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新卒採用責任者が語る。エッグフォワードが迎え入れたい人材の条件とは

プロフィール

山田 萌木(やまだ もえぎ):2017年にレバレジーズ株式会社に新卒入社。キャリアコンサルタントとして1年間で約300名もの求職者を支援した後、4年間新卒採用に従事。新卒採用では年間200名採用に向けて、新たな採用手法の導入や、チームリーダーとしてマネジメントなど幅広く経験。2021年8月、エッグフォワードへ転職。現在は新卒採用責任者として、新卒採用の立ち上げや採用ブランディング施策の立案、実行、新卒社員の育成など幅広い業務に取り組んでいる。

より自身のmissionに向かい続けるべく、エッグフォワードへ

──転職のきっかけを教えてください。

新卒の就活時も今回の転職時も、起点は自身のmissionにあります。私は「自らの力で関わる人の幸福の総量を増やしたい」という想いがあります。

学生時代に両親が離婚をし、母子家庭となりました。ちょうどその頃、父の会社の経営が傾いたこともあり、生活難に陥り、専業主婦だった母は心身共にとても辛い思いをしておりました。

母がそうだったように、外的要因によって「自分らしく幸せに生きていけない人」って他にも存在するのではないか。新卒時は漠然とはしていたものの、仕事を通じてどうにかその問題を解決したいと強く考えておりました。

同時に「どんなに環境が変化しようとも、常に自分で意思決定をし、やりたいことをやり続ける」。そんな人でありたいと思うようになりました。

自身のmissionを達成するための手段は色々ある中で、自身の特性から、まずは「目の前の人の人生の起点に関わりたい」と思い、ファーストキャリアでキャリアコンサルタントを選択。成果が出たタイミングで「より多くの人に影響を及ぼしたい」との思いから、ちょうど拡大フェーズだったこともあり、新卒採用を志願しました。

社員数約500名から1200名に拡大するタイミングで関わらせていただいたこともあり、年間約1000名以上の学生さんと接点を持ちながら、新たな採用手法を導入したり、チームリーダーとしてマネジメントに関わらせていただいたりと貴重な経験をさせていただきました。

ただ徐々に成熟期になり、ある程度自分がいなくても目標を達成できるような仕組みやチーム作りができてきたので、より自らが非連続なチャレンジができる環境に身を投じたいと思うようになったのが、転職のきっかけです。


──入社の決め手は何でしたか?

決め手は3つあります。1つ目がミッションやビジョンへの共感です。

大前提として、会社を拡大させるために採用が必要となります。拡大すべき会社が何に向かっているのか、何を大切にしているのかといったミッション、ビジョンと、自身の想いが一致しているかどうかは会社を選ぶうえで最重要だと考えております。

エッグフォワードが掲げるミッションは「いまだない価値を創り出し、人が本来持つ可能性を実現し合う世界を創る」。ビジョンは「人と世界のいまだないターニングポイントを創る」。

選考を進めていくうえで、代表取締役の徳谷から「言葉は違えど、同じ方向を向いているよね」と言っていただき、自分としても「自らの力で関わる人の幸福の総量を増やしたい」という想いと一致していると感じました。

新卒社員は、エッグフォワードの今後のカルチャー、未来を創り上げていく財産です。新卒社員の可能性を信じ抜き、共にミッションを実現していくことが、私自身のミッションをも実現できると信じています。

2つ目は、業務の難易度の高さです。

エッグフォワードとしては、新卒採用を始めて数年しか経過しておらず、今後の事業成長のために、新卒採用を加速させていくフェーズにありました。さらに、新卒メンバー一人ひとりに求める基準も高く、採用難易度が非常に高いため、自らにとっても良いチャレンジの機会だと感じました。

3つ目は、優秀で志の高い社員が多いことです。

入社前に面談で5人の社員とお話しさせていただき、コミュニケーションスピードの速さや仮説思考力の高さに感銘を受けました。

また、スキルだけでなく「これを成し遂げたい」「こんな自分でありたい」といったピュアな志を持っている人が多いのも魅力的に映りましたね。


エッグフォワードでは、社会変革に必要な「経営視点」が早期に身に付く

──新卒入社の社員は、どんな業務を担当しますか?

現時点では、企業変革支援コンサルタントと新規事業開発の2職種があります。エッグフォワードの事業は、あくまでミッションを達成するための手段でしかないので、今後拡大フェーズに伴う変化、それによって入社後の仕事内容の幅も拡がっていくことを想定しております。

本人の意向をくみ取り能力を最大限能力を伸ばせる仕事内容を選べる点が当社の特徴です。たとえば、入社1、2年目はまずコンサルティングで足腰を鍛え、3年目から事業開発に注力するとか。コンサルティング7割、事業開発3割など兼任も可能です。

なので、いわゆる「配属ガチャ」がありません。本人の思いを尊重し、個性を伸ばしていく会社だと思います。これを採用担当だけが言っているわけではなく、代表の徳谷を含め全社として浸透している文化という点は魅力的なものであると感じます。


──エッグフォワードに入社すると、どのような点で成長できるのでしょうか?

社会変革に必要な「経営視点」が早い段階で身に付けられると思います。

経営視点を学べる理由は3つあります。1つ目は、少数精鋭の組織であること。

コンサルティング領域では、1つの案件に2〜3名で関わることが多いため、自らが主体者となって、大企業からメガベンチャー、スタートアップなど幅広い企業の経営課題を解決することができます。

事業開発領域では、特定の役割にとどまらず複数の職種を兼任しながら事業全体のマネジメント能力を身に付けられます。また、自分自身で「これをやりたい」ということが明確にできた場合には、基本的に応援する風土があります。たとえば、事業サイドの営業やCS職、Biz-Dev職、コンサル職を、同時に回していくなど、責任とともに一定の裁量を持って取り組んでもらうことが可能です。

成長する機会は、圧倒的に多いと言っていいでしょう。

2つ目は、個性を伸ばす文化です。エッグフォワードは「会社のために、こうなってほしい」といったマネジメントをするのではなく、社員それぞれのミッションやビジョンの実現をサポートする会社です。

人それぞれ、強みも弱みも理想のキャリアも違います。強みを生かしながら、どんどんエッジを効かせていってほしいですね。

3つ目は、フィードバックの質が高いこと。当社は、優秀な社員が多く、またバックグラウンドも様々です。

アクセンチュアの役員を経験したメンバーなどコンサルファーム出身者はもちろん、起業家、キャピタリスト、エンジニア、元教師、政治家志望者など...。こういった方々と近距離で仕事をするので、質の高いフィードバックを頻繁に受けることができます。


──新卒採用で、求める人物像を教えてください。

求める人物像は、大きく2つです。

1つ目は、強い志を持っている人。「とにかく成長したい」「お金を稼ぎたい」といった考え自体は悪くないのですが、それを超えて「これを成し遂げたい」「こんな人間でありたい」という高い視座を常に持っていてほしいと考えています。

2つ目は、当事者意識が高い人。エッグフォワードで活躍するためには、志を持ったうえで、どんな困難にも逃げずに立ち向かい、自ら考えて動けることが重要です。

社会を変革するために、年次など関係なく誰もが意見を言い、どんなことにも主体的に取り組む姿勢が求められます。ですので、意志がない人や受け身な人は合わないと思います。「高い志を持ち、自ら機会を掴みとる」。そんな人と一緒に働きたいですね。

新卒採用は会社の宝。だから一人ひとりと徹底的に向き合う

──採用活動では、どのような方針を立てていますか?

闇雲に採用数を追い求めるのではなく、候補者一人ひとりと徹底的に向き合うことが大方針です。

代表取締役の徳谷は「新卒採用は、会社の宝。エッグフォワードのカルチャー、未来を作り上げていく大切な財産」だと言っています。

なので、中長期的にエッグフォワードのミッション、ビジョンを体現できる人材にフォーカスを絞り採用させていただいています。

また、私たちの採用活動は、金の卵を見つけ、口説いて終わりではありません。新卒で入社する方々には、世の中を牽引する人材になっていただきたいと思っています。

だからこそ入社後に活躍できる機会を提供しつづける事に重きをおき、教育・研修やオンボーディングにも全社で取り組んでいます。


──採用活動で、ユニークな取り組みがあれば教えてください。

候補者一人ひとりに寄り添うという大方針のもと、キャリアコンサルタント的な役割をさせていただいています。

選考過程では「そもそも何を実現したいのか?」「自分がどうなりたいのか?」など自分のパッションの源泉を言語化してもらったり、「WILL実現のために何を身に付ける必要があって、ファーストキャリアには何を求めるのか?」などキャリアパスの解像度を高めるようなガイドをしたりしています。

ご本人の希望するキャリアに寄り添い、最終的にエッグフォワードという環境が最適であると双方に判断した場合には、具体的にどんな環境を用意できるかなど、裏表なく当社のリアルをお伝えします。一方で、エッグフォワードとは違う環境の方が本人にとって良いケースもあるので、当社が用意できないものについても率直にお話しします。

本選考においては採用云々に関わらず、ご本人にとってベストな選択ができるように徹底的にサポートするのはエッグフォワードのユニークな点だと思いますね。


──確かにそれは、すごいですね。

また、当社では、内定してから実際に入社するまでの内定者期間を有意義にする「クリエイティブジャンプ制度」を設けています。

クリエイティブジャンプ制度は、入社までに自らありたい姿を描き、今の自分の延長線上にある目標だけではなく、よりジャンプアップが必要な高い目標を設定してもらい、その中で試行錯誤しながら大きな成長をしてもらうことを狙いとしています。

単なるスキルアップだけではなく、「そもそも自分は何を実現したいのか?どうなりたいのか?」というWILLや志がよりクリアになって、明確な目的意識をもって入社をしてくれるケースが多いです。


自分らしさを大切に、自分も他人も幸せにできる場所

──入社前のフォローアップが手厚い印象を受けましたが、入社後の育成方針はどのようなものですか?

入社後は上長に加え、教育担当者、メンターも含めた3〜4方向から定期的に1on1を実施。日々の業務に関するFBはもちろんのこと、ありたい姿を一緒に描いていったり、生活面含む社会人しての不安を一緒に解消したりと、あらゆる相談に乗っています。

様々な形でフォローアップはしますが、受け身ではやっていけない環境なのも事実です。自ら周りを巻き込み、頼り、機会を掴み取っていただくのが基本的な育成方針です。


──最後に、山田さんにとってエッグフォワードとはなんですか?

自分らしさを大切にして、自分も他人も幸せにできる場所です。

世の中には、どうしても丸みを帯びなくてはいけない組織が多いと思うのですが、当社ではその必要はありません。尖りをそのままに、自分らしく生きていけます。

お互いの個性を生かし合って、Chemistry(化学反応)を起こすことで顧客に貢献し、世の中を良くするのが、エッグフォワードです。

仕事が忙しくても殺伐とせず、互いをリスペクトし、感謝し合う文化があります。自分らしさを大切にできるからこそ、社内のメンバーやお客さんのことも大切にできるのです。

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