【リスプラの愛読書を紹介！】しなやかマインドセットを取り入れた企業文化とは

こんにちは！採用担当の大橋です。

今回は、弊社の行動指針にもなっている『マインドセット　「やればできる!」の研究』という書籍を紹介します！

『マインドセット　「やればできる!」の研究』とは？

本書は2008年にスタンフォード大学心理学教授のキャロル・S・ドゥエックが執筆した世界的ベストセラーの改訂版。

著者は「同じような能力を持つ人でも一度の失敗で諦めてしまう人と、失敗の原因を究明して次につなげる人、この2者を分けているのは、心のあり方＝マインドセットである」と述べています。

そして、「能力は生まれつき決まっている」のではなく「能力は努力しだいで伸ばせる」ということを強く主張しています。

持っているマインドセットによって人生が変わる？

マインドセットには2種類の対照的なものがあります。

硬直マインドセットと、しなやかマインドセットです。

そして、どちらのマインドセットを持っているかによって、人生が大きく変わると著者は述べています。

硬直マインドセットを持つ人は、「自分の能力は固定的で変わらない」と考え、自分の能力を証明するために動きます。

一方、しなやかマインドセットの人は、「人間の基本的資質は努力次第で伸ばせる」と考えています。

カチカチに硬直せずに、しなやかなマインドなので、苦しいことがあっても折れることがありません。

そして「学べば人は変われる」と言う信念があるので、貪欲に学ぶ好奇心が育まれます。

成功に近いのは圧倒的に後者の「しなやかマインドセット」を持つタイプです。

社員全員が「しなやかマインドセット」を持つ組織にしたい！

弊社の10か条の中には『「しなやかなマインドセット」を心得る』という行動指針を置いています。

～行動指針10か条～
１）専門分野のトレンドを月1回シェアし、価値提供する
２）論理的思考の第一歩として、報連相は事実と解釈を分ける
３）「しなやかなマインドセット」を心得る
４）担当領域で常に新しいチャレンジを模索しよう
５）報告と資料、議題提出は会議の前日までに完了させる
６）社内でシェアされた事例・情報を月に１つ実践する
７）身体を整える時間をつくる
８）心を整える習慣をつくる
９）時を守る。３分前行動、会議は５分前終了
10）礼を正す。挨拶で始まり、挨拶で終わる

弊社では「お金のため、生活のために働く」ということは前提として「自分自身の成長のため、自己実現のために働く」という考えを大切にしています。

そのため、書籍でも提唱されている「しなやかマインドセット」を社員全員に持ってもらうことで、自分の可能性を狭めずに挑戦してほしいと考えています。

年齢や経験、能力に関わらず、人は努力し続ければ必ず成長することができます。

「思い込みや周りの意見に惑わされ途中で努力を諦めることなく成長してほしい」という代表の思いを込めて、10か条に策定し『マインドセット「やればできる!」の研究』を会社の愛読書としています。