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IoTの話。(通信カード)

「マチコミ」で「とある」IoTサービスを検討しています。


ここで問題となるのが通信費
IoTサービスはユーザー自身が通信を行っていることを認識しておらず、価格転嫁しづらい。
スマホとかであれば、データ通信していることを理解してもらえるけれど、IoTサービスの通信は完全に裏方さん。

で、色々調査した。

■SIGFOX (日本ではKDDIの一社提供)
とにかく省電力。電池容量や通信頻度によるが、一度の充電で数年間使えるらしい。
一回当たりの通信容量が少ない(12バイト)のが気になるが、年間利用料金は1000円以下と格安。
Iotのために作られたようなサービスなので是非利用したいが、サービス提供エリアが関東近郊、大阪エリアに限定されてている。
全国を網羅するのは数年先。

■キャリアのMVNO
通信速度が速く全国を網羅している。が、MVNO業者のキャリアへの接続料が重く、月額利用料は安くても500円前後

それ以外にも、位置情報の基地局補正ができない(たぶん)デメリットがある。これはまたの機会に。

■GlobalSIM(3G)
日本で使えるSIMだけど、実は海外のSIM。国内で使えるのは、国内キャリアとローミング接続を行っているから。
「海外のSIMを日本に持ち込んで、日本ではローミング接続で利用している」と説明するとわかりやすいかな。

提供会社は、ソラコム、NTTコミュニケーションが有名。

月間の通信量が1MBで容量が少ないが、IoTで利用する分には十分。月間100円で利用できるのもうれしい。
一つだけデメリットがあるとすると、3Gサービスの終了が予定されていること。ソフトバンクは一部から終了し始めているし、ドコモも2020年を目途に終了の方向。ただ、海外では3Gが主流の国が多く、外国人観光客が増えている現状を考えると終了は現実的ではないといわれている。

電池の消耗を考えるとSIGFOXを使いたいところだけど、エリアの問題がありちょっと時代の先取り感がある。

GlobalSimかな。

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