Y.A.
部署/職種:ミクチャ事業部/ライバーマネジメント第2グループ グループリーダー
入社年月:2020年4月
―これまでのキャリアについて教えてください
私は地元・鳥取の高校を卒業後、大阪の大学のマネジメント学類で経済学や経営学などを学びました。就職活動をするにあたり、エンターテイメント業界に興味はあったものの、新卒で入社するのは難しそうだなという印象を持っていました。
そこで転職活動なら何度でもできると考え、両親を安心させる意味合いもあり、まずは大手証券会社に大阪エリア限定の総合職として新卒で入社しました。1年間リテール営業として飛び込み営業やテレアポを中心に担当し、今も糧となっている貴重な経験を積むことができました。しかし金融商品に強い思い入れを持つことができないまま営業を続けることに、大きな葛藤も抱いていました。
そんな中で新たな挑戦をしてみようと、東京のエンタメ系・IT系企業を中心に転職活動を行いました。社会人経験1年未満という難しい状況の中、DONUTSが出していたライブ配信&動画アプリ「ミクチャ」のライバーマネジメントの求人を偶然見つけました。
想定とは少し異なるカテゴリーのエンターテイメントの形ではあるものの、面接でお会いした皆さんがとてもいい方だったこともあり、まずは経験してみよう!とDONUTSへの入社を決意しました。
―現在はどんなお仕事をされていますか?
当社と直接契約して、ミクチャでライブ配信をしているライバーのマネジメントを担当するチームに所属しています。グループリーダーとして、新規ライバーの獲得やマネジメントを通して売上を最大化するために、改善すべき点や新たな施策等を考案・実行しています。
また、DONUTSが年に2回北海道・札幌で開催している北海道最大級のファッションイベント「SAPPORO COLLECTION」(サツコレ)のキャスティングにも携わっており、芸能事務所との調整や、出演者の管理も担当しています。
―入社後に苦労したことはありましたか?
コロナ禍真っ只中での上京・入社でしたので、お店もほとんど開いておらず、ランチや懇親会など社員同士の交流を深める機会もなくて、最初の頃は寂しさを感じることもありました。
上司からの指示に基づいて日々の業務に取り組む前職とは、仕事に対する向き合い方や進め方、考え方が全く異なり、自分から情報を取りに行き、行動を起こさないと仕事が進まないDONUTSの環境にも最初は戸惑いましたね。
実際の業務は入社前に想像していた以上にハードで、どうすれば売上を作れるのか、何もわからない中で「とにかくやるしかない!」という思いでひたすら行動量を増やしていました。一日の行動目標を決め、毎日退社までに必ず達成できるよう3ヶ月ほど取り組み続けるうちに、なんとなく仕事の全容がわかるようになり、自然と売上もついてくるようになりました。ちょうどその頃、話しかけにくい怖い印象を勝手に持っていた上司(笑)にも初めて褒められて、嬉しかったことを覚えています。
ーライバーマネジメントの仕事のやりがいを教えてください
ライブ配信未経験の一般の方を、人気ライバーになれるようサポートするのはとても難しく、参加イベントのご紹介や配信時間のご提案などをしてもなかなか響かないことも多いです。悩みながらも、結果を出している先輩を参考に、ライバーからの連絡には昼夜問わず即返信を心がけるなどこまめなコミュニケーションを取り続けることで、担当ライバーとの信頼関係を構築することができました。中には「あなたが担当してくれないなら、ミクチャでライブ配信をしない!」とまで言ってくださるライバーもいらっしゃって…本当にありがたいです。
自分のスカウトをきっかけにミクチャでライブ配信を始めたライバーが、オーディションを勝ち抜いて大型ファッションイベントのランウェイに登場したり、雑誌の誌面を飾ったりした時にも、とてもやりがいを感じますね。
ーグループリーダーとして大切にしていることはありますか?
ライバーマネジメントチームでは、グループリーダーとしてメンバーのまとめ役を担っています。ライバーマネジメントの現場よりはるかに難しく感じることも多く、メンバーそれぞれの考え方や意見を活かしつつ、実体験を元にしたアドバイスなども織り交ぜて、話をするように心がけています。
最初にグループリーダーのお話をいただいた時は、プレッシャーがとても大きかったです。学生時代に部活などでリーダーなどのまとめ役をした経験もなく、どうしても不安が先立ってしまい、悩みました。でも、尊敬する先輩が「不安だとしても、今目の前にある課題から逃げないことが大事だよ」とメッセージを送ってくださり、背中を押してもらいました。わからないなりにも、挑戦することを大切にしようという気持ちで、今も毎日取り組んでいます。
私の仕事を頑張るためのモチベーションは、チームや部署の仲間によるところが大きいです。みんなに迷惑をかけたくない、みんなにもっと喜んでほしいと心から思えるメンバーに恵まれているので、どんなに仕事が大変でも、みんなのために毎日楽しく仕事を頑張ろうと前向きになれます!
ーサツコレの仕事について教えてください
2023年3月の開催で記念すべき20回目を迎え、サツコレはこれからも多くの方に長く楽しんでいただくための工夫やコスト削減・イベント価値や認知度のさらなる向上などが求められています。
小さい頃からファッション誌やモデル・アイドルなど、いわゆる「キラキラしたもの」が大好きだったので、サツコレの仕事は、まさに私の憧れていたエンタメの仕事の一つです。サツコレに関連する全ての仕事が楽しくて、心が躍りますね。
前回のサツコレでは、良好な関係を構築できている芸能事務所から、自分がキャスティングした出演者のSNSや現地での反響が想像以上に大きく、とても嬉しかったです。次回開催に向けて、さらに話題を集められるようなキャスティングに注力しています。
―趣味や特技はありますか?
2年ほど前からラーメンにハマり、週1回はラーメンを食べています。二郎系が好きで、最近は一人でも食べに行けるようになりました。ただ、太ってしまうのでラーメンを食べるために週2回ピラティスにも通っています。学校の体育の授業以外で運動をしたことが一切ないので、実は毎日筋肉痛を抱えて出勤しています(笑)
また3歳からエレクトーンを習っていたり、吹奏楽部でパーカッションも担当していたこともありずっと音楽が好きなので、休日にはクラシックを聴きに行ったりもします。
―今後の目標はありますか?
IT×エンターテイメントで夢を叶えるミクチャのライブ配信を盛り上げて、ミクチャをもっと大きくしていくのはもちろんですが、私自身も誰かのロールモデルになれるようなキャリアを築きたいと考えています。
入社当時に比べると、女性の社員や管理職は少しずつ増えてきてはいますが、会議のメンバーによっては、まだまだ少ないと感じることもあります。私も目標となる女性の先輩の近くで働きたいですし、後輩たちがより働きやすい環境づくりにも寄与したいです。社内外問わず信頼されていて、さらっと仕事を完璧にこなしている女性に憧れますね。
―最後に、DONUTSへの転職を考えている方に一言お願いします
DONUTSは年齢や性別・キャリアに関係なく一人一人の裁量が大きいので、自分次第でなんでもできる環境です。本当に自由なので、与えられた目標に対してどう動くかは自分次第。その分大きな責任も伴いますが、自分で考え、判断していろんなことを進めていくことで、他の会社ではできない貴重な経験を経て成長できていると私も日々実感しています。何もわからない状況でDONUTSに飛び込んでみて、本当によかったと思っています。
現在のチームは比較的男性が多いのですが、女性ならではの冷静な視点や安心感、きめ細やかな気配りや柔和なコミュニケーションも、ライバーマネジメントには必要な要素です。性別を問わず、どんなに大変でもポジティブに取り組める方、受け身ではなく自発的に行動を起こせる方、なんでも挑戦してみようと思える方のご応募をお待ちしています!