株式会社エー・アンド・アイ
株式会社エー・アンド・アイは、栄光ゼミナール他多数の教育事業を展開する株式会社Z会ホールディングスのグループ企業です。私たちは、学びを通してお客様1人ひとりがより良い未来を迎え、夢をかなえられるように貢献します。
http://www.a-i-inc.co.jp/
こんにちは。採用課です。
今回は、私たちの理念である「最高の教育で未来をひらく」ために私たちが何をやろうと思っているのか、紹介させてください。
「栄光」と聞いて、きっと皆さんが思い浮かぶのは「栄光ゼミナール」という学習塾だと思います。たしかに、私たちは学習塾から始まった会社ですし、今でも売上の多くは学習塾部門から得ていることからも、塾にこだわりを持っていることは間違いのないところです。
しかし、少子化高齢化や情報化、グローバル化などが進み「予測不可能」と呼ばれるこれからの時代。子どもたちがこれからの未来を生き抜くために必要な力や教育のあるべき姿、お客様のニーズも刻々と変化しています。そんな中、旧来の塾という形に囚われていても、本当にお客様が必要とする教育サービスは提供できません。どんな時代であっても「最高の教育」を届けることが私たちのビジョンですので、「塾に縛られず、塾を超えていく」ことを私たちは目指しています。
それでは、これから具体的に何にチャレンジしていこうと思っているのか。 Z会グループとして掲げているのは「4つの成長戦略」です。
1.顧客層の多様化…より幅広い年齢層(幼児~大人まで)を対象に。
2.事業領域の拡大…学習塾の境界を越えて、広く多様なニーズに応える。
3.グローバル展開…海外において既存・新規の教育サービスを提供。
4.公民連携の推進…民間教育のノウハウの提供により公教育を支援。
それでは、それぞれの戦略の一例を紹介させていただきます。
今の時代、学びは小学生~大学生に限ったものではありません。幼少期の教育の重要性には注目が集まっていますし、「学び直し」や「リカレント教育」も最近はよく耳にします。
この時代の流れに合わせたZ会グループの一事業として、株式会社エー・アンド・アイが運営する幼児教室があります。その中で特に現在成長を遂げているのが「ICEモンテッソーリこどものいえ」です。
■ ICEモンテッソーリこどものいえ(株式会社エー・アンド・アイ)
首都圏で幼児教室・幼児園を運営するICEは、創業以来30年余り、日本でいち早くモンテッソーリ教育を導入し、実践・研究を積んできました。世界中から厳選した上質な教材と家具を用い、モンテソーリ教育資格者を中心とした経験豊かな教師陣が指導にあたります。現在は首都圏を中心に7園展開しており、これからも拡大を目指しております。
2020年教育改革の動きからも明らかなように、英語4技能やプログラミング教育、知識ではなくプロセス重視の教育への重要性が叫ばれるようになりました。このニーズの変化に対応するための事業を2つ紹介させていただきます。
■ シェーンコーポレーション
1977年に創業したシェーンコーポレーションは、“English for Life”を標榜し、現在は関東、東海、近畿、九州に200校を超えるスクールを展開しています。何より特徴的なのはネイティブ講師の質の高さ。シェーン英会話の講師は、ほとんどが英語発祥の地であるイギリスで採用され、CELTAやCertTESOLなどの国際資格を持っています。子どもから大人まであらゆる世代に、40年の指導経験のノウハウを結集したレッスンを行っています。
最近は、栄光ゼミナールや大学受験ナビオにネイティブ講師が出向く、英語4技能対策講座などが開催されています。
■ 大学受験ディアロ
「未来を作る次世代を育成する」ために、通信教育に特化したZ会と、対面指導を得意とする栄光が手を組み設立した新しい形の学習塾です。大学受験ディアロでは、従来型の「教える先生→教わる生徒」という一方向の指導ではなく、学習に伴走するトレーナーとの双方向・対話形式の「個別トレーニング」を実施します。ギリシア語の「dialogos(ディアロゴス=対話。英語ではdialogue)」を語源として、生徒が主役の、対話による学びの実践の場を目指しています。
グローバル化が進み、海外で働く日本人や現地の教育を受けるお子様が年々増え、世界で活躍したいと志す方や、海外留学を目指される方も多くいらっしゃいます。私たちは、国内だけでなく、世界中の日本の子どもたちに最高の教育を届けたい、さらには現地の子どもたちにも質の高い教育を提供できたら、と考え、ベトナム・ハノイとアメリカ・ニューヨークを中心にグローバル展開を進めています。
■ Z会・栄光エデュケーションセンター
Z会と栄光で手を組み、2017年10月にマンハッタン(グランドセントラル駅から徒歩1分)に開校した新ブランド教室となります。現地の日本の子どもたちを対象とした幼児教室や学習塾、ロボットプログラミングや科学実験、そろばんなどの習い事教室をそろえています。2018年4月にはニューヨークのハリソンにも開校し、さらなる展開を予定しています。
厚生労働省の調査によると、2016年時点での「子どもの貧困率」は13.9%、つまり全体の7人に1人の子どもは貧困状態であるといわれています。経済的に厳しい状況にあるがゆえに受けられるべき教育が受けられない子どもたちもいます。このような子どもたちに手を差し伸べ、教育格差を解消するためにも、株式会社エデュケーショナルネットワークを中心に、地方自治体や教育機関と連携した事業を進めています。
■ 葛飾区の「中学生学習支援事業」を受託(2016年7月)
葛飾区の中学生で、基礎学力の定着に課題のある中学生を対象とした学習支援事業を受託しました。公立中学校に通う中学生たちが、基礎学力を向上させ、高校進学や進路選択の幅を広げられるように、映像授業と、支援員による個別のフォローアップやテキストによる自立学習を実施しました。
ちなみに、2017年3月には葛飾区立小中学校に在籍している児童・生徒および教員に配布する英語教材『We Love Katsushika』を葛飾区からの委託により作成いたしました。オリンピック・パラリンピックに向けた国際理解教育、葛飾区の伝統・文化理解促進および英語によるコミュニケーション能力の伸長を図ることを目的としています。
長々と書いてしまいましたが、私たちが塾にこだわりは持ちつつも、その従来の形には縛られず、これからの時代に合った新しい教育の形を創造しようとしていることが少しでも伝わりましたでしょうか。ちなみに、ここで取り上げたのはほんの一例に過ぎず、幅広く挑戦をしております。
一緒に教育の未来を創る仲間を現在募集しておりますので、共感いただいた方はぜひお話しましょう!