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ディスカバリーには「社員の頑張りをきちんと評価しよう」という風土があります。今回はそんな評価制度をご紹介したく、10月に開催した「第1回ディスカバリー社員総会」と、その中で行った表彰式「ディスカバリーアワード」(MVPには賞金も!)について企画・運営を担当した谷岡さん(写真左)と隅井さん(写真右)にインタビューを行いました。
―本日はよろしくお願いします。はじめに、お二人のことを教えてください。
隅井「経営管理部の隅井です。普段は備品管理や来客対応などを行っています。社員が働きやすい環境づくりのために何ができるかを日々考えながら業務にあたっています」
谷岡「同じく経営管理部の谷岡です。ディスカバリーでは今年から初めて新卒採用がスタートしまして、新卒の方へ向けた研修カリキュラムの設計や、全社員に向けた研修の実施などを行っています」
―なぜ、そんなお二人が企画・運営を担当されることになったのですか?
谷岡「もともと以前から社長の中で『努力している人や業績アップに貢献した人を表彰したい』という思いがあって。じゃあ誰が企画をする?となった時に手を挙げたんです」
―今回のイベントを開催した目的はどんなものだったのですか?
隅井「社員総会では、期の振り返りと来期の方針発表を行ったんですが、人数がどんどん増え、会社が成長していく中で、“会社の方針を全員で共有する”ということが一番の目的でした」
谷岡「表彰式であるディスカバリーアワードは、『頑張っている方へ称賛を送りたい』という思いが大前提にありました。あとは、『会社としてこういう頑張り方があるよ』っていうロールモデルを示す目的も大きかったです。表彰されている方を見て、刺激を受けモチベーションにしてもらいたいという思いもありましたね」
―実行委員に選出された時はどんな心境でしたか?
隅井「会社の一大イベントっていうこともあって、自分がゼロから作り上げていく不安が大きかったですね」
谷岡「確かに不安もありました。でも、表彰がもたらす効果ってたくさんあると思っていて。それを自分が企画して作っていけるのはすごく楽しみでした。企画が進む中で、『どんどん盛り上げていこう!』という雰囲気が高まってきて…。当初よりも規模感の大きいイベントになっていったので、徐々にプレッシャーが増えていきました」
―お二人それぞれの役割分担は?
隅井「私の役割は、社員総会全体のスケジュール管理や社内通達、会場の方とのやりとりです」
谷岡「私はディスカバリーアワード全般の企画から実行までを。そもそものテーマ決めから携わりました。どういう賞を作るのかから始まり、選考の進め方や、審査基準、MVPの賞金…。あとは、照明や音楽など各パートにおける台本作りといった一連の進行を担当していました」
―この企画を通じて、会社から求められていることは何だと思いましたか?
隅井「1回目の開催なので、良くも悪くも今後の基準になるだろうな…と」
谷岡「同じくです。時間とコストを掛けているので、それに応じた効果を生み出さないといけないし。『MVPを目指して頑張ろう』と思う人や、会社のことをもっと好きになってくれる人をどれだけ増やせるか。そこが期待されているんだろうなと感じていました」
―ディスカバリーアワードを企画するうえで、どういう点を大事に考えていましたか?
谷岡「やっぱり、 “会社としてのロールモデルを示す”という点ですね。『組織の構造や評価されるべきポイントって何だろう?』と自分なりに考えて、それを企画に落とし込むようにしました」
―会社のバリューを遂行した人を称える「バリューエバンジェリスト」の表彰もありましたね。
谷岡「そうそう。『他にも賞を作りたいよね!』って話し合っていて。新人賞とかも候補に挙がったのですが、会社として大事にしているものは8つのバリューだし、そこを改めてみんなに認識してもらう意味でも、バリューを遂行していることを評価項目にしようと作りました」
―いろんな人にスポットライトが当たるようにしたかったのですね。
谷岡「そうです!普段インセンティブなどで称賛はしているものの、定量的じゃない指標って、なかなか評価に繋がらない部分があると思うんです。だから、プロセスや努力をきちんと評価できるものを作りたかったんです」
―ディスカバリーアワードの対象は社員全員による自薦でしたね。全員参加にした理由は何かあったんですか?
谷岡「自分を推薦するためには、“自身の業務を振り返る”っていう行為が絶対に発生します。その行為って、必ず大事な発見につながると思っていて。その振り返りを一つのミッションとして設定したかったんです」
―実際にディスカバリーアワードを開催してみて、社員から何か反応はありましたか?
谷岡「『賞金欲しい!』っていう声が結構ありました(笑)。あとは、『自分の頑張りを評価してもらえたのが嬉しかった』という声も。意見は様々ですが、何かしらの刺激は受けてもらえたかなと感じています。活躍しているメンバーを見て『自分も頑張ろうと思った』という感想もありましたし、『接点のないメンバーの知られざる一面を知ることができて嬉しかった』という意見もありました」
隅井「『普段あまり聞く機会が少ない社長のお話を聞けてよかった』という意見もありました。『他部署の人がどういう業務をしていて、何を目指しているのかがわかった』という声もあり、開催できてよかったと思いました」
―企画や運用で苦労した点はありましたか?
谷岡「(ディスカバリーアワードの)MVP候補に誰が挙がっているかは当日まで秘密にしていたので、誰にも相談できない苦労はありました。あと、社内告知を2か月前ぐらいからしていて、みんなにいかに長く楽しみにしていてもらうかを考えるのが大変でしたね」
隅井「終わるまで気が気じゃありませんでした(笑)。これでいいんだろうか?って、ずっと自分と戦っている感じでした」
―逆に、開催してよかったと思ったことは?
谷岡「社内のいろんな方々の協力のおかげで開催できたことです。告知ポスターやMVP候補が登壇する際の出囃子動画など、めちゃくちゃクオリティーが高いものを制作してもらえて感激しました。考えた企画がどんどん形になっていくことが嬉しかったですし、『成功させよう!』と団結してくれたことに感謝の気持ちでいっぱいでした。
全体的な部分でいうと、年に一度しか全社で集まることがないので、そうした機会が持てたこともよかったです。『人数が増えて会社が大きくなってきたことをすごく実感できた』って声もあったし、それぞれが良い思いを持ってくれた会だったのかなと思います」
隅井「運営に協力してくれるメンバーを社内で募った時、予想外にたくさんの申し出があったんです!その中から、普段あまり表に出る機会が少ない人たちを選びました。まだ入社して間もなくて、あまり人前に立ってしゃべる機会が少ない方が司会をしてくれたり。メンバー全員が自分の役割を全うしようとしていることが伝わってきて、そんな現場を間近で見られて本当に良かったです」
―企画当初の目的、「会社のロールモデルを示したい」、「表彰でモチベーションを上げてもらいたい」は実現できたと思いますか?
谷岡「はい!社員のやる気アップに繋がったと思います。“見えない頑張りを評価したい”っていう当初の目的においても、『こんな人がこんな風に頑張っていたと初めて知った』っていう声も結構あったので、目的は達成できたんじゃないかと。ロールモデルに関しても、MVPファイナリスト4名の発表を聞くことで、会社としてどういうところが評価されるのか、ディスカバリーらしい頑張り方を肌で感じてもらえたのではないかと思います」
隅井「社員総会では、会社の方針について全員にしっかりと共有できたのではないかと思います。終了後のアンケートでも『会社の方向性がわかって、自分がやるべきことがわかった』という意見をたくさんいただきました」
―第2回以降、「もっとこんなことをしてみたい」という思いはありますか?
谷岡「賞をもうちょっと増やそうって話がチラホラ出たりしています。いろいろな賞を作って、表彰される人を増やしたいです」
隅井「社内イベントをやるとなった時に必ず運営側になるので、何も知らない状態で参加したいっていう気持ちがあります…。いつも仕掛ける側なので、内容とか全然知らずに参加してみたい(笑)」
谷岡「それ、めっちゃ思います。何も知らずにワクワク見る側に立ってみたい!あと、今回のアワードのエントリーは社員による自薦だったんですが、頑張っている人を推す他薦にしても面白そうですね」
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