日ASEAN経済共創ビジョンの中間報告やASEANビジネスの最新状況、今後の可能性、先導的な事例の紹介、有識者による議論からなるイベント「日ASEANビジネスウィーク2023」に参加しました。
日本ーASEAN間では、2023年の友好50周年を記念して「日ASEAN経済共創ビジョン」と呼ばれる、日本とASEAN間の経済的な連携のあり方についての指針を策定するプロジェクトが進行しています。
テクノロジーと高度人材の活用による持続可能な地域社会づくりを目指し、ASEANとの繋がりも深い私たちにとって、特に印象に残った点は以下の通りです。
- DXは日本だけでなくASEANでも大きな課題であり、特に福祉やヘルスケア領域では顕著である
- 日本=Donor、ASEAN=Recepientsの形ではなく、Equal Partnerとしての立場に変化した
- 人材交流や共創イノベーションを通じて両者の発展に寄与できる人材を育成していく
- 大企業や政府主導の大規模投資ではなく、現地のSMEやスタートアップと中小含む日本企業が、目的意識を共有しながら具体的な課題に取り組むことが求められている
- 日本企業が現地課題に取り組む際は、長い目線で現地の現状を詳細に理解した上で、実情にあったサービス展開をすることが必要
ネットワーキングセッションにも参加し、弊社に実績のある業界や技術ニーズについて興味深いお話を伺うことができました。
共創を推進する方法として挙げられていた、意欲の高いASEANの若者を積極的に日本に呼び込むこと、日本での起業を促進すること、日本企業側のサポート。今回得た知見を、私たちのサービスへ活かしていければと思っています。