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米国監査法人にてお客様とのリレーションシップを学び、外資系自動車サプライヤーにて予実管理の大切さに直面した日々

今回はカスタマーサクセスメンバーの荒瀬について紹介させていただきます!

・プロフィール

高校からアメリカに住み、2015年8月よりアメリカの米国の監査法人で監査スタッフとして3年ほど勤務。その後日本に帰国し、2018年10月より外資系自動車サプライヤーのエンジニアコントローラーとして転職。2021年10月よりDIGGLEのCS(カスタマーサクセス)として入社

・英語への憧れを抱いた学生時代

中学生まで徳島に住んでいましたが、中学校の終わりくらいから父親が外国人ということもあり、英語を使って生活することに興味を持つようになりました。父親がアメリカに住んでいたので、良い機会だと思い、渡米を決意しました。まだ私自身若かったことや、興味本位で英語もままならないまま渡米したため、語学の壁や文化の違い、誰も知らない環境に飛び込むことは非常に苦労しましたが、周りに助けられながらなんとか楽しく生活してきました。

また、大学は会計学を専攻しました。日本と違ってアメリカでは会計学、マーケティング学という自分の学びたい学部を詳細に決めなければならないシステムの中で、会計学はビジネスの基礎だから、基礎を知っていれば今後自分がもし職種変更したいと思っても変更可能かもしれないと思い、選択しました。また、アメリカの大学は入学より卒業が厳しいと言われており、図書館に引きこもって勉強することも少なくはなかったです。

・1社目米国監査法人時代

就職活動は会計の知識を活かし、様々な会社(クラインアント)に関わることを軸にBIG4(4大監査法人)を見ていました。監査法人というと堅くて真面目そうなイメージを持っていましたが、フレンドリーで気さくな方が多いKPMGに入社を決めました。入社してからは、監査スタッフとして、お客様の財務諸表の元となる様々なエクセルデータを収集し、何故この数字が作られたのかという計算の根拠を考えたり、ドキュメント作成方法や請求書等なにか問題がないかを確認したりすることが仕事でした。何故この数字が作られたのか、経路はどこからか等、様々なデータを見るのは謎解きみたいで面白かったです。一方、監査法人というと、少しお客さんの間違いを探す仕事と思われるかもしれませんが、実際はお客さんに寄り添いながら一緒に問題を解決するのが仕事です。私自身お客様の想いを感じながら、お客様とのリレーションシップを大切にすることをモットーとしていました。



・会社の深いところまで知りたいと考えHARMAN Internationalへ

会計やビジネスについて広くたくさんのことを学べたことは良かったものの、監査法人の仕事はプロジェクトが終了すると次の会社に移行します。私自身もっと奥までお客様のことを知りたい、自分が実際企業に入って体感したいと感じるようになり、転職を感じるようになりました。その時、アメリカや日本どちらも転職活動を行っていましたが、HARMAN Internationalから開発事業部が盛んで、エンジニアのコストが会社全体のPLに大きなインパクトを与えると聞き、会社の中心核といえる事業に入り込んで一緒にオペレーションサイドを見ることのできるエンジニアコントローラーという仕事に惹かれて日本で働くことを決意しました。

・予実管理の複雑さに直面したHARMAN International時代

エンジニアコントローラーという仕事は聞きなれない仕事かもしれませんが、開発部の様々なプロジェクトのファイナンスの面に関して調整や管理を行っていきます。それぞれのプロジェクトは、予期しない様々な問題が起こります。予算を再検討しなければならない状況の中で、他のプロジェクトの予算を調整できないか検討するのが仕事でした。もちろん今までの会計知識を活かしながらも、様々な部署やポジションの方々に予算調整をお願いしなければならなかったので、相手に寄り添いながらも要求も発言するというコミュニケーション能力がついたと感じました。また、それぞれの事業部・プロジェクトが予算を持っており、いかにバランスを取りながら、また予算と実績を比較しながら、少しでも乖離があると会社に影響が出るため、迅速に調整しなければなりません。ここで予実管理の大切さを身に染みて感じることができました。

次回はDIGGLEに入社した理由を掲載しますので、こうご期待ください!

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