こんにちは、採用担当の山本です。
2022年4月に入社したメンバーも入社から約半年が経ち、早くもそれぞれの部署での活躍が聞こえてくるようになりました!真摯に業務に取り組み先輩たちからいろんな学びを得ている彼らですが、単なるテクニカルスキルのみでなく、将来のためにより広い視野を持ち地道な積み重ねの経験もして欲しい。
ということで、今年も新人研修【BOOKマラソン】をおこないます!(昨年の様子はこちら)
📚BOOKマラソンとは
一言でいうと、「会社が厳選した課題図書を読んでレポートを書き、さらにディスカッションもおこなう」という研修です。
本の選定は社長や役員、HRDグループ(※)メンバーでおこないます。それぞれオススメの本を挙げて読みあったり、何度も話し合いを重ねながら厳選に厳選を重ねました!
新人たちは約半年間、3週間に1冊というペースでこの本たちを読み、感じたこと、考察などをレポートにまとめます。レポートはドリーム・アーツの製品SmartDBによって作成したバインダに登録され、全社員が閲覧可能、コメントやリアクションをすることもできるようになっています。
レポート提出後には、新人たちで集まってディスカッションもおこないます。ドリーム・アーツは様々なバックグラウンド、職種のメンバーが集まっていることもあり、同じ本を読んでいてもその解釈は人それぞれ。ディスカッションで様々な価値観や考え方に触れることで、新しい気づきを得て、視野を広げることに一役買っています。
本を読みいろいろな学びをインプットすることはもちろん、それをアウトプットしたり、他の人の解釈をインプットしてさらに考えを昇華していくことができるような仕掛けになっているのです。
また、今年のBOOKマラソンでは「社内サポーター制度」を導入しています。この制度は、積極的にBOOKマラソンに関わる社員を募るもの。先輩たち自身も本を読んだうえで、新人たちのレポートを読みコメントをしたり積極的に声をかけてもらい、本研修を盛り上げています。 社内でアンケートをとってみたところ、なんと一週間程度で数十人が手を上げてくれました!「新人研修」という位置づけではありますが、先輩たちにとっても、読書をしたり新人たちの考えに触れて新たな知見を得る良いタイミングになっています。
レポート登録画面。1冊目のレポートが提出されたばかりですが、さっそく「いいね!」のリアクションやコメントがついています(^^)
※HRDグループ:Human Resources Development グループの略。経営に近い立場から人事や採用、労務、人材開発などを担う部署。グループリーダーが組織作りに対する思いを語ったインタビュー記事も公開中!
BOOKマラソンのねらい
このBOOKマラソンのねらいは、「社会人早期に読書習慣を身に着けて、幅広い視野を持つことの重要性に気づく」こと。
読書をしたからといって、すぐに何かが身につくわけでも、業務に転用できるわけでもありません。それでも、多様な知識を身につけること、様々な角度からのものの見方を知ること、紙を一枚一枚積み重ねるような努力をする習慣を身につけることは、今後の長い社会人生活の中で必ず役に立つはず!
今年の課題図書は…?
今年も様々なジャンルから本を選出しました!
普段自分が手に取らないような本や今まで出会ってこなかった本を読み、新たな気づきを得たり視野が広がったらいいなと思っています。
【課題図書はこちらの8冊!】
- 京大的アホがなぜ必要か(著者:酒井 敏)
- プロフェッショナルの条件(著者:P・F・ドラッカー)
- USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか(著者:森岡 毅)
- なるほどデザイン(著者:筒井 美希)
- 驚きの皮膚(著者:傳田 光洋)
- 2050年世界人口大減少(著者:ダリル・ブリッカー、ジョン・イビットソン)
- 多様性の科学(著者:マシュー・サイド)
- わかったつもり(著者:西林 克彦)
そして、上記8冊に関連した推薦図書も選出しています。
- 世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか(著者:山口 周)
- 7つの習慣(著者:スティーブン・R・コビー)
- リーダーシップの旅(著者:野田 智義)
- キャズム2(著者:ジェフリー・ムーア)
- 100円のコーラを1000円で売る方法(著者:永井 孝尚)
- ファンベース(著者:佐藤 尚之)
- ジョナサン・アイブ(著者:リーアンダー・ケイニー)
- 銃病原菌鉄 上・下(著者:ジャレド・ダイアモンド)
- サピエンス全史 上・下(著者:ユヴァル・ノア・ハラリ)
- 未来の年表1(著者:河合 雅司)
- 未来の年表2(著者:河合 雅司)
- RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる(著者:デイビット・エプスタイン)
- FACTFULNESS(著者:ハンス・ロスリング他)
- 自己矛盾劇場(著者:細谷 功)
今年の課題図書にはなりませんでしたが、過去には課題図書に選出した本も含まれています。こちらもぜひ今後時間を見つけて読んでほしい、読み応えのある本たちになっています!
私自身も入社一年目のタイミングでこの研修を受けましたが、いろんな本を読み、幅広い考え方に触れる良い時間になったなと思っています。
まだBOOKマラソンは始まったばかり。22新卒メンバーたちも、多様な考えに触れる時間を楽しみながら読書習慣を身に着け、今後に生かしていってもらえたらと思います!