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【COO荻原】DIGGLEを通じて社会に価値あるものを提供したい。責任感を持ってマルチタスクをこなす日々

プロフィール

東京工業大学大学院情報理工学研究科修了。大和証券にてデリバティブトレーディング業務に従事した後、London Business SchoolへMBA留学。留学中にはAI系のスタートアップ2社にてエンジニアとしてプロダクト開発を行う。卒業後は、大和証券グループ本社の経営企画部にてグループ全般の経営に関する、企画・立案・M&A等に従事。

2020年に予実管理クラウドを提供するDIGGLE株式会社へジョインし、ビジネスサイド全般を担当。

就職活動~自分の仕事に責任を持つことを学んだ新卒時代

大学院ではコンピューターサイエンスを専攻していました。周りには自分より優秀な人が多く、大手企業の研究所などに就職していました。ただ、私は自分の能力的にエンジニアとして活躍できるとは思えなかったので、理系出身ということを活かせそうだった金融業界に入りました。今、考えるととても浅はかですね(笑)。入社当時はデリバティブという金融商品を取引する部署に配属となり、お客様やインターバンクとの取引や、新しい金融商品の組成を行っていました。

また、私の配属された部署は外国人の方も多く会社の中では珍しい部署でした。ちなみに私の最初の上司はモロッコ人でした。外国人との価値観の違いがあるのかなと不安な点もありましたが、幸運なことに私の上司は教育熱心で仕事のやり方を丁寧に教えてくれる方でした。また、相手の意見を尊重し、新卒の私の意見も聞いてくださったので、納得感を持って仕事をすることができました。また、私は手前味噌ですが、元々責任感が強く真面目なタイプだったので、言われた仕事は必ずやり通す・責任は全うすることを心掛けていました。例えば小さなことではありますが、伝票は漏れなく書くことを意識したり、複雑なエクセル運用についてはミスが起きないようにプログラムを自分で書いていました。

心境の変化:自分にとってのビジネスのあり方を考えた時期

しばらくして仕事に慣れてくると、任される金額が大きくなり、裁量を持って仕事することができるようになりました。この時期は私自身トレーディングという仕事に打ち込んでいましたね。ただ、この仕事は個人で動く局面が多い仕事なので、少し孤独だなとは感じていました。元々私は高校で野球部、大学はアメフト部に所属していて、チームでなにか創るということにやりがいを感じるタイプだったので、みんなで切磋琢磨してなにかをつくりあげたい、みんなでビジネスをつくることを経験したいと徐々に考えるようになりました。そんな中、社内公募で海外に留学(MBA取得)できる制度があり、応募したところ幸運にも選ばれ、ロンドンに留学できることになりました。ロンドンに行ってMBA取得の勉強をしつつ、自分の今後のキャリアについて時間をとってゆっくり検討することができていたのですが、周りの学生は前職を退職し、私費で留学に来て新しいキャリアを形成しようと考えている人が多かったので、とても良い刺激になりましたね。また、当時Deep Learningの発展によりAIがこなせる範囲が急速に広がっていることを目の当たりにし、自分もこの領域に関わりたいと思い、ロンドンのAI系のスタートアップ2社でプロダクト開発をさせてもらう機会を得ることができました。この経験も含め、ロンドン留学を経て、新しい価値を世の中に提供すること、ということをキャリアの軸として考えるようになりました。



マルチタスクをこなしていた経営企画時代

留学から帰国後、留学中の経験からAIを扱う部署を希望していたのですが、望みかなわず経営企画部に配属となりました。ただ、経営企画では色んなことを経験できたので、今ではその経験が強みになっていると感じます。例えば、中期経営計画の策定・M&A・数値管理、など幅広いプロジェクトに携わることができましたし、社内を動かすにはどのように動くべきか、という教科書にはなかなかのっていないことを、身をもって経験することができました。いわゆる企画業務が初めてだったので、どうにか仕事を全うしようと、がむしゃらに仕事の進め方を周りの上司や同僚を見て学んでいました。細かいことですが、例えばまだ非公式の案件をどうやって社内で進めるか、誰に相談・承認を得るべきかなど、プロジェクトを進行するために様々なことを考えていました。ちなみに、自分は結構細かくマルチタスクを管理するのが好きなので(笑)、経営企画という仕事は自分に合っていたかなと思います。やっぱり私は責任感が強い方なのでどんな環境でも与えられた役割を全うせねばと感じるモチベーションが強い原動力でもありました。

自分自身が価値を確信できるものを求め転職

大和証券ではたくさんの学びはあったものの、留学中の経験もあり、自分自身の手で新しいものを作り出し、世の中に価値を還元していきたい、と徐々に感じていくようになりました。大きな会社で、自分の仕事の影響範囲がどれくらいなのかわからなかったので、目の前で自分の努力の結果や世の中に与える影響、より具体的にはお客様からのフィードバックを感じたいというイメージでしょうか。そんな経緯で次のキャリアについて考え始めました。

社会に価値を提供する仕事DIGGLE

経営企画で数値管理をやっていたので、DIGGLEのサービスにすぐ共感できました。私も実際に数値管理を行っていた時に、属人化した煩雑なエクセルを生産している現場を目の当たりにしていたので。心底このような課題は無くして本来必要な業務に時間を割きたいと考えていました。

また、CEOの山本に人柄にも惹かれました。山本の話は納得できることが多く、また相手の話を落ちついて聞いてくれるので、良い関係を築きながら仕事を進めることができそうだと感じました。

私は元々経営企画だったので、当初DIGGLEでのミッションとして打診されたCS(カスタマーサクセス)は少しキャリアチェンジになりますが、違和感はなかったですね。自分の数値管理の経験が活かせると感じましたし、CSという職種自体が新しいものであり、これから深堀りされていくポジションだと思ったので、自分で定義していくことができるという魅力もありました。

次回は荻原のDIGGLE入社後の活躍や苦労をお届けいたします!こうご期待ください。

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