皆様こんにちは!エッグフォワードの鶴濵です!
前回のなかじの記事に引き続き、新卒メンバーの一人である黒ちゃんのエッグフォワードに入った理由もインタビューしましたのでご紹介します!
(前回のなかじの記事はこちら)
黒崎優人:国際教養大学卒。中学ではロボットコンテストの全国大会に出場。大学では塾の立ち上げ・経営に携わる一方で、オランダでの留学にも挑戦し、マーケティングや異文化交渉術を学ぶ。エッグフォワードでは、新卒で唯一ToC向け事業の「TURNING POINT」に関わり、事業拡大の一翼を担う。子供たちが「自分の夢と出会って、そこにたどり着ける力が身につく学校」を作りたいという大きな夢に向かって日々邁進中。
【教育に関心をもったきっかけ】
鶴:最初にエッグフォワードに入社したきっかけを聞く前にずっと気になってたんだけど、黒ちゃんってそもそもなんで教育に興味を持ったんだっけ?
黒:話すと長くなるよ笑
鶴:いいよ笑
黒:教育に関心をもってきっかけは中学の部活動かな。もともとロボットエンジニアが作りたいっていう理由でロボット製作がメイン活動の科学技術部にはいったんだけどそこでの経験が大きいな。
科学技術部は全員で50人くらいの部活で、チームに分かれて活動してたんだよね。
それこそ世界で一番大きなロボットの大会に出るチームとか宇宙PJとか広報とか、ロボットを実際に作成するだけじゃなくて色々なチームがあったなあ。
鶴:黒ちゃんはその中ではどんな役割だったの?
黒:1年の時は、僕が入部してからできた小学生にロボット教育をするチームでリーダーをやって、小学生チームを世界大会に送り込んだり、2年生の時は中学生の部で全国大会のプレゼンの作ったりした。
その後部長になったんだけど、顧問の先生はもともと教育観点でロボット教育をやっていて、個人の特性に応じてメンバーチームにアサインしたり、チームを作成してたんだよね。
鶴:なんか人事みたいだね。
黒:僕も部長としてアサインに関わる中で、チームの中で成長していくメンバーの姿を見て、いわゆる机に向かうような勉強ではないような勉強ってすごい大事だなと思ったんだよね。
鶴:机に向かわない勉強って例えばどんなこと?
黒:例えば、僕が科学部での活動を通じて身に付けたことって、ロボットについての知識だけじゃなくて
より良いロボットを作るために如何に仮説を立ててPDCAを回すかや課題解決のための創造性、部の活動を出資者に理解してもらうためのプレゼンテーション力とかだったと思ってて
こういうのって大事だけどまだまだそういう体験って当たり前でないから、こういう体験ができるような学校を作りたい、そして教育を通じて世界を変えたいと思い始めたんだ。
鶴:黒ちゃんが入社当時から言っている学校を作りたいっていうのはそういう原体験からきてるんだね。
【教育=教育学部ではない選択】
鶴:ちなみに学校を作るってなるとイメージでは教育学部とかに行くのかなぁと思ったんだけど、教育学部に行かなかった理由ってあるの?
黒:教育学部だと先生になるにはすごくいいんだけど、既存の教育を学びたいわけでなく、新しい教育を作り上げたかった。そのために、これからの時代の子供たちが身に付けるべき力の本質を見極められるような進路を考えていた。
まずは、自分自身の視野を広げるためにもビジネスの最前線を知りたいと思って。そのためには、ロボット教育でやったような思考力やプレゼンテーションスキル、英語力とかのベーススキルを学びに行こうって。
鶴:それで国際教養大学に入ったんだ。
黒:そうそう、初代学長の掲げる教育に対する理念が自分の理念に似ていることと、英語を手段としたリーダー像のイメージが似ててそれで決めたんだよね。
鶴:なるほどね、大学でも学校を作るための活動はしてたの?
黒:それが、1年生の間はデフォルトが英語のカルチャーに結構苦しんでで、教育に全然関われてないモヤモヤがあったんだよね。
でも2年の時に留学から帰ってきたとある先輩とたまたま仲良くなって、その先輩にその時のモヤモヤとか教育に対する想いとか伝えたら先輩も共感してくれて一緒に塾の立ち上げをやったんだ。
【真の教育の在り方の追求】
黒:塾のコンセプトとしては、”自ら一歩踏み出せる子を育てる”を掲げて
週に2時間は科目指導で、残りの1時間は生きる力を育てる授業に設定してって感じで始めたんだよね。
鶴:科目指導っていわゆる、国語算数・・みたいなのだよね?
黒:そうそう、でもそれも単に教えるんじゃなくて、興味ある話題に接続できるように頑張ってた笑
鶴:例えば?笑
黒:社会なら歴史上の人物に感情移入させてみたり、理科だったら生徒の体を動かしながら教えてみたりとかかな。
鶴:私の塾のイメージだと学校の勉強に加えてやらなきゃ見たいな、義務感で通ってたからそういう教え方してくれる先生がいたら塾のイメージも変わるなあ・・・
ちなみに生きる力も気になってるんだけどそっちはどういうことをしてたの?
黒:自分の考えとして、生きる力を
①知識、②思考力、③創造力、④発信力の4つと定義した時にこの4つがちゃんとつながっていることが重要だと思うんだよね。
日本の教育は知識は十分教えられているけど、ほかの力は伸ばせていないし、知識とほかの力の接続が弱いのも課題かなって
だから4つの力のつながりを大事にして生きる力に繋げたいなって
鶴:そこまでちゃんと定義しながらやってたんだ・・・すごい。
黒:内容はがっつりこれをやってというものを用意していたというよりは、コンテンツ案を考えてきてもらってそれを形にするためにはどうしたらいいかを伴走してPDCAまわしてもらうみたいな感じだった。
鶴:得た知識をどう使いこなすか、みたいなのにイメージ近いね。
確かに得た知識を自分なりにどう使いこなすかって大学では重要だって言われるけど高校までの勉強はあまりなかったな。ただ知識は得る、ものだったな。
黒:その後先輩が卒業して、自分でも教育に関する事業をやりたいなと思って小学生向けのキャリア教育を始めたんだよね。
鶴:キャリア教育?生きる力とはどう違うの?
黒:塾では”生きる力を育てる”を目的にしてて、キャリア教育では”そもそもやりたいことを見つける”にはどうしたらいいのかを軸に立ち上げたんだよね。
鶴:具体的にはどんなことしたの?
黒:小学生向けのキャリア教育で、将来絶対関わる「ビジネス」ってそもそも何なのっていうのを体感してもらいたかったので、地方創生も絡めて地域アイデンティティを深めるために、秋田の特産品を自分たちの手で売るっていう体験をしてもらった。
実際に役職を与えて責任領域を明確にして、ちゃんと利益がでるにはどうしたらいいかを考えてもらいながらやったんだ。
鶴:黒ちゃん一人でやったの?
黒:立ち上げは自分でやったけど、もっと周りの学生にも教育について考えてほしくて、ほかの大学の教育学部の学生を巻き込んだりしたよ。
鶴:黒ちゃんの中で、塾とキャリア教育それぞれどういう思いで立ち上げたの?
黒:さっきもすこし言ったけど、塾は生きる力を育てるっていう観点が強くて”自分のやりたいことをどうやって実現するか”に重点を置いて生徒に向き合ってたんだよね。でも、それもそもそもやりたいことがある前提なんだよね。
それに対してキャリア教育は、まだやりたいことがない中でやりたいことを見つけるためにはどうしたらいいかっていう観点で視野を広げてもらうっていうのが目的かな。
鶴:なるほどね。就活の時とかもそうだったけどそもそもやりたいことが明確である人って少なくて、みんな自己分析しながら見つけてるって感じだもんね。そういう観点では小さいころからキャリア教育とかで視野を広げつつ自分のやりたいこと見つけるっていうのはすごく意味のあることだよね。
黒:そうなんだよね。ただ、団体自体は僕がこの後留学行っちゃって終わりになっちゃったんだけどね笑
鶴:そうなの・・・もったいない!
【エッグフォワードに入社を決めた理由】
鶴:黒ちゃんはさ、大学時代も含めて教育関係の事業に関わってきたと思うけど、そういう中で就職はなんでエッグフォワードだったの?
黒:就職の前半は、もともと大学に入った動機に近くて、自分の学校を作るためにビジネスで活躍することと、広く色々なものに関わりたいっていう観点でコンサルを見てたんだよね。
留学に行ってた関係もあってロンドンキャリアフォーラムでコンサルを受けて、BIG4のコンサルしか見てないっていう感じだった。その中の一つに内定ももらって結構余裕ある感じだったな。
鶴:コンサル受けてて余裕だったのはなかじと似てるね笑
黒:そうなんだ。内定ももらって、余裕もあったから一旦ほかも色々見てみようと思って、友達がベンチャーみてたのがきっかけでベンチャーをちょっと見始めて。
ベンチャーのある会社の役員の人にコンサルに行ったから学校を作れるわけではないって言われてちょっとほかの選択肢も考え始めたんだ。
エージェントの人にも、コンサルは左脳側を使うけど事業は右脳側を使うって言われて、改めてどっちもほしいなと思って、コンサル以外のところも考えた方がいいのかなと思い始めてたんだよね。
鶴:自分のファーストキャリアをどこでスタートしようかっていう迷いがあったんだね。
黒:そうそう、エージェント経由で色々な人の話を聞いたり、学内説明会でほかの業界の勉強をする中でしたりしていろいろな会社の情報を集めてたんだ。そんな時に、あるきっかけで徳谷さんに会って。
その時に徳谷さんが自分が目指す世界は”コンサルのいらない組織を作ることだ”って言ってて。その理念が自分のやりたいことに近いなって。自分の教育でも塾がなくてもいいように育てたいっていう思いがあったからね。
鶴:黒ちゃんも徳谷さんきっかけだったんだ。なかじとは理由がちょっと違うけど、やっぱり徳谷さんの本気の思いって伝わってくるよね。
黒:そうそう。あと、お金を作るビジネスはやろうと思えば作れるけど、本当に社会のためになって、なおかつお金になる事業作りは難しい。でもだからこそやる意義があるっていう想いを聞いて、その美学に惚れたんだよね。
鶴:その徳谷さんの言葉がエッグに興味をもったきっかけだったんだね。
黒:その話を聞いた後に徳谷さんと直接話して、コンサルだけでなく事業に関われる社内の環境があることも魅力1つだったな。
【入社前と入社後のエッグフォワード】
鶴:入社前に不安なことってあった?
黒:選考はイベントで徳谷さんとあって、そのあとトントン拍子に進んでいったんだよね。
ただうまくいきすぎて、ベンチャーならではなんだけど実態がよくわからなくて不安みたいな気持ちはあった笑
鶴:あったあった笑 私も会社がある日突然なくなったらどうしようと思ってた笑
黒:でも実際入ってみてもちろん会社としてはちゃんとしてたけどね。
鶴:そうだね、実際に入ってみて黒ちゃの半年はどうだった?
黒:まずは楽しい。挑戦できる環境やチャンスが転がっているし。あとはなかじも言ってたけど、周りで働く人のレベルが高いから成長環境としてはすごくいいなと思って。
それにみんな人に興味があるた自分がやりたい教育の事業も真剣に向き合ってくれてるし。
鶴:色々な人が自分たちの成長をささえてくれてるよね。黒ちゃんは今後はエッグフォワードでどんなことがしたいとかあるの?
黒:そうだなぁ・・・教育系の事業はやっていきたいけど、まずは自分に近い人に対しての支援ができたらなって思ってて、自分の経験だったり、強みを発揮できるような企画を立ち上げたいな。
鶴:今のターニングポイントの事業に関わる中で得た経験とかもどんどん活かせるといいとね。これからも頑張っていこうね!
(photo by kuppography)
(編集後記)
なかじに引き続き黒ちゃんのインタビューはいかがでしたでしょうか。なかじとは異なるバックグラウンドでもエッグフォワードから世界を変えたいという思いで入社を決めていることがインタビュー中も伝わってきました!引き続きインタビューをお楽しみください!
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