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こんなにエンジニアやデータサイエンティストとセールスが近い会社はない!  役割の壁を越えて一緒に作り上げてきたからこそ、クライアントから愛されるプロダクトに育ったのかも。

■「売るだけ」の仕事ではない。クライアント、エンジニア、データサイエンティストを巻き込んで、技術と結果で応えていく

―― さて、早速ですが。あさみさんは現在セールスグループのマネージャーを務めていますが、なんとeminに入社してから初めて「営業」を担当したのだとか。 Eminに参画する前にはどのようなお仕事をしていたのですか?

Asami: そうなんです。大学卒業後は楽天に就職したのですが、まさかのエンジニア配属だったんですよ。そこでコードの勉強をゼロから……。 その後はEdy事業部に異動になり、そこではEdyのシステム管理や総務管理をはじめマネジメント補佐を全般的にそのあとは、開発案件のプロジェクトマネージャーとして、企画から開発ディレクションを実施していました。 「炎上案件」ともいえるようなプロジェクトをまとめながら進めていくのは、苦労も多かったですがその分達成感もありましたね。

その後、大学時代の先輩に誘われ、リクルートへ転職しました。ここでも新規事業にアサインされ、サービスに係るほぼすべての業務に携わり、横断的に事業立ち上げにかかわりました。開発統括や営業同行まで、本当に幅広く経験させてもらいましたね。

―― そして、eminに入社して、初めてのセールス、どうですか?

Asami: いやあ、ZenClerkの営業、楽しいですね!

セールスをはじめてわかったのですが、ここまでクライアントさんが「ファン」になってくれるプロダクトって珍しい。 もともと人工知能などに興味があって最終的にこの会社への参画を決めたのですが、実際に現場に出てみると、皆さん愛情を持って使ってくれているのがすごく嬉しくて。 だから単に「売るだけ」の仕事ではなく、本当に奥深いです。

ZenClerkは機械学習のアルゴリズムをクライアントごとに最適化するのですが、実際どれくらい効果が出るか、キャンペーンを開始してみないとわからないところが多いんですよね。

実際のサイト上での効果を見ながら、クライアントさんと二人三脚で「最適な状態」を模索し、エンジニアやデータサイエンティストを巻き込みながら技術で応えていくのはとてもエキサイティングです。

―― 今はプレイヤーとしてだけでなくマネージャーとしても活躍中ですね。

Asami: みんなの協力に支えてもらっています。マネージャーとして「会社としてどうありたいか」も考えていくことが必要だと実感していますね。クライアントに寄り添い、要望に細かく応えていくことも大切ですが、長期的な視点も大切にしていかなければいけません。

プロダクトの成長や会社の成長を考えたときに何を優先すべきか、現場のやりやすさやクライアントに提供できる価値を考えながら、常に試行錯誤しています。

ZenClerkはB to Bなので、クライアント担当者の要望やニーズを直接的に拾える分、色々なことをやりたくなってしまうんですよね。でも、eminにいるメンバーは皆「面白いものをつくりたい、インパクトのあるものを作って発信していきたい」という想いを持っている人たち。どうしても日々の業務に追われるとチャレンジングな取り組みに一歩踏み込めなくなってしまうので、そういった想いの部分を大切に、バランスを保ちながら仕事をしている感覚です。

■お互いの役割を理解し、経営視点を大切にしながらビジネスに携わる面白さ

―― eminに入社してから、「成長したなぁ」と実感したことはありますか?

まずは何よりも「経営視点を持つようになった」という点でしょうか。 そして「いろんな人の役割を理解しながら仕事を進めていく」という点も、自分では成長したというか、気をつけている点ではあります。

―― 役割を理解しながら仕事を進めていく、とは?

Asami:これはうちの会社の面白いところだと思うのですが、それぞれのチーム内だけで仕事が完結しないんです。データサイエンティスト、エンジニア、デザイナーが、役割を越えてみんなで話して、みんなと一緒に仕事しているという実感が常にあります。

なかなか、データサイエンティストと直接話しながらサービスを進めていく会社って無いと思うんですよ。

現場だけでなく、社長や株主ともコミュニケーションを頻繁に取ります。これがベンチャーの面白さであり、難しいところ。いろんな人の力が必要で、彼らを巻き込みながら進めていくためには自分の理論だけではうまく物事が進まないんです。

―― それだけのたくさんの役割の人と仕事をするのは大変ではないですか?

Asami: もちろん大変だと思うことは多いです。でも私「人を巻き込む仕事」って好きなんですよね。大変な分、やりがいも大きいじゃないですか。

中高時代も演劇部に所属していたんですけど、その時に感じた楽しさが原体験になっているのかもしれません。演劇って役者もそうですけど、裏方にもたくさんの人が関わっているんですよね。照明や音響、衣装や小道具……。それぞれの担当が自分の持ち場で動いていて「本番」という期限は決まっている。皆違う役割を持っている中で、本番を成功させるために全力を尽くすわけです。そういうところにすごく楽しさを感じますね。

■社外の方からの期待に育ててもらっている。「このメンバーで」、「この会社で」、何ができるか、考えていきたい

―― この記事を読んでいる人に向けて一言お願いします。

Asami: ええと、まずはメンバーへのメッセージですよね、難しいな(笑)。

とにかくメンバー一人ひとりに対する感謝の気持ちはすごくあります。ヘルプを求めたら必ず誰かが応えてくれて、助けてくれます。みんな、このプロダクトや会社の面白さに惹かれてeminに来ている人たちなので、これからも、「このメンバーで」、「この会社で」、何ができるか、考えていきたいと思っています。

それからクライアントさんをはじめとする社外の方々。 自分でいうのもなんですが、eminはまだまだ未熟だけど、成長できる種を沢山持っている会社だと思います。是非今後も期待していただきたいですし、いただいている期待が、文字通りこの会社を育ててくれている、と感じます。

社員だけで開発してきたプロダクトではないんです。クライアントさんに使ってもらい、一緒に作り上げてきたプロダクトです。だからこそ、冒頭でお話したように「愛してもらえる」プロダクトに成長してきたのかな? と思いますね。

「感情の高まり」をWeb上の行動解析から発見して、ビジネスにつなげていくというのはとてもおもしろいアプローチだと思うんです。テーマ的に面白い領域を見つけて、見つめて、深掘りしていく、というのはベンチャーだとなかなか難しいのではないでしょうか。 当たり前ですが、売れるものから考えたほうがてっとり早いですから……。でもeminの人たちは、必ずしもそれが全てだと思ってない。だからこそ、社外の方から高い期待をかけていただいているのかもしれません。

今後も見守りつつ、ご期待いただければと思います!

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