」が証明され、無事、市中に出て活動する事を許された。


バンコク市内の様子
12月のタイは乾季。気温は25度前後で非常に過ごしやすい季節です。
町を行く方々はきちんとマスクをし、商業施設等に入る際には検温ポイント。平熱であればシールがもらえて、入場できる、というしっかりコントロールされている安心感があった。ただ、ロックダウンが長く続いていた関係で飲食店は随分閉店したということでたまたま出張中、日本食の老舗(?)「Niigata(新潟)」が閉店する日という事で外に長蛇の列ができていた。名物のTukTukも観光客が激減しているため、大きな商業施設の前に数台見かける程度で少し寂しい印象だった。

強制隔離の恐怖と不安
渡航した12月2週目は日々オミクロン株の陽性者が各国で発生していた時期で、日本入国時の指定施設での隔離対象となる不安は常にあった。自宅で14日間の待機なのか、はたまたどこかの隔離施設に収容されてしまうのか、帰国する日まで毎日気が気では無かった。。これは、これから日本に帰国しようとされているすべての方が感じている不安だと思う。最近では報道で政府指定の施設が不足して大学寮や地方に行かなくてはならなくなる例も紹介されているが、年末年始、どうかこれから帰国される皆さんが無事に入国されますように。入国後も同じフライトに陽性者がいれば濃厚接触者として指定され更なる隔離や制限が掛る恐怖は残っている。
海外ビジネス渡航の平常化にはまだ時間がかかりそうだが、立ち止まっている暇はない。
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