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新人研修「BOOKマラソン2023」始動!

こんにちは、ドリーム・アーツの山本です。 
今年もやってきました!ドリーム・アーツ恒例の新人研修【BOOKマラソン2023】をご紹介します。

BOOKマラソンとは 

BOOKマラソンとは、簡単にいうと「決められた期間の中で会社が指定した課題図書を読み、読んで感じたことや考えたことをレポートとしてアウトプットし、他者のレポートを読んだ上で集まりディスカッションを実施する」という研修です。 

新人たちはレポートをドリーム・アーツの製品「SmartDB(スマートデービー)」で作成したバインダ(※1)に提出します。 
全社員からコメントやリアクションをつけられる仕様で、新人同士はもちろん先輩社員たちも多く反応しており、相互に感想や意見を交わす場となっています!

※1 バインダ:ドリーム・アーツの製品「SmartDB」で作成したアプリケーションのこと。

「良い枝葉を伸ばして欲しい」 というメッセージ 

私たちはBOOKマラソンを毎年実施しています。それはそれだけ私たちがBOOKマラソンを重要な研修の一つだと位置付けているからです。きちんと意味を理解した上で取り組んでもらうべく、新人たちはBOOKマラソン始動のタイミングで、代表の山本から以下のようなメッセージを受けて研修に臨んでいます。 

<山本からのメッセージ>

今後社会人として成長していくためには、単なる作業者になるのではなく「創造的な仕事」ができるようになる必要がある。それには自分自身の体験と経験だけでは限界が来る。外部から体系化された確かな知識を取り入れることが大切。 
そこで「読書」は有効な手段となる。今まさに必要としているスキルや知識を切り貼りして早急に身につけるのではなく、VUCAと言われる時代を力強く生き抜いていくためにも、読書習慣を身につけ、幅広い分野の本に真剣に向き合い、良い枝葉を伸ばしていこう。 

2023新卒に推薦した課題図書一覧 

2023年新卒のメンバーへの課題図書としては、以下10冊を選出しました。 
私たちHRDグループ(※2)のメンバーだけでなく代表の山本も含めて話し合いを重ね、小説からビジネス書、デザイン本など多様なジャンルから厳選した本たちです。 

【選出した10冊】
・京大的アホがなぜ必要か カオスな世界の生存戦略(著者:酒井 敏)
・USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったか(著者:森岡 毅) 
・人類の物語(著者:ユヴァル・ノア・ハラリ) 
・逝きし世の面影(著者:渡辺 京二) 
・驚きの皮膚(著者:傳田 光洋) 
・わかったつもり(著者:西林 克彦) 
・大名倒産 上/下(著者:浅田 次郎) 
・なるほどデザイン(著者:筒井 美希) 
・プロフェッショナルの条件(著者:P・F・ドラッカー) 

◆◆課題図書は毎年選定し直しています!昨年の課題図書はこちらから◆◆

ドリーム・アーツ 新人の課題図書に選ばれた9冊とは?
大企業向けに業務をデジタル化するクラウドサービスを提供するIT企業、ドリーム・アーツ。新人研修で行う「BOOKマラソン」に選ばれた9冊の本とは? その理由と本の内容を同社の芳賀奈津美さんに聞きました。
https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/052400072/052200040/?n_cid=nbpbkp_twed

※2 HRDグループ:採用、人材開発、労務、組織開発といった、人、社員が働く環境、社風などに関わる部分を担う部署。 関連記事はこちら▼

【co-creators】「人事」から「人材戦略」へのトランスフォーメーション 人的資本経営を支える育休明け女性リーダーの奮闘 | co-creators
皆さんこんにちは、ドリーム・アーツ採用担当の山本です。今回の記事は、私も所属するHRDグループを引っ張る頼れるリーダー・芳賀のインタビューです!「人的資本経営」とは、教育などの投資によって、人の...
https://www.wantedly.com/companies/dreamarts/post_articles/406247
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ドリーム・アーツ HRD(Human Resources Development)グループ 加藤のインタビュー記事が『月刊人事マネジメント』に掲載されました。ドリーム・アーツが目指す人材像や取り組みを紹介しています。 ぜ [...]
https://www.dreamarts.co.jp/news/column/col230526/

ディスカッションの様子 

一冊目の対象本は「京大的アホがなぜ必要か カオスな世界の生存戦略(著者:酒井 敏)」
先輩社員たちはもちろん内定者にもおすすめしている、ドリーム・アーツでは定番ともなっている本です。 

ディスカッションは同期のうち1人が「ファシリテーター」となり、テーマを選定しおこないます。 今回のテーマは、本の中にも触れられているこちらについて。 

  • 「選択と集中」
  • 「発散と選択」 

新人たちはディスカッションに備えて、同期たちが書いたレポートに目を通しています。「この観点面白いね」「こういう観点でみんなと話してみたい」といったコメントを事前に伝え合っている中でスタートしました。 

選択と集中

本の中では「選択と集中は無駄に効率の良い社会を作る」「選択と集中は多様性を奪う」 「選択と集中は絶滅への道」といった文章で登場し、京大的アホの対義語に近い意味で使われていたフレーズでもあります。選択と集中が実際のところどういう場面で必要とされているか改めて認識のすり合わせができました。

  • Iさん:「テスト勉強」で言えば、範囲が決まっている中でどう勉強して成績を残すかなので選択と集中をすることが効果的そうだと思うな。 
  • Hさん:「旅行で調べるとき」「受験勉強の時に科目を絞って」などのみんなの例を聞いていると短期的なノルマを達成したいときが「選択と集中を発揮する場面」に該当しそうだな。 
  • Oさん:それは、選択肢が少ないときとも言えるのではないかな。 

発散と集中 

本の中では、不確実な世の中で、想定外の変化に備えるには「発散と集中が必要だ」というような表現も出てきました。未来のことは分からないと割り切っていろんなことをやってみる。そんなスタンスは各々どんな場面に発揮している?そうやってよかった経験ある?といった議論もしました。 

  • Iさん:私にとって「人脈」は、最初は誰でも良くて、最初から「この人と合いそう・合わなそう」を決めない。だからここが「発散」に該当していて、そこから絞っていくことが「集中」かな。
    (ここで人との関係性構築は選択と集中派か発散と集中派か分かれ各々の価値観が分かる良い機会に) 
  • Hさん:「就職活動」では一旦全業界見てみる、ということで軸が変化していった経験があるから、発散の重要性を感じたな。
  • Oさん:これまでの発散と集中の重要性を感じた経験は、今後の自分たちのキャリア選択にも通じるよね。自分は営業志望だけど、あえてマーケティングをやってみるのも視野が広がって、将来に活きてくる経験になるかも。 

ドリーム・アーツは、まさに「京大的アホ」な行動を大事にしています。
この研修もその一つ。配属された職種にとって必要なスキル本を読むだけでなく、業務とは一見関係なさそうな読書をしてみたり、配属制度に関しても仮配属期間は本希望とは違う職種を経験してみたり。
「VUCAと言われる時代を力強く生き抜くために」一見無駄と思えるような経験も積極的にしてみませんか? 

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