はじめまして!!
ゲームが好きでiPhoneの中のゲームアプリは常に100個以上を維持している新卒のYです!...100個あってもアクティブは少なめ...たまにやってるから(((震
今回就職活動中でゲーム開発したい!だけど未経験...という方にどんな仕事をするのかイメージを持ってもらえたらと思い先輩へインタビューを行いました。未経験の人がまず最初にどんなことを勉強すればいいのかも触れているので最後まで見てもらえたら嬉しいです!
エディアに入社する前の先輩Oさん
よろしくお願いします!まず最初に学生時代何をやっていましたか?
学生時代は最初に文系の大学に行っていて卒業後全然関係ない営業職に就職したのですが、すぐ社会人をリタイアしてしまい...やっぱり自分が好きなゲームの業界への想いがあったのでゲームの専門学校に通い直しました!毎日プログラミングの勉強とスマホゲームとコンシューマーゲームを遊び、あとはアルバイトをひたすらしていましたね。
今の業種と全然違いますね。どんな営業を行なっていたのですか?
建設現場の足場のレンタル営業をやっていました。
あの足場ってレンタルだったんですか!? ちなみに辞めた理由は...
一番の理由としては社長のパワハラに耐えかねて...(笑) というものなんですが、今思えば仕事自体も真剣に考えず決めてしまった感はありました。。やりたい仕事ではなかったです。そんな経験をしたからこそ、次は好きなことを仕事にしたいという気持ちがより一層強まりましたね!!
そうだったんですね!ちなみに入学したあと専門学校で何か苦労した勉強はありましたか?
文系出身で数学や理系科目にほとんど触ってこなかったので、ゲーム業界目指そうと思って専門学校に通うまではめちゃくちゃ大変でした。
知識としてはどのくらいだったんですか??
専門学校に入って久しぶりにサインコサインタンジェントを聞いたレベルの数学の知識でした。それでも「ゲーム業界で働きたい!」って強い気持ちでしっかり勉強したので、最初の半年でシューティングゲームをC++で完成させたときは「俺ってゲームを作れるんだな・・」と感動したのを覚えています!
どんなシューティングゲームだったんですか?
東方project風の弾幕シューティングです。本当に数学やっていなかったので自機と敵との座標計算や、弾を円形に描いたり追尾させたりするベクトル計算など正直全然わからなかったので、苦労した記憶があります...。初見殺しなど少し難しく作ったので、学校の友人達に「無理ゲー」って言われながらもたくさん遊んでもらえたのは嬉しかったです!
自分と同じ経験をしていたなんて(笑)僕も初めて作ったゲームは簡単な仕組みのマリオ風3Dアクションゲームだったんですが何もないところから作ることができたっていう感動を覚えています!
エディアとの出会い
そこからどんな経緯でエディアと出会ったんですか?
ゲームの専門学校だったのもあり、直接エディアが学校に来訪して説明会と面接を行う機会がありました!それなら受けてみようかな・・という軽い気持ちから最初はスタートしました。
そこから入社を決めたきっかけはなんでしょう!?
学校ではプログラムを勉強していたので開発職で応募したのですが、将来的にディレクターになりたいという気持ちがありました。面接の際にそのことを面接官だった人事に伝えたところ「チャレンジする機会はいくらでも与えることはできます。やる気次第で職種が変わることもありますよ」と言われたので、色々なことが経験できる会社なんだなと思い入社を決めました。
入社してみて・・・
↑の写真はOさんのデスク周り。スッキリしてますね!(実はデスク周りの写真撮っていいですか?とお願いした時に急いで片付けたそう...)
実際にチャレンジする機会はありましたか?
色々な場面で新しいことにチャレンジする機会はありました!!ただ、『ディレクターをやりたい!』と言った割にはまだプログラマーやってるじゃないか・・という状況です(笑)今は自分の中でディレクター像がまだ明確になっていないので、KPIの勉強や過去のKPIの状況からその時の状況にどんな施策を行ったのかというのを調べたりしています。
何回か会社から面談で声はかけて頂いているので、しっかりスキルを身に着けてディレクターにチャレンジしたいと思っています!!
いつまでにチャレンジしたいですか!?
上長と相談して是非来期には!!!
いいですね!僕も楽しみにしてます!!話は変わりますが、入社してから思ったこと感じたことは何かありますか?
二つあるんですけど...一つが最初に話したとおり一度社会人をリタイアして既卒として入社した身だったので、同期の新卒が20歳くらいで(笑)やばい・・・一人だけ25,6か...という年の差を感じました。先輩たちにばれないように自分も20歳のつもりで一緒にやったりもしてましたね(笑)実際、自分が年齢を言うまでばれていませんでした(笑)
もう一つが、もちろん勤務中みんな真面目に仕事をしているんですが、定時後とかになると急にガチャを回すために近くのコンビニに走っていく人がいたり、麻雀する人を集めてやっていたり...勤務時間中とのギャップが大きく面白い人が多いなと感じました。
そうですね!ギャップには驚きました。業務時間中は仕事仲間。業務時間外はゲーム仲間みたいなイメージを今では持っています!
業務内容
Oさんの業務時間外の事も気になりますが、ひとまずおいておいて...普段の業務はどんなことをしているんですか!?
今のプロジェクトではブラウザゲームの運用をしていて、自分は主にクライアントを担当しています。使っている言語はJavaScriptとかです。所属しているプロジェクトのエンジニアの人数はそこまで多くはないので、それ以外でも場合によってはAPIとかPHP、MySQLを使用し自分で作ったAPI等を使ってクライアントとつなげて両方担当することもありますね。
噂程度に聞いたのですが、プランナーの方が「こんなのあったらいいよね」とボソッと言った機能をOさんが聞いていてこっそり作ったところ「そんなこと言ったけ?」と言われたと聞いたのですが...(笑)
本当です(笑)自分が作ることで改善されることがあるならと思って先に行動してみることも結構ありまます。「そんなこと言ったっけ?」と言われたこともありますが、実際気に入ってもらえてそのまま実装!というケースも多くあったので、今でも積極的に実装してから提案してます!(笑)といっても、普段基本的には仕様書通りに作業を行っています。ただ仕様書通りだと物足りないなぁと感じることもあって「こここうした方が便利だと思うんですけどどうですか?」と提案して自ら仕様を増やし、作業も増やしてます...笑
両方できるからこその技ですね!開発を行う上で大切にしている事や気を付けていることはありますか?
そうですね。業務時間内にしっかりやることやり切って定時には帰りたい人間なので!!自分が担当した部分はバグを出さないようしっかりデバッグテストをしています。
もちろんバグを完全に防ぐというのは難しいのですが、可能な限り消すように意識しています。バグを出してしまうとユーザーさんはもちろん、自分にも仕事量が増えて不利益になるので、なるべく早めに実装してバグテストを行いながらリファクタリングを行っています。自分が行ったテストを細かく記載して他の人がテストを行う際にわかりやすくしています。
僕も社会人になってからエラー処理やバグを意識してコードを書くようになりました。完璧だと思っていてもテスト中に不具合が起きたりするのでなるべく慎重に。。。
今後につながる教訓となった出来事はありますか?
新卒一年目のときにボーナス分をすべてガチャにつぎ込みました...冬だったので年末年始実家に帰ったのですが何もできず家で過ごしたのはつらかった(笑)
今は...(笑)
今は毎月貯金を怠らないようにしています...orz
ちなみに個人的に聞きたかったんですが、2019年注目していることはなんですか?(すごい聞きたかった!)
FF7のリメイクがとうとう出ますね!2020年ですが...(笑)最初にやったPlayStation系のゲームがFF7だったのでもちろん無印もインターナショナル版も何周もしていて解体新書も読み漁っているくらい好きなのですごい楽しみです!
就活中の人へのメッセージ
学生の方やこれから未経験で業界に入ろうとしている方に向けてやっておいた方がいいことはありますか?
学生の人とかによく聞かれる質問なんですが...
僕も聞きました!
ゲームプログラマーの視点で言うならまず四の五の言う前にゲームを作ってみようよというところだと思います。ゲームプログラマーを選んだということはゲームが好きだと思うので、自分が好きなゲーム業界はどんな人を求めているのか調べてみる。そして今の時代『ゲーム開発』とかネットで調べたらいくらでも情報は出てくるので作ってみる。最初はコピペでもいいのでプログラムから一回ゲームを作ってみてコピペしたものがどういった動きをしているのか少しずつ理解していくというのが大事なのかな?と思います。一つでも理解していればほかの言語を使う際もスムーズに学べると思うので。特殊な言語は除く...(笑)
最後にWantedlyを見てくれている方に一言お願いします。
今自分はエディアに入って4年目ですが、クライアントだけでなくサーバーサイドだったりいろいろなことを任せてもらえている環境です。エディアはそんなに大きい会社ではないのでやりたいという気持ちがあれば様々な経験ができるチャンスがあります。色々挑戦してみたい...自分の領域を広げたい!!と思ってる人に興味を持っていただけたら幸いです。
編集後記
僕(筆者)とOさんの最初の出会いは、入社後のメンター制度説明会でした。エディアには新卒一人に先輩社員一人つけるというメンター制度があり、その時に初めてお会いしました。メンターが誰になるのか発表される前にメンターの先輩たちのプロフィールが配られ一枚一枚読んでいく流れでした。
どのメンターもみなさん面白かったのですが、ひときわ目につく顎が長いネタ画像のような人が・・・思わず突っ込みを入れたくなるそんなプロフィールに書いてあったのは
「好きなゲーム:キングダムハーツ」
その瞬間、僕のメンターはこの人しかいない!と思ったのを覚えています。(筆者はキングダムハーツシリーズの大ファンでゲームクリエイターになろうと思ったきっかけのゲーム)
発表されたとき本当にOさんがメンターだった時は驚きました。
そんなOさんにインタビューを行いましたが、共感できるところがたくさんありました。一つだけ抜粋するならば「やっておいた方がいいことはありますか?」という学生の方やこれから未経験で業界に入ろうとしている方からの質問に対し、「四の五の言う前にゲームを作ってみようよ」というところでした。おもわず首を上下に大きく振るレベルで共感してました。
たしかに未経験から入ろうとするとハードルが高く何から勉強していいのかわからない。という人もいると思います。(僕がそうでした)しかし今の時代インターネットや書籍などを読んでなぞっていけば一つのゲームが完成する時代です。これは僕も学生時代に経験したのですが一つ完成させるといろいろなことが見えてくるようになり、苦痛だった勉強がだんだんと楽しくなって気づいたら夜になってるなんてこともありました。なのでOさんが言うように僕も未経験の人はまずは何でもいいからゲームを作ってみてほしいと思っています。
ここまで読んでくれた方と出会えることを楽しみにしています!