2023年3月18日(土)、催花雨の降りしきる神田明神ホールにて「美少女図鑑AWARD 2023」の最終審査・授賞式が開催されました。全国の“美少女の原石”から次世代のスターが生まれる瞬間をとらえた舞台裏レポートを特別に公開します!
■記念すべき5回目の開催となった「美少女図鑑AWARD 2023」
2019年より開催している「美少女図鑑AWARD」は、⼆階堂ふみ、⼭本舞⾹、桜井⽇奈⼦、馬場ふみか、黒島結菜などNHK連続テレビ小説ヒロインをはじめとする数多くの俳優・タレントを輩出してきた『美少女図鑑』が新たな“美少女の原石”を発掘するオーディションです。
「芸能活動に興味はあるけれど初めの⼀歩が踏み出せない…」そんな迷いを抱える全国の⼥の⼦たちに寄り添い、大輪の花を咲かせるための“芽⽣えの瞬間”をサポートしたいという思いから、5回目となる今年のテーマは「芽⽣え・芽吹き」に定められました。
北海道から九州まで、全国9ヶ所の会場で行われたオフライン審査と、全国どこからでも参加可能な、ライブ配信&動画アプリ「ミクチャ」で行われたオンライン審査により予選が行われました。半年以上にもおよぶ審査を経て、応募総数約3,500名の中から見事勝ち抜いた45名がファイナリストとして選出されました。
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■緊張の中スタートした最終審査
イベント当日の朝、開花したばかりの桜に降り注ぐ雨が趣深い神田明神ホールにファイナリスト45名が続々と到着。緊張した表情で会場に入ると、まずは全員でのリハーサルが行われ、入念に最終チェックを行います。
13時になると、いよいよ最終審査の本番がスタート。ずらりと並んだ18名の審査員と配信用カメラに囲まれる中、ファイナリストが順番に1人ずつステージへ登場して最後のアピールタイムが始まります。今回の最終審査は、モデル部門、パフォーマンス部門、女優部門の3部門にそれぞれ異なる課題が用意されており、ファイナリスト自身が特技や今後の目標に合わせて選んだ課題に挑みました。
モデル部門ではステージ中央から伸びたランウェイでウォーキングを披露し、自分で決めたスタイリングにあわせたポーズを堂々と決めました。その後、限られた時間の中で自分の想いや得意なことを審査員に語りかけて自己アピールを行いました。
パフォーマンス部門では、ダンスや歌唱に加え、バトントワーリングや空手の型、スピーチなどのほか、自分の特技を加えてアレンジしたダンスやオリジナル楽曲の弾き語りなど、例年以上にバラエティに富んだパフォーマンスで審査員を唸らせました。
女優部門では事前に準備された3種類の台本からファイナリストが1つ選び、迫真の演技を披露しました。悲しみ、戸惑い、決意など、正解のない感情をさまざまな角度から表現したパフォーマンスは、新しい“美少女の原石”の発掘を期待させました。
また、当日は「ミクチャ」でも審査の様子が生配信され、「めちゃくちゃ声がいい」「がんばれ!」「応援したくなる!」などといったコメントが全国から寄せられ、オンラインでも大きな盛り上がりを見せていました。
■栄えあるグランプリは広島県在住の佐々木 満音さんに決定!
審査タイムを終えるとファイナリスト全員がステージ前に並べられた椅子に着席し、いよいよ授賞式が始まります。今年の授賞式は二部制で行われ、まずは19部門に渡る企業賞が発表されました。名前を呼ばれた受賞者が順にステージにあがり、パネルとともに配信のカメラや審査員に笑顔を見せました。
第二部が始まる17時ごろにはTVや新聞、Webメディアなど、新たなスター誕生の瞬間を捉えようと集まった報道陣が続々と会場に入り、後方にはずらりとカメラが並びました。会場内の緊張感も次第に高まる中、いよいよ準グランプリ発表の時を迎えます。
名前を呼ばれたのは、杉山 日向花(すぎやま ひなか/岐阜県在住、22歳)さん。最終審査ではモデル部門で登場し、ランウェイトップでくるりと1周して見せる堂々のウォーキングを披露していました。はじめは驚きの表情を浮かべていましたが、トロフィーを受け取ると少し笑みも溢れ受賞の喜びを語りました。
「賞をいただけると思っていなかったのですごくびっくりしています。ありがとうございます。」
次いで発表されたのは、急遽設けられた「審査員特別賞」です。等身大の自分を表した歌で会場を魅了した、シンガーソングライターでもある寿理(じゅり/広島県在住、17歳)さん、おしゃれとショッピングが趣味だと話し、アカペラで歌い上げたゆりあ(新潟県在住、9歳※)さん、そして女優部門で悲しみの演技を見事に披露し、企業賞でzakzak賞とホラーちゃんねる賞も受賞した宮嶋 くるみ(みやじま くるみ/宮城県在住、19歳)さんの3名が選ばれ、晴れやかな表情でステージにあがりました。
※地方審査での審査員によりファイナリストに特別選出されました。
そして栄えあるグランプリに輝いたのは、すらりとした手足を活かし、モデル部門で颯爽とランウェイを歩いた佐々木 満音(ささき みろん/広島県在住、12歳)さん!テーマでもある「芽生え・芽吹き」を意識した鮮やかなグリーンが映えるティアラと、ずっしりと重みのあるガラスのトロフィーが授与されます。受賞の気持ちを聞かれると、緊張した表情から飛び出した「最高でーす!」の一言に会場がどっと沸きました。
授賞式後に行われた報道陣による囲み取材では、2日後に小学校の卒業式を控えたタイミングでの受賞であることも話題に。さらに憧れの存在を聞かれると、同じ中国地方出身で『美少女図鑑』の先輩でもある山本舞香さんと答える一幕も。
「とても緊張している」「話すことが得意ではないため雑誌のモデルになりたい」と話す一方で、常に堂々とした立ち居振る舞いを見せる姿には、すでにスターのオーラすら感じられました。
なお、佐々木さんは企業賞のCuugal賞、近代映画社賞、TVガイド賞も受賞しました。
■プレゼンターには前回グランプリの菅原夕亜さんが登場
今回のイベントには、前回グランプリの菅原夕亜(すがわら ゆあ)さんが授賞式第二部のプレゼンターとして登場しました。
グランプリ受賞からの1年間の活動を振り返った紹介VTRでは、地元・福島県での活動や「美少女図鑑AWARD 2023」のキービジュアル・ポスター撮影時の様子などが映し出され、夢に向かって確実に階段を登る先輩の姿を、ファイナリストたちも真剣な瞳で見つめていました。
VTR中のインタビューでは、「グランプリを受賞して、自分がやりたいと思ったことを一生懸命にできることがたくさんあって、本当に楽しいきっかけになりました。福島での仕事の幅が広がり、東京でのお仕事もちょっとずつ増えてきました。」と成長の実感を語りました。
グランプリの佐々木さんへトロフィーを手渡すときには「本当におめでとうございます。これからの活躍を応援しています。」と、笑顔で力強いエールを送りました。
『美少女図鑑』創刊20周年記念イヤーに開催した「美少女図鑑AWARD 2023」を振り返り、審査委員長を務めた株式会社美少女図鑑 代表取締役の中村は次のように語りました。
「ようやくコロナ禍が落ち着いてきた本年度は、9エリアの地方予選で未来のスターの原石を探し、例年以上に個性あふれる自己PRを見ることができました。
ファイナリストに選ばれた方々にとって、今日が人生が変わる大きな”キッカケ”となってほしいですし、そうなるように今後もサポートしていきたいと思います。
地方発信で、地元を盛り上げるメディア『美少女図鑑』が主催するからこそ、「美少女図鑑AWARD」が地方の子たちにとって「夢を叶える“キッカケ”になる場所」となるように今後も励んでいきたいです。」
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