こんにちは!HRDグループの内田です。
キャリア入社者が転職~入社までを綴る企画記事【入社エントリ】。今回ついに(!)わたくし、内田の番が回ってきました。
いざ自分の番となると、何を伝えよう、どう書いたら伝わるかな…と悩みまくり書き上げるのに想像以上の時間を費やしてしまいました。人に読んでもらう記事を書くことって難しいなと思う今日この頃です。
少し長くなってしまいましたが最後まで読んでもらえるとうれしいです!
改めましてこんにちは、内田です。2023年11月1日にドリーム・アーツに入社しました。
この記事では同じIT業界から転職して感じたドリーム・アーツの文化や人について、人事の視点からお話したいと思います。ぜひ最後までご覧ください!
自己紹介
▼名前:内田 奈穂子(うちだ なほこ)
▼担当業務:社長室 HRDグループ(※)で、主に研修と新卒採用を担当しています。
※HRDグループ=Human Resources Development
▼趣味:楽器演奏、旅行
小学校のクラブ活動でクラリネットに出会い、中学・高校時代は吹奏楽部で部活漬けの日々を送っていました。現在は市民吹奏楽団やオーケストラ等で活動しており、休日のほとんどを音楽活動に充てているアマチュアクラリネット吹きです。
愛するMY楽器たち(最近もう1本買いました)
旅行も好きで、転職前の有休消化期間では一人でハンガリーとチェコに行ってきました。語学力は皆無ですが、なんとか生きて帰ってこられています(笑)
チェコのチェスキークルムロフというところに行ってきました。街並みがかわいい!
私のこれまで
大学を卒業後、新卒でホテル・旅館などの宿泊施設向けのITベンダに入社しました。もともとカスタマーサポート職として入社したのですが、社内事情により配属2日目で急遽管理部に異動することに。新卒採用から始まり、中途採用のオペレーション、勤怠管理・給与支給などの労務業務も担当するようになりました。
大きな転機だったのは新卒2年目の夏です。大手IT企業のグループ傘下となり、私の上にも親会社から人事の上司が出向してきました。それまでの上司はあくまで「管理部長」であり、私も「採用等を担当する管理部の人」に留まっていましたが、新しい上司のもと人事課も作られ、ここから正式に人事の道を歩み始めることになりました。
その後は採用や労務以外にも、評価制度の運営、福利厚生制度の導入、組織変更対応、さらには経営層と一緒に人事制度の改定をしたりなど…人事担当者が少なかったこともあり、退職するまでの約10年で人事領域のほぼ全てに携わってきました。担当が自分一人の時期も長く、日々多岐にわたる仕事を捌いていたため、「人事の仕事は究極のマルチタスクだ」なんて冗談交じりに話していたときもありましたね(笑)大変なことは多かったですが、なかなか他ではできない貴重な経験をさせてもらったと思っています。
転職のきっかけ
当時、人事チームは出向者の上司と私の2名という体制でした。上司は親会社の人事の仕事が主務のため、実働はほぼ私一人という状態。定常業務に加え、日々寄せられる社員からの相談や突発案件の対応など、とにかくやることが多い。毎日溜まっていくタスクを捌き、どうにかして回していくことに必死でした。
人事としての課題は山積みでしたが、改善したくても時間がないため後回しになることもしばしばありました。親会社との兼ね合いもあって人員を増やしてもらうことも難しく、状況はなかなか変わらず…このまま私一人のワンオペ状態は会社にとっても良くないし、自分も成長できないなと思ったことが転職を考えたきっかけです。
ちなみに私が退職することになり、人事業務は親会社の人事チームに巻き取ってもらうことになりました。親会社の人事メンバーに対して申し訳なさはありますが、会社にとってはワンオペ状態より確実に良い体制になったと思います(そう願っています)。
前職では世界の著名なホテルの見学という名目でラスベガスでの研修がありました(現在は廃止)。古き良き想い出。
ドリーム・アーツを選んだ理由
自分がやりたい「人事」ができそうであり、なおかつカルチャーマッチしそうだと感じたため、ドリーム・アーツに入社を決めました。
転職にあたり、いままで幅広くやってきた経験を活かしつつキャリアアップしていきたいと思い、「〇〇担当」のように縦割りではなく「人事」として働ける環境を探していました。あまり自分のイメージしている求人がないなぁとモヤモヤしている中で、ドリーム・アーツの求人票の文言が一言一句しっくり来たのを今でもよく覚えています。
また、気になった企業のHPをチェックする際、私は必ず「ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)」が記載されている企業理念のページを見るようにしていました。これがまた企業ごとにかなり色が出るもので。一見どれも素晴らしいことを謳っているように見えるのですが、すべての項目が自分にとってしっくりきた企業が意外と少なかったことに驚きました。そんな中でドリーム・アーツのミッション(協創)やバリュー(DA Values)は違和感なく良いなと思えたのも決め手の1つになっています。
参考:理念 | 株式会社ドリーム・アーツ|デジタルの民主化で大企業が変わるニッポンが変わる (dreamarts.co.jp)
ただやはり最大の決め手は、選考過程で出会った役員や人事の雰囲気が自分と合いそうだと思ったことですね。この人達と一緒に仕事がしたい!と思い入社を決断しました。
現在の業務とやりがい
入社後、人材開発チームに配属となり、現在は主に若手社員向けの研修や新卒採用を担当しています。担当はあるもののチーム内でフォローしあって進めていくため、前職のようなワンオペ状態からは脱することができました。
研修は前職ではあまり実施できていなかったため、挑戦してみたいと思っていた領域でした。ドリーム・アーツは内製の研修(外部委託せず社内で企画・運営する研修)が比較的多いのですが、その中でも私が担当することになった新入社員研修はほぼ内製で、内容も非常に手厚いものとなっています。引継ぎは受けたものの、研修内容の多様さに最初はどう進めていけば良いのか正直戸惑いました。
全体像の把握に少し時間はかかりましたが、今では少しずつ自分なりにどうしたいか考え実践できてきているかなと思います。実際に新入社員が入社してからは、彼らが日々成長していく姿を見てこの仕事のやりがいを実感しているところです。
新卒採用では前職で長年やってきた経験を活かし、説明会資料のブラッシュアップや運用フロー改善などの提案をしています。入社まもない私の意見でもチームリーダーやメンバーはしっかりと受け止めてくれ、改善に向けて一緒に取り組んでくれるのがとてもありがたいです。時には難しい課題や高い壁にぶち当たることもありますが、チームみんなで乗り越えていこうという雰囲気があるのがドリーム・アーツの良いところだと感じています。
わが子のように可愛い新入社員たち。これからどんな社会人に育っていくのかとっても楽しみです…!
入社して感じた前職とのギャップ
ギャップとは少し異なるかもしれませんが、入社して驚いたことは、ミッションやバリューが会社全体に非常に浸透しているという点です。前職でもMVVは掲げていましたが、その内容を理解している人は一部で、さらに実際に働くうえで意識できている人となると正直ほとんどいなかったと思います。おそらく他の企業でも同様のケースは多いのではないでしょうか。
一方でドリーム・アーツでは、『協創』という企業理念を知らない人はまずいません。日常会話で頻出単語として使われるレベルです。また、『DA Values』の6つのバリューについても、経営陣やマネジメント層が日頃から当たり前のように口にしており、社員にも広く浸透している様子を見て驚きました。
研修担当になって後からわかったことですが、これは自然とそうなったわけではなく、意図的にそういう文化を作っていると知りました。実際、新入社員やキャリア入社してまもない社員に向けて『DA Values』について考える研修を実施しています。私も初めは受講者側として参加しましたが、一緒に働く仲間達との間で共通認識があることのメリットを感じました。例えば「建設的対立」は、その意味を知らないと対立する意見=ネガティブと受け取られがちですが、意味を知っているとより良いプロダクトやサービスをつくりあげていくうえで必要なことなんだ、ということが理解できるようになるのです。
キャリア入社向け”DA Values合宿”の様子。この日のためにお揃いのパーカーも作りました。
ドリーム・アーツにはその他にも独自の研修や取り組みがさまざまありますが、共通しているのは「土台づくり」のためにおこなっているということです。良いサービスを提供しつづけるうえで大切なのは、スキルやノウハウといった枝葉だけではなく、それを支える根っこの部分。根っこが細く脆いと枝葉は茂らず、花も咲きません。根っこを太く、大きくする取り組みを会社として本気で行っている。それこそがドリーム・アーツの文化を作り上げている大きな要素だと思います。
ちなみに、パーカー(↑)の背面デザインも根っこをモチーフとしています。(当時)新卒2年目の若手デザイナーが手掛けてくれました。
最後にメッセージ
入社エントリのはずがかなり人事視点に偏った記事になってしまい焦っていますが(笑)、少しでもドリーム・アーツのことを知ってもらえたらと思い書き綴りました。
上場後の新たなフェーズにおいて会社をさらにパワーアップさせていくには、多様なバックグラウンドや経験を持っている仲間が必要です。『協創』『DA Values』に何かを感じてもらえた方はぜひ、ドリーム・アーツを次なるキャリアの選択肢の1つとしてもらえたらうれしいです!