今年の10月からDigeonに新しく入社した山口航輝(やまぐちこうき)さんに、Digeonで働きはじめての率直な感想をお聞きしました。
ー まず簡単に経歴や、自己紹介をお願いします。:
山口です。Digeonではシステムエンジニアをしています。経歴としては、神戸大学に入学後、別の大学の医学部に再入学し中退、その後はweb制作の会社で働いていました。
ー 色々あってDigeonに行きついていますね。Digeonに入社を決めた理由はなんでしょうか?:
前職での業務であるweb制作に、少し物足りなさを感じていました。より高度なシステム開発や、AIといった分野に挑戦したいと考えていたときに、ちょうどDigeonからスカウトが届きまして、挑戦したいことに合致していると思い、Digeonを志望しました。家から近いというのも良かったです。
ー 入社前のDigeonのイメージはどうでしたか?また、入社してみてギャップはありましたか?:
入社理由のとおり、webアプリやAIの分野で本格的な開発を行っている会社という印象を持っていました。入社後も、そのイメージは崩れていません。求めていたことができて、うれしく感じています。
ー チームメンバーに対する印象はどうですか?:
Digeonメンバーは、技術の事など、認知の内側の事については良い意味でプライドを持っていて、逆に、認知の外側の事ついては謙虚な姿勢の方ばかりだと感じました。知識が豊富な上に、知らない事は知らないと認め、素直に吸収する強さがあると思います。
現在参加しているプロジェクトでは、VPoEの平田さんにお世話になっていますが、技術の高さに驚きました。Digeonには学生インターンも在籍していますが、学生とは思えないほど優秀で落ち着きのある方もいて、そこも驚きました。自衛隊出身の方もいらっしゃったりと、皆さん、とても興味深いです。
また、皆さん優しくユーモアがあります。考えて論理的に「笑い」をとりにいっていると感じました。
ー 山口さんもなかなか変わった経歴だとは思いますが、確かにおもしろい人材は多いと思いますね。入社後は、オンボーディングを行いましたが、どんなことを実施しましたか?:
Digeonでは、開発業務を行うための能力水準へ達するために必要な学習コンテンツが一覧化されています。レベルが初級・中級と区分されていて、研修として初級のコンテンツに取り組みました。主に、指定されている書籍を読むことになりますが、書籍は会社に用意されています。
オンボーディングとして、他には、CxOとの1on1や、通常参加しない各会議体への参加などを行いました。1on1では、Digeonの文化や、中長期的にどういったエンジニアになってほしいかの要求事項について話をしました。また、各会議に参加することで、メンバーがどのような考え方をしているかを実感することができ、文化についての理解が早まったと思います。
ー Digeonの文化とはなんでしょうか?:
文化として大きく感じたのは、ドキュメンテーション文化です。Digeonでは、働く上でのルールは「handbook」として、エンジニアリングのルールは「Engineering Wiki」としてドキュメント化されています。困った時は、ドキュメントを参照すれば解決しますし、メンバーもドキュメントに則って働いているため、迷いが少ないように感じました。
特に「Engineering Wiki」には過去のプロジェクトが案件報告書としてまとまっており、キャッチアップするのにとても助かりました。
ー ドキュメントを作り上げてきた甲斐があります。今はプロジェクトに参加してもらってますが、業務の調子はどうでしょうか?:
webアプリ開発については、学習コンテンツで習得した内容と、Digeonの「積み木開発」を利用することで、問題なく行えました。前述の「Engineering Wiki」も、とても参考になりました。
今は、AI関連のプロジェクトに参加していますが、こちらはwebアプリとは違う領域なので、少し苦労しています。ですが、高度な部分に触れることができて、やりがいがあります。
ー 「積み木開発」について簡単に教えてください。:
「積み木開発」とは、Digeon独自の開発手法で、コンポーネントを積み上げてソフトウェアを作る手法です。汎用的な機能のソースコードや、UI等が体系的にまとめられています。ドキュメンテーション文化に通じるところもあると思います。
「積み木開発」を行うことで、汎用的な部分は同じソースコードで開発できるため、開発速度や品質の向上が見込めます。エンジニアとしても、ミスが少なくなるため、安心して開発を行うことができると感じました。
ー Digeonの魅力はなんだと思いますか?:
1つ目は管理体制です。Digeonでは、プロジェクト毎に、厳密にタスク管理、進捗管理、原価管理を行っています。この管理体制がなく、自分で管理するとなると、確実に破綻すると思います。組織として、管理体制が出来上がっているのは強みだと思います。
2つ目は情報の透明性です。ドキュメンテーション文化にも通じますが、Digeonでは、社内の情報がすべて従業員に公開されています。もちろん個人情報等は除きますが。また、下からの情報も上からの情報も、すべてが自然とキャッチアップできるように、会議体などの組織体制が構築されています。
ー 山口さんの中長期的な目標を教えてください。:
中期的には、Digeonの技術をマスターすること。長期的には、その技術の中から専門性を身に着けることです。なにを専門とするのか、専門性を手に入れて何をしていくのかは未定です。
ー 最後に、どんな方がDigeonに向いていると思いますか?:
知的好奇心が高く、根性のある方が向いていると思います。逆にそこがないとDigeonは難しいかもしれません。やる気さえあれば、Digeonにはスキルアップできる環境が整っています。
ー インタビューありがとうございました。これからも日々研鑽し、頑張っていきましょう!
最後に:
Digeonでは、学習コンテンツや「Engineering Wiki」の整備により、未経験からでもスキルアップできる環境を整えています。経験者でも、「積み木開発」におけるコンポーネントの拡充やAI関連の案件など、やりがいのある業務も多いです。エンジニアという専門性の高い職業のため、日々、学習していくことが求められますが、知的好奇心の高い方であれば、おもしろい職場だと思います。向上心のある方の採用応募をお待ちしております。