どうも、デジタルキューブグループ 広報のタカバシです。
デジタルキューブでは創業以来フルリモートワークを実施しています。僕は前職でちょっとだけリモートワークに慣れていたこともあって、入社半年でフルリモートワークで働くリズムがつかめました。が、リモートワーク未経験だといろいろ戸惑うこともありそうですよね。ということで、今回はデジタルキューブで働いてみてわかったリモートワークのトピックスをいくつか書いてみます。
リモートワークの入口はカジュアル面談から
これは入社以前のお話です。デジタルキューブとのファーストコンタクトはオンラインで行われたカジュアル面談でした。フルリモートだから、そうなりますよね。
(ちなみに、神戸にオフィスがあるので、ご近所の方が希望をすれば、対面でのカジュアル面談も可能ではないかと思います)
カジュアル面談の時間になり、ミーティングの場にアクセスすると、社長の小賀さんと人事担当の恩田さんがいらっしゃいました。
「カジュアルとは…」と数秒考えましたが、すぐに忘れ、面談に入りました。
よく考えると、僕の場合は入社後の上長が社長のため、小賀さんが登場することは当たり前かもしれませんが、そうではない、他の部署の場合もカジュアル面談は社長の小賀さんと人事の恩田さんが担当し、1対2で行われることが多いようです。
カジュアル面談では、小賀さんからお話を聞くことで、会社のビジョンや歴史、こだわりを聞くことができ、全体的に理解が深まるとともに、なんとなく相性も探ることができました。
あとは、小賀さんと恩田さんのやりとりを見ていて、社内の雰囲気がどんな感じなのか、「なるほど、こういう雰囲気でオンラインミーティングが進むのか」ということも感じ取れました。(これを書いてて思い出しましたが、小賀さんはアバターエフェクトを使っていた気がします)
カジュアル面談以降は小賀さんは参加せずに、基本的には実際に上長となるメンバーや現場のスタッフが面談を担当しています。
入社後のオンボーディング研修はオフライン
無事に入社した後、パソコンなどの備品を受け取ったり、業務に関する研修を受けたりするのはリアル=対面でした。神戸本社に赴き、2日間の研修を受けました。
1日目の夜には懇親会があり、関西圏在住のメンバーたちと美味しいものをいただきました。リモートワークの環境に入る前に、少なくないスタッフと顔合わせができたのはとてもありがたかったですし、それ以降のやりとりもやりやすくなりました。基本がリモートワークだからこそ、対面も大事だなと思います。
一律2万円のリモートワーク手当
デジタルキューブではリモートワーク手当が毎月一律2万円支給されます。購入したものの経費精算が必要な制度ではなく、何に使ってもOKな柔軟な手当です。僕はコワーキングスペース的なオフィスと契約して場所を確保していますし、先日は持ち運びできる15インチのモバイルモニターを購入しました。
ちなみに、マウスなどの備品に関しては、デジタルキューブが購入したものを貸与という形で提供してくれます。
リモートワークにおけるタスク管理は細かくやる、という共通認識
通常の業務では Typetalk と Backlog を使って、プロジェクトチームやメンバー間の透明性を保っています。全員が情報にアクセスできることで、スムーズに協力しあえる体制ができている印象です。
みんなで共有している日報。
やるべきことをチェックリスト化して業務開始。業務が終わる頃はこんな感じに…
また、働く時間や場所が柔軟な分、スケジュールはちゃんと共有し、業務はタスクや目標を細かく設定することで軌道修正にかかるコストを減らす等、働き方のマインド(ルール?)も共有されています。個人的にはリモートワークをうまくやっていく上でこれが一番重要だと思っています。各個のタスクが短いスパンで明確になっていれば、それを確認、管理することでしっかりと業務が進んでいくし、進んでいない場合も早期発見〜改善にもつながりますよね。
社内 LT 会や 1on1 も開催
通常の業務以外ではオンラインで社内 LT 会や勉強会、任意の 1on1 などが行われています。これは通常のプロジェクトでは関わりが少ないメンバーを知る機会になったり、メンバー同士のコミュニケーションの場になったりしています。僕は入社後に1回、そして最近また1回、メンバー全員と 1on1 をさせていただきましたが毎回、新しい発見があったり、相手を知ることができたりしてとても楽しいです。
リアルでメンバーと会う機会=合宿やイベント登壇での出張を推奨
デジタルキューブには年に一度の全社合宿を含め、いろいろな合宿があるので、まずはいくつか紹介します。
全社合宿
まずは全社合宿です。全社合宿はグループ会社であるヘプタゴンも含め、デジタルキューブグループのメンバーが一堂に会する機会です。昨年11月に行われた全社合宿では経営陣からの方針発表、部門ごとの発表や分科会も行われました。
プロジェクト合宿
デジタルキューブが提供しているサービス「Amimoto」「Shifter」「FinanScope」のローンチや新機能追加、改修に関してプロジェクトを一気に進めるべく行うのがプロジェクト合宿になります。合宿の前には、言語化しておくべきことや持ち寄るものをリストアップ、準備しておき、合宿に臨みます。
部門別合宿
プロジェクト合宿に近いですが、こちらは営業企画部やプロダクトサービス部などの部門の枠で行われるもので、あらかじめ当該部門の課題を洗い出し、現状と理想のギャップを埋めるための施策を考えたり、実行までの道筋を考えるものになります。この1年では各部門1回ずつ、計4回の合宿が行われました。
研修合宿
この1年で行われたのは「AIハンズオン研修」だけだったので、他と比べるとちょっとレアかも? 考え方を広げてみると「経営合宿」もある意味でマネージャー研修的な要素があるのかもしれないので、もう1回プラスかも。他社だと「ハラスメント研修」や「ダイバーシティ研修」などもありますが、コロナ禍以降、オンラインで実施するところも増えていそうですね。
合宿やイベント登壇での出張推奨
合宿は自分たちで企画・実行することができますし、イベントに登壇するということであれば、その経費は会社が出してくれます。フルリモートワークで全国にメンバーがいる状態だからこそ、皆と顔を合わせるために理由をつくり、外に出ていくことが推奨されています。
僕の経験上、合宿やイベントに行くと毎回平均10人くらい(全メンバーの30%程度)に会っているのですが、1回の出張で発生するコミュニケーションの量として、ちょうどいいと感じています。
想像力を働かせながら、柔軟に働くリモートワーク
以上、デジタルキューブで働いてみてわかったリモートワークのトピックスでした。
個人的にも他のメンバーと話していても、リモートワークは柔軟に働けるということに魅力を感じている人が多いように思います。年末年始などに海外で過ごしながら働くメンバーもいますし、ランチは必ず外食したい僕にとってもありがたい働き方です。
ただ、ある程度は自制や自律が必要だと思いますし、他のメンバーや関係者に対する想像力も必要になるので、向き不向きはあるのかな、とも思っています。
この働き方に興味がある方は、現在いろいろな職種を募集中ですので、ぜひ募集ページも見ていただければと思います。