こんにちは、EDOCODEのツヅキです。
「世界中の人びとに使われるプロダクトをつくる」というビジョンを実現するために、積極的に色んな文化・属性の方を採用しているEDOCODE。そのため、いろんなバックグラウンドをもつメンバーが多いのも特徴です。
そんなEDOCODEにおいても異色のキャリアを持つのが、最近入社したWebエンジニアのAnneです。フランスで法律関係の仕事をしていた彼女が、どうして日本でWebエンジニアをやることになったのか?大変ではなかったのか?など、気になることを聞いてみました。
Anne-Lise Coudry
フランス出身。国際宇宙大学にて宇宙法を学び、多国籍企業向けの通信サービスのグローバルインテグレーター企業に就職。海底ケーブルの保守から空中でのワイヤレス接続の展開など、さまざまなプロジェクトに法律顧問として参画。2022年10月にEDOCODEに入社。現在は新規プロダクト開発チームにてWebエンジニアとして参加している。
どうしてEDOCODEに入ろうと思ったのですか?
3年前に、法律顧問(企業内法務)からエンジニアにキャリアチェンジをしようと決断し、プログラミングのブートキャンプ「Le Wagon」に通いました。卒業後、経験を積むためには大きすぎない会社がいいと思って、そういう会社のエンジニア職を探していたのですが、その中でEDOCODEに出会いました。
日本で働きたいとずっと思っていたし、Webサイトで会社のビジョンや考え方に共感し、興味を持ったんです。ただその時は、コロナが起きたばかりだったこともあり、来日してフルタイム入社するというのは難しくて。フランスで別の会社でエンジニアとしてしばらく働き、コロナが落ち着いてきた頃に、もう一度チャレンジしました。
入社前にほとんどのメンバーと話す機会がありましたが、そこで会社の雰囲気を知ることができて、それもよかったです。(※EDOCODEでは、「Casual Talk Session」というメンバーと雑談する時間を選考内に設けています。)
日本で働きたかったんですね!それはなぜですか?
実は10年以上前に来日して、Jaxa(宇宙航空研究開発機構)でインターンをしていたことがあるんです。すごくいい経験で、日本人の友達がたくさんできたし、文化も好きになりました。法律顧問として働いていたときも、日本の大手通信会社と協業していましたし、何度か来日もしているんですよ。その間ずっと、いつかもう一度日本で働いてみたいという気持ちがありました。
そうだったんですね。では、エンジニアになろうと思ったのはどうしてですか?
法律顧問としていろんなプロジェクトに関わる中で、自分の関心がいつも技術的な部分に向いていることに気づいたからです。それに、私の友人の多くはエンジニアで、彼らの話を聞くのも好きでした。話を聞いているうちに、エンジニアという仕事がどういうものか、どういうスキルが必要かといったことが具体的にイメージできるようになってきたんです。それで、Webエンジニアになろうと決意し、仕事を辞めて「Le Wagon」に入学しました。
「Le Wagon」ではどんな勉強をするのですか?
2ヶ月間集中して、プログラミングの基礎、Webデザイン、Web開発やアプリ開発などを勉強します。学校では基礎を学び、午後はそれを応用した練習問題を行います。
勉強は全然簡単ではなく、結構難しいです(笑)。でも、やめようと思ったことはないし、楽しかったですね。
法律顧問とエンジニアの仕事は全然違いそうですね。
法律顧問の仕事では、契約を締結するために、いろんなステークホルダーと交渉していました。だから交渉力が重要なんです。でもエンジニアの仕事では交渉することはあまりなくて、やっぱり技術力が必要ですね。
エンジニアはゼロからのスタートですし、経験もまだ浅いので、覚えなくてはいけないこともまだまだたくさんあります。でも、コードを書いた結果がすぐ見える、何かを作り出すことができる、というところが気に入ってます。
仕事内容を変えて、働く場所を変えて、とものすごく大きな変化に思えます。大変だなと思うことはありますか?
それはもちろん!私は夫と南フランスに住んでいたのですが、家を引き払って、親戚や友達とも別れて、というのは大きな変化でした。でも私たち夫婦にとって、日本に住むというのは人生の夢でもあったんです。数年前からそのために準備をしていたし、実現して嬉しいです。
でも日本語がまだそこまで上手じゃないので、住むところを探すのも、いろんな公共サービスを受けるのもとっても大変でした。でも友達やEDOCODEの人々が助けてくれるので、少しずつクリアできています。
お話を聞いていて、とてもチャレンジャーだなと思いましたが、人生で一番大切にしていることはなんですか?
うーん、難しい質問ですね(笑)
そうですね、私が一番大切にしているのは、毎日新しいことを学ぶということですね。新しいことがないときは、毎日何かを向上するということ。それを大事にしています。
フランスの会社と日本の会社に違いはありますか?
全然違うと思います。でもそれはフランスと日本の違いというよりは規模の違いのような気がします。私が長くいた会社も国際色豊かな会社でしたが、規模が大きく、EDOCODEのようなスタートアップではありませんでしたから。
EDOCODEに入って違いを感じたのは、会社に関する様々な決定の背景がメンバーにしっかり説明されることと、そして、何か間違いがあった時にその原因や改善策が全員にシェアされることですね。
また、EDOCODEでは、メンバーとプライベートの会話をしたり食事に行ったりすることが多いように感じます。
EDOCODEで今後やりたいことはなんですか?
Webだけでなく、サーバーサイドのことももっと勉強してスキルを身につけたいです。また、新規プロダクトのプロジェクトに参加しているので、そこに貢献したいと思います。プロジェクトでは、PMやデザイナーと4人のチームで開発を進めていて、ベータ版をリリースすることが決まっています。リリースが楽しみです。